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恐怖の坂

 ( 恐怖・ホラー掲示板 )
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まっしろん ★N0XMMU63ey_UlT

これは、私が高校一年生の時に体験した出来事です。
 私は自然に囲まれた豊かな田舎の地で育ったため、帰りはたくさんの友達と一緒に帰ったり、飲食店などに寄り道することができない場所に住んでいました。そのため、私の通っていた高校も自然に囲まれた場所でした。校門をでると、二つの分かれ道があり、左は平たんな道で町へ抜けるための道、そして右には日中でも真夜中のように暗い、薄気味悪い坂道がありました。夜でも街灯がつかないほど利用する人も少なかったのです。しかし、私の通っていた学校の生徒のほとんどは隣町に住んでいたため、左の道を使って帰るのです。ですが、私が住んでいた家は右の坂道を登った先から20分ほどかかる場所にあったので、基本的に私は一人で下校をすることが多かったのです。
 そんなある日、私は学校でふとした噂を友達から聞いたのです。
友達「ねえねえ、おまえが帰り道に通る坂道あるだろ?あそこ何でも夜になるとでるらしいぜ」
 私は幽霊の存在など半信半疑で信じていなかったので軽い気持ちで聞いていました。。
友達が言うには、午後8時を過ぎたころ、坂道を通ると後ろから何人ものささやき声が聞こえるというのです。しかも、謎の声が聞こえるからと登っている最中に後ろを振り向くと魂をぬかれてあの世へ送られるというのです。私はばかばかしくて聞いていられませんでした。しかし、友達は、あの道は使わないで迂回したほうがいいと警告してくるのです。
そして、7月も中旬に差し掛かったころ、あの恐怖の出来事は起こりました。
私はバスケットボールの夏季大会も近いということで、放課後遅くまで残って練習をしていました。普段は遅くとも6時までにはすぐさま下校をしていましたが、今回は7時半まで練習があったので、結局8時を回ったころに下校をしたのです。それがあんな恐怖の夜になるとは知らずに。。
 私が下校をはじめ坂道を登り始めてちょうど中間あたりに差し掛かったころ、右手木々の奥から老婆の悲鳴のような声が聞こえてきたのです。そのとき私は友達が話していたことを思い出し足をとめました。全身から冷汗がふきだしてきました。わたしは友達の警告を思い出したため、後ろを向かずただ前をみて再び止まっていた足を動かし始めました。そのときです。さっきまで右からしか聞こえていなかったはずの老婆の声が背後からも聞こえ始めたのです。私は坂を全力で駆け上がりました。そして、ちょうど坂の上についた途端、老婆のような声はやみました。私は全身の力が抜け、登り切った安堵感で後ろを振り返ってしまいました。そこには異様な光景が広がっていました。子供のような顔をしたものから、見るに堪えない顔の原形をとどめていないような顔たちが私を凝視しながら叫びをあげてきました。それ以来の記憶はあいまいで気が付くと私は家のベッドで寝ていました。私は大量の汗をかいていました。最初は夢かとも思いましたが、あの恐怖を鮮明に覚えています。そして、あの老婆のようなものがささやいていた言葉を思い出すと今でも恐ろしく感じます。あの噂は本当だったのだろうか、知る由もありません。ただ老婆が「おまえはあと三日で死ぬ」言っていた以外は。。。

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