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狂った街☆レポート

 ( ホラー小説投稿城 )
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銀魚のりりぃ @nazunaneko ★OVUUO2QJ4B_nHx

最初から狂っていたのは、私でした。




日本のあるところにある釘抜町[クギヌケチョウ]。
そこに住む14歳の少女、堂本。
彼女は最近、この町がおかしいと感じている。
それを誰かに話しても、誰も聞いてくれず、
誰も信じてくれないであった。
その中で唯一自分を信じてくれる義兄の健司。
彼とともに堂本はこの町の秘密を紐解いていくのであった。













■そんな感じでやっていきます。下手くそですがご了承ください。
□アドバイス、感想等はサブでお願いします。


1年前 No.0
ページ: 1


 
 

銀魚のりりぃ @nazunaneko ★OVUUO2QJ4B_nHx

FILE 1: 聞いて!!

「健司さーん」

私は扉を開く。

「おっどうした」
「健司さん、聞いてよ!」
「健司さん、じゃなくてお兄ちゃん(ハート)でいいんだぞっ☆」
「嫌です、それより誰も教えてくれないし、聞いてくれないんです!!」
「何を?」

義兄は立ち上がり、キッチンへ向かって行く。
私も後ろについて、必死に伝えようとした。

「この町おかしいよ!
 だってミンナとち狂ってるんだもん!」
「それはお前だけしか思ってない事だと思うけど
 あ、ココア飲む?」
「い、いるけど・・・ホントにおかしいの」
「それじゃ 教えてよ。
 お前がオカシイんじゃなくて、みんながオカシイ理由を」

義兄は私に自分でなくてみんなが狂っている証拠を証明できたら、
私を信じると言った。
義兄は今、高校に通っており、勉学に忙しい身分であるという。
でも友達はいないボッチなので私によく構ってくれる。
父と母は共働きで、夕方に帰ってくることはそうそうない。
その理由もあっていつからいたかもわからない義兄を私は慕った。
いいじゃないか、証明してやるよ・・・。
私はゲーム感覚で義兄と約束をした。
街がオカシイ理由を証明するという馬鹿みたいな約束だけど、
これで誰かに話せるんだ。
そう思うと安心した。
今まで誰も信じたりそっぽ向いて聞いてくれなかったこと全部。
誰かに教えられる。
誰かに・・・・

1年前 No.1

銀魚のりりぃ @nazunaneko ★OVUUO2QJ4B_nHx

FILE2:女子トイレ

一階の奥にある薄暗いトイレは、何故だかみんな好んで使わない。
放課後、私は今、その女子トイレにいる
そして目の前に、変質者がいる。
私は後ずさりをしてもう一度学校のトイレの表札を見る。
うん、女子トイレだこれは。
そして私は息を吸って大きく口を開けた。

「うわああああああ!」

変質者は男だった。
顔は普通で、中年であることが一目でわかった。
そいつはブルーベリー色の薄汚いつなぎを着て、
まるで作業員みたいな恰好だった。
女子トイレに間違えて入ってきた作業員ってだけならよかったのだが、
トイレの便器(和式)を大好きなものを撫でるように優しく舐めていたのだ。
それだけでなく、トイレットペーパーを入れるところ、地面のタイルを舐めた形跡もあった。
そのベちょっととした質感と言ったら全身に鳥肌ができるほどだった。
男は立ち上がり、私の方に向かってきた。
トイレが妙に広い学校だったので、私はすぐに逃げることができた。

「ははははははははははははははははははは」
「モノホンのJCだ!!おいしそう!!食べちゃいたいなぁ!!!」

男は静かな廊下を奇妙な笑い声でどたどたと走る。
私は死ぬ思いで廊下を駆けていく。
あぁ足が速くてよかった!!

「怖くないよ〜大丈夫だよぉ〜」

「ほんの一口・・・ね?」

いや大丈夫じゃねぇよ変質者!!
私は階段を駆け下り、職員室へと向かった。
不思議に思ったのは、廊下を爆走しているとき誰も見かけなかったことだ。
爆走する私とよだれをたらし必死に追いかける変質者がいても
誰も悲鳴を上げる声や叫ぶ声も何も聞こえなかったのだ。
何かがオカシイと思っただけで逃げることに必死で奇妙な静寂に気づけなかったのだ。

「先生!先生!!助けて!!!」
【どうした堂本!!】
「いや変な人が・・・!」
【とりあえずは入れ】
「はい」

先生は私を職員室に入れてくれた。
アイツの足音が聞こえたので、私はとっさに中に入り、素早く扉を閉めた。

【で、どんな奴だった?】
「えっと、女子トイレにいて、便器とか壁とか床とか、
 個室を全体的に舐め回していたというか・・・」

先生は考え込んで私を見つめていた。
あの変質者は扉をスルーして何処かへ行ってしまった。
先生は私の目を見ていった。

【どんな格好だった?】
「青紫のつなぎで、中年で・・・」

先生は笑顔で言った。

【なーんだ!大丈夫だよ】
「は?」
【大丈夫だよ、安心してよ】
「は!?大丈夫なわけ・・・通報してくださいよ!通報!」
【なんで?】
「だってよだれたらして追いかけられたんですよ!?
 食べちゃいたいとか、女子中学生だ!おいしそうとか言われたのに!?」
【あそこのトイレさえ使わなきゃいいんだよ。一階のあそこっしょ?】
「で、でも」

先生のまぶしすぎて後ろから光が差すぐらいの笑みに負けて、
私は狼狽えた。

【馬鹿なこと言ってないでほら早く帰りなさい、いいね?】
「先生でも、あの人・・・」
【いいから早く帰りなさい】

そうして私は泣く泣く教室に戻り、鞄を取って帰った。
なんでみんなが好んで使わないかがわかった。
あの変質者はもともと教師で、いつからかあんなことをするようになったという。
でもなんで先生はなにも対処しないのか?
今でもあいつはあのトイレにいるという。
誰も使わないあのトイレに・・・・・

―――−‐ ‐−―――
「そりゃまあ災難だったな」

義兄は私に冷めた口でそう言った。

「えっそれだけ!?」
「ま オカシイとこもあるけどさ、先生とか。
 それだけで『みんながオカシイ』証拠になるか?」
「なると思います。」
「・・・・・認めてやるよ、この件は」
「!」
「だがな、もっとだ」

「・・・・」

いやな義兄を持ってしまった。
これ以上あんな目に合うのは嫌だが、しょうがない。
いやぁでも、誰かにこういう話したの初めてだし、なんかスッキリ。
・・・・こんなことが起きたの、いつからだっけ。

※警告に同意して書きこまれました (性的な表現)
1年前 No.2

銀魚のりりぃ @nazunaneko ★OVUUO2QJ4B_nHx

FILE3:呪いのニンギョー

「ねー堂本さーんみて頂戴、これ」
「え〜何?ってうわぁ・・・」
「そんなに吃驚した?すごいでしょう?」
「すごくねーよ引くわ」

私の後ろの席の橋本。あいつは少々お頭がヨロシクない。
陰気で髪はいつもぼさぼさ。でもよく私になついていた。
そんなやつだった。
今日は特にヨロシクないようだった。
ボロボロの人形、それも日本人形をもってきていた。
いつもオカシな奴だと思っていたのだが、ここまでになると逆に可哀そうだ。

「なんで持ってきたの?」
「それはね、この人形の力を見せつけるためよ!」
「ん〜あんたの馬鹿さには逆に惚れるわ。
 で、どうすんの」
「わくわくする?そうですよね〜はい
 この古臭いボロボロの人形ですることと言えば?」
「質問を質問で返すな・・・・・呪い?」
「そう!この人形で呪術的なことをするんですよ!」
「は?」
「見ててください」

クマのできた目が優しく笑みを浮かべた。
橋本という女は私に気持ち悪いものを見せつけてくる女だ。
彼女は人形が来ている綺麗な紅色の着物を脱がせた。

「ちょ、ちょっと待ってよ、ごめんトイレ行っていい?」
「え?ハイどうぞ」

私は立ち上がってとりあえず座っていた椅子を手で綺麗にするように払ってトイレに向かった。
トイレにはたむろしている女子生徒がいた。
私と違って凄く派手で、化粧もケバイ。

「あ、どーもとさん。どーもww」
「ねぇ橋本と絡むのやめたら?あいつダサいし」
「何とか言いなよ」

あー糞が。めんどくさいのに絡まれた。
私はとりあえず睨み、ガンを飛ばした。

「なにその目」
「ほっとこうよ、こんなやつ」

さすがにおはな摘んでいく気も無くなって、Uターン。
教室に入ると、なにかざわめきがおきていた。
輪になって何かをとりかこ・・・あれは私の席の近くでは・・・?

「ね、ねぇどうしたの?」
「橋本がさーなんかやるみたいよ?呪い?とか?」
「あ、堂本さん!始めるよ!」
「うん」

心なしか、橋本の眼は笑っていなかった。

つづく

1年前 No.3

銀魚のりりぃ @nazunaneko ★OVUUO2QJ4B_nHx

FILE3:呪いのニンギョー後編

「用意するのはこの針と人形!
 呪いって言ってもね、誰かを呪うわけじゃないの。
 誰かに向けた怒りだとか、悲しみだとかでこの人形を呪うの」
「つまり?」
「身代わり人形みたいな感じ。思いをぶつけるために。
 誰も傷つけないストレス発散人形!!ってわけ」

クラス中で歓声が起きた。
橋本の言い分は、激しい感情を人形に針を使ってブツケル、
するとストレスがあらま不思議!心も体もすっきりするんだとか。

「今から準備するね」

彼女はその綺麗な赤い着物を人形から引っぺがし、
その下に着ていた、白いレースの下着を脱がした。

「日本人形なのに白いレース?」
「これ、もともとフランス人形だったらしいんだけど、
 なんでか知らないけど髪染められたりしててさ、
 日本人形っぽくなってるわけです」
「ふーん」

それでもその人形が高価そうなのは間違いなかった。
着物の材質、レース、目の色、そういうものを見れば、
並みの人形よりよくできていることが分かった。
こんなものを呪いに使うなんてあいつこそ呪われそうだ。

人形は透き通るような白い肌をやっと出したかと思うと、



途中です。

1年前 No.4

銀魚のりりぃ @nazunaneko ★OVUUO2QJ4B_nHx

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1年前 No.5

銀魚のりりぃ @nazunaneko ★OVUUO2QJ4B_nHx

FILE:4 怪盗チーフ

「ねぇ健司さん」
「どうしてもお兄ちゃん☆って呼んでくれない?」
「うんムリ、聞いてよー」
「・・・・うん」

義兄はさぞがっかりした様子でソファにへたりこむ。
私は隣に腰かけ、義兄に話しかけた。

「今日さ、モールに買い物に行こうよ、いいでしょ?お休みだし」
「でも疲れたし行きたくないなぁ」
「行こう」
「はい、わかりましたよお嬢様」
「やった、ありがとおに〜ちゃん☆」
「都合がいい時だけそう呼ぶのをやめなさい。ほら準備しろ」
「はーい」

―――−‐ ‐−―――

外は暑く、照り付ける日差しがまぶしい。
私と義兄はそんな炎天下の中モールへの道を歩いていた。

「そういえばさ、最近ここら辺、不審者出るみたいよ」
「え、嘘」

1年前 No.6
ページ: 1

 
 
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