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ホラー短編集

 ( ホラー小説投稿城 )
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ユズ(*・ω・) @yuzu18☆PYAEXB99Cgse ★WiiU=DF2mJLIdxz

久しぶりのホラー小説です。

題名は、ホラー短編集って書いてるんですが、だいぶギャグよりのホラーになる予定です笑

良かったらサブ記事にコメントお願いします。

1年前 No.0
メモ2016/06/18 17:03 : ユズ(*・ω・)☆PYAEXB99Cgse @yuzu18★WiiU-DF2mJLIdxz

よかったらリクエストお願いします!!

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ユズ(*・ω・) @yuzu18☆PYAEXB99Cgse ★WiiU=DF2mJLIdxz

#01

家族旅行で訪れた旅館の部屋で、私(奈々)は弟の裕太と絵しりとりをしていた。
「あっはははは!!何コレ、全然わからん!!裕太、絵心無さすぎー!」
「なっ、姉ちゃんだって上手くないやん!!俺の描いたアヒルに向かって失礼な!!」
「あんたよりかはマシやってー。てか、これアヒルなん!?私、カモノハシかと思ってたわー。ある意味才能ちゃう?」
「ちょっ、カモノハシはひどいやろ!!」
そんなやり取りをしていた私たちに、お母さんが声をかけた。
「あんたら、そんなしょうもないことしてんと、はよ寝るでー。もう11時過ぎてるんやから」
「えっ、もうそんな時間なん!?寝よ!!おやすみー」
「おやすみー。電気消すでー」
その声で、部屋が真っ暗になった。
少し目が慣れてきたころ、私は少しお腹がすいた。
その時、私は机にグミが置いてあるのを思い出した。
そっと、音を立てないように机に近づき、グミを一粒食べた。
「ま、一粒ぐらい大丈夫か。寝よっと」

ふと、私は目が覚めた。
時計を見ると、3時20分を指している。
「めっちゃ微妙な時間に起きてしまった……」
ちらりと横を見ると、裕太の姿が無かった。
トイレにでも行ったんかな。と思ってると、裕太の声が聞こえてきた。
私は、何かヤバいような気がして、あわてて目を閉じた。
「……お前じゃない……」
「お前でもない……」
裕太の声は、暗く低い。
そして、私の前に足が見えた。
私は、ぎゅっと目を閉じた。
「グミを食べたのは………」
その言葉に、私の心臓が跳ねた。
そして、裕太の手が、私の心臓の位置に………。って、どこ触っとんじゃコラー!!
じゃなくて、グミ食べたことが、ばれる!!
「グミを食べたのは、お前か!!!」
布団が剥ぎ取られた。
「いやだって、裕太のグミとか知らんかったし!!」
「やからって、食べんでいいやろ!!いちいちお腹すいたときになんかつまむから、姉ちゃんは太るんやん!」
「あ”?今なんか言ったか?」
「いいえ、何もございません……」
「裕太!!奈々!!うるさい!!寝なさい!!」
「はい……」
お母さんの言葉で、私たちはしぶしぶ布団に入った。

1年前 No.1

ユズ(*・ω・) @yuzu18☆PYAEXB99Cgse ★WiiU=DF2mJLIdxz

#02

休み時間、私はトイレに行っていた。
「ふぅ。すっきりしたー。」
そう言いながら立ち上がり、水を流そうとすると、
「すみません……かみを、ください」と便器の中から声が聞こえた。
正直言ってものすごく怖いけど、紙をあげないともっと怖いような気がしたから便器に紙を投げ入れた。
「もっと、かみをください」
「あの、もう、紙無いんです」
そう言った瞬間。
「ちがう!!お前の髪だ!!!」
その言葉とともに、便器から手が出てきた。
「キャアアアアアアアアアア!!!!!」
私の叫び声が、トイレの個室にこだました。

とうとう、髪を掴まれ………
スルッ。
「あーもう!どうしてくれんの!?私の髪がヅラやってこと、皆にバレるやん!!」
「づ、ヅラ!?」
さすがにこのことには声の主も驚いたみたいだ。
「ほんま最悪ー。ちょっとあんた!!私のヅラ返してよ!!このツルツルピカピカ頭で授業出ろって言うの?」
「え、ああ、はい」
便器から伸びた手に持ってたヅラが、私の頭の上でふわりと落ちた。
私は鏡を見ながらヅラを整えた。
「これから私がこのトイレに来ても、二度とこんなことしんといて!!わかった!?」
「はい…」
私は、ずかずかとトイレから出ていった。

その後。
「まさかヅラだったとは………ていうか、あの子怖いよー!!うわーん!!お母さーん!!」
それからは、ずっとヅラのことが離れなかったらしい……。

1年前 No.2

ユズ(*・ω・) @yuzu18☆PYAEXB99Cgse ★WiiU=DF2mJLIdxz

#03

『あいつ』……呪ってやる…!!
憎い…憎すぎる…!!!

私がこんな感情に支配されたのは、約6時間前の、午前10時。

「では、数学のテスト返しまーす」
先生が教壇の上で大きな声をあげた。
うわっ、なんでテスト返すかな……先生が持っとけばいいのに…
「相原、石川、上田、大橋…大橋歩!」
「はっ、はい!!」
私は、あわてて席を立って先生からテストを受け取った。
恐る恐る点数を見てみると、赤ペンで41点と大きく書いてあった。
「よ、41って…ちゃんと勉強したのに…」
大きなため息をついて自分の席に腰を下ろすと、後ろから男子が覗きこんでいた。
「ぷっ、大橋頭悪すぎ!!41やって!!」
「なっ!そーゆーあんたこそ頭悪いやろ!何点?」
「実は、俺、98点やねんなー♪」
男子はそう言うと、98と書かれたテストを見せつけた。
「98!?」
「まぁ、俺はお前と違ってちゃんと勉強したからな。お前はどーせ勉強してないんやろ?」
「してっ…」
「あっ、でも、お前は勉強してても全然点数とれへんかぁ!まぁ、才能ってやつか」
「………」
「ま、次がんばれよ!あ、どーせまた40点代か!」
確かにその通りだけど、あそこまで言う必要ある!?
それからは、『あいつ』に対する怒りが収まらなかった。

そして、今は夜中2時。
私は森林の奥に入った。
辺りを見渡すと、大きな木が目に入った。
「この木でいいか」
今日は学校から帰ってから寝たし、かばんに入れてある藁人形もいいできだし、五寸釘も持ってきたから準備万端だ。
私はかばんから藁人形と五寸釘を取り出した。
「…呪うから、せいぜい苦しんどけばいいんや!!」
そう叫ぶと同時、藁人形を木に押し付け、五寸釘を打ち付けた。
「……消えたらいいねん……数学なんか!!」
そう、数学なんか消えたらいいんだ。
おかげでスマホは買ってもらえない。
先生に怒られる。
クラスの男子にバカにされる。
だから、数学なんて……消えたらいい!!


その願いもむなしく、数学は消えなかったけど、その代わり、バカにしてきた男子が反省したみたいだった。
謝ってきたので、一応許しといた。←

1年前 No.3

ユズ(*・ω・) @yuzu18☆PYAEXB99Cgse ★WiiU=DF2mJLIdxz

#04

「……1まぁぁい……2まぁぁい……3まぁぁい……」
どこからか、不気味な声が聞こえてきた。
「……4まぁぁい……5まぁぁい……6まぁぁい……」
その声は、だんだんと大きくなり、不気味さを増す。
私は怖くなって布団の中で目をぎゅっと閉じた。
「……7まぁぁい……8まぁぁい……9まぁぁい……」
と、ここで私は気がついた。
この声、どこかで聞いたような……。
私は、声がする方向へと歩いた。


「1枚足りなぁぁぁい…!!」
私がその声がする部屋の前に来たと同時、不気味な叫び声が聞こえた。
私は勇気を振り絞り、その部屋に入った。
目に入ったのは、白い着物を着た幽霊……ではなくて、恐ろしい顔をしたお母さんだった。
「お、お母さん。どうしたん?」
私がそう言うなり、お母さんはもっと怖い顔になった。
「どうした、ちゃうわ。あんた、前回のテスト、10枚返ってくるはずやのに1枚無いってどーゆーこと?」
「え、あ、その…」
「どうせ数学やろ!?また半分無かったんちゃうの」
「は、はい…」
このあと私は、お母さんにこっぴどく怒られた。

1年前 No.4

ユズ(*・ω・) @yuzu218☆39BdbD.ivGKT ★WiiU=rb9J9NlRp0

#05

「あ〜!もう!日直やからって先生用事頼みすぎ!遅くなったやん!!」
日が暮れるの早くなってきたな……なんか出そうな雰囲気…。
「ねぇ」
「え?」
「私……キレイ?」
上手く状況を飲み込めずにいると、また声をかけてきた。
「私、キレイ?」
私は驚きのあまり、意識が飛んだ。

「…い」
「おい!」
私はその声で、意識を取り戻した。
「大丈夫?」
…あれ?
この人……
頬まで隠れる大きなマスクに……
さっきの、「私、キレイ?」というセリフ……。
「あっ、あなたもしかして!」
「口裂け女!?」
私がそう言うと、その女はニヤリと笑った。
「よくわかったね……」
「そう!!!私は口裂け「サインください!!!」ああ、うん…」

「あんまりセンスが……」
「だって初めてだったから」
「あとこの辺に『ゆいちゃんへ』って書いてください!」
私は、色紙の右下を指差して言った。
「はいはい」

「君、ゆいちゃんって言うんだ?」
「はい!」

1年前 No.5

ユズ(*・ω・) @yuzu218☆39BdbD.ivGKT ★WiiU=rb9J9NlRp0

すみません、途中で投稿してしまったので続き書きます。


「それにしても、口裂け女さんがこんなキレイやったとは…!!」
「キレイ?」
そう言うと、口裂け女はかけていたマスクを外した。
「これでも……?」
「ステキです!!」
「あ、ありがとう」
口裂け女は、少し顔を赤く染めた。

「そう言えば、もう7時になるけど」
「え!?早く帰らなお母さんに怒られる!!それじゃ口裂け女さん、いろいろありがとうございました」
そう言って家に帰ろうとしたその時。

「ちょっと待ちな!!」
「え…?」
ヤバい……今度こそ殺られる……?
お父さんお母さん今までありがとう。
私はここで……。
私は、その場にしゃがんで頭をかばった。
「殺さんといてください!!!」
「殺す…?何を言ってるんだ?」
「はい?」
「私は、女の子が夜道で1人なんて危ないから送ってあげようと思ったんだけど」
「そ、そうなんですか。ありがとうございます」

そして、家の前に着いた。
「もうここで大丈夫です。ありがとうございました」
「いや、家に入るまで見てる」
もう普通にいい人!!!!
「で、では」

家に入ると、案の定お母さんが聞いてきた。
「あんたなんでこんな遅くなったん?」
「なんでもないよ」
まぁ、こんなことお母さんに話しても信じるわけ、ないしな!

1年前 No.6

ユズ(*・ω・) @yuzu218☆39BdbD.ivGKT ★WiiU=rb9J9NlRp0

#06

「はーなこさーん!あーそびましょー!」
「はーい♪」
ぎいいいいい…
「うわっ、ドアが勝手に開いた!」
「ってことは花子さん居るってことなん?」
「ヤバいって。逃げよっ」

3人の子ども達が走り去った女子トイレに1人残された私は、ため息をついた。
「何やな…自分たちが呼んだくせに…」

この小学校の七不思議の1つ。
『2階の女子トイレの3番目の個室をノックすると、花子さんが現れる』。

今までもこんなことがあった。
誰かの呼びかけに応えて扉を開けると、『扉が勝手に開いた』と気味悪がって逃げていく。
怖がらせるつもりは無かったのに。
そう思っていた私は、その時初めて気がついた。

皆は、私の姿が見えてない……。


そりゃあ怖がって逃げていくのも無理はない。
それでもやっぱり悲しかった。

この学校のこのトイレの個室で、何十年もひとりぼっちで、さみしい。
だから初めて誰かがノックしてきたことは嬉しかった。
やっと、私に友達ができるかもって。
だけど、逃げていった。
まだ私のことが見えてないってことを知らなかったあのころの私は、ずっと泣いていた。

そのことを思い出して、また落ち込んだ。

コンコン……

扉をノックする音が私の耳に届いた。
どうせこの子も逃げるんだろうな、と思いつつも扉を開ける。
「あなたが…花子さん?」
「えっ!?」
「もしかして、私のことが見えるの?」
「うん。私、あなたと友達になりたくて来てん」
「そうなん?」
「私、クラスでひとりぼっちやねん。やからあなたの気持ちがわかる」
「そうなんや…」
「やから、私はあなたのことが見えるかもしれんな」
その子は、あははっと笑いながら言った。

初めて。
私がトイレから出てきて逃げなかった子。
しかも、『友達になりたい』って言ってくれた子。

自然と私は笑顔になっていた。
「いいよ!友達になろう!」

1年前 No.7
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