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人間改造計画

 ( ホラー小説投稿城 )
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紀田臨海 @kidarinkai☆V7aNUNRHqr6 ★Tablet=FMCNTT4EMW

  ××××年には、人間は存在しないでしょう。

人間を狩って、人間を改造して、化け物へと育てる。

人々は恐れながらも生きてきた。


でも、助かる方法もある。

_____×××_____ってところへ行き、市役所、裁判所を見つければ

必ず助かる。



さあ、今日はどんな「人間」を狩ろうかなぁ______?

1年前 No.0
ページ: 1


 
 

紀田臨海 @kidarinkai☆V7aNUNRHqr6 ★Tablet=FMCNTT4EMW

「美味しい…人間の脳ミソ美味しい…」

柔らかくジュクジュクしているが、噛んだときにまた
同じ感触を繰り返すのが癖でたまらない。
いつしか好物になったのだ。

「おい、そんなもの食べてないで働け!」

同僚の彼に言われちゃった…。
彼の名前は、東田。
上から目線なくせに仕事のことになると真面目に
なる、二重人格のような人。

「だって、脳ミソ美味しいんだよ!」

「上手いわけねぇだろ。人間の腐った味を食う必要あるかよ…。」

「君の方が案外腐ってたりして…」

"あ?喧嘩売ってんのか?"と怒りモードに入っていた。
これ以上言うと本当に斬られそうなので「仕事してくるよー!!」と
言っておいた。

ここは、人間改造所。
主に、人間を化け物に改造し、化け物に育てるためにあるのだ。

そして色々な化け物が集まってくる。


で、わたしは、その人間を狩る仕事を受けている!
今日は、どんな任務を受けるかなぁ_______?

1年前 No.1

紀田臨海 @kidarinkai☆V7aNUNRHqr6 ★Tablet=FMCNTT4EMW

「大王様、命令はございませんか?」

「楓、今は何もないよ。」

「すみません!遅れましたっ!」

大王の部屋に入ると楓さんがいた。
楓さんは大王の次に優秀な人だ。
忍者みたいに素早くてかっこよくてシュッとしている。
おまけに、スタイルも顔も良く、素晴らしい理想の人。
ただ、人間ではないんだよなぁ…。

「おい、お前!遅いぞ!東田に言われたのに脳ミソ食ってただろ…ったく、人間なんて腐り傷だ。」

「か、楓さん…鬼化してますよぉ…!」

「わたしは元から鬼だぞ?」

そう、楓さんの本当の姿は鬼。
とか言ってもそんなに巨大な鬼ではない。
1度、鬼化したことあるんだよなぁ…怖い怖い。

「ったく、獄卒のくせに。」

「ここは、地獄じゃないですよ!人間改造所です!」

「細かいことは良いんだよ、お前は獄卒。」

「喧嘩が絶えないな。東田には今日、死体を運んでもらう。楓はここで待機しておいてくれ。あとは、斬雨」

「はい!何でしょうか!」

「斬雨はいつもと同じで人間を狩ってくれ。狩れたら、いつもと同じで東田に渡すんだぞ。東田は死体運びをするからな。」

1年前 No.2

紀田臨海 @kidarinkai☆V7aNUNRHqr6 ★Android=O9h0PNe9EJ

「了解しました!」

すぐさま働きに出た。
外へ出ると血の匂いが漂ってきてもう仕事が
始まっていた。

「こら、新人の人間!さっさと働かんか!」

「ぼ、僕は化け物になんか‥なりたくない!」

向こうで言い争う人がいた。
少年は「化け物なんて消えちまえ!」と叫んだまま。
今日は仕事‥‥サボっていいかな。
ふらり、少年のところへ行く。

「言い争う暇あれば、わたしの相手でもしてくれません?」

「お、お前も化け物なのか!?」

少年がキツく睨む。
そんなに怖い顔しないでほしいなぁ‥。
ま、確かにわたしは他の仕事とは違う。
他と違った、“化け物”だ。

「お前、相手してないで仕事に戻れ!」

1年前 No.3

紀田臨海 @kidarinkai☆V7aNUNRHqr6 ★Tablet=FMCNTT4EMW

「人間の脳ミソあげるから、引き下がってくれませんか〜?」

「斬雨…今度は大王様に言うからな。さっさと脳ミソを渡さんか」

人間の脳ミソは美味しい。
けどその良さを分かってくれるのは、
人間改造警官くらい。
逆に地雷と言うのは死体運びの奴ら。
人間の死体を運ぶこと自体が嫌なんだって。
けど、大王様の命令だから仕方ないらしい。

「どうして…助けたんだよ…化け物のくせに!」

「ん?助けた?君なんかを助けたらクビになっちゃうよ〜。」

"勘違いしないでくれるかな?"と上から目線で言う。
人間の脳ミソってさ…思考とか判断力も含まれてるんだよね。
たまに不味い味の脳ミソもあるけどさ。
不思議な味もするやつだってあるから最高だよね、人間って。

「良いよね、人間って。化け物扱いされないでしょ?」

「…お前らが化け物だからだろ?何なんだよ、人間を化け物に育ててどうしたいんだよ?理不尽で残酷だよな…この世って!」

「ここまで強く言い張る人間は初めて。君を殺したくない。ねえ、一緒に"化け物"にならない?」

気に入ったな…この人間。
一緒にお仕事したいな。
きっと楽しいだろうな…脳ミソの良さを教えてあげたい。

「なるって…つらいだろ?どうやってなれば良いんだよ?」

「なる気ありそうだね!わたしは、斬雨。君は?」

「平岸…。斬雨って呼んで良いの?」

「うん、わたしは平岸くんって呼ぶね!斬雨って呼んでくれて良いよ。じゃあ、まず大王様のところへ向かおうか。」

平岸くん…気に入ったな。
同じ仕事できるかな。
人間は、脳ミソ以外あまり気に入らないけどさ。

1年前 No.4

紀田臨海 @kidarinkai☆V7aNUNRHqr6 ★Tablet=FMCNTT4EMW

「じゃあ、ついてきてくれる?平岸くん」

牢屋を開けて平岸くんを外へ出す。
少し…いや、だいぶビビってる平岸くんを励まそうかな…。
でもここで励ましても相手は人間。
死体とか見慣れてないよね…いや、見るもんじゃないのか。

「大丈夫。あの橋を通って門を潜れば大王様のとこへ行けるよ。」

話しているとあっという間で大王様のところへ着いてしまった。
部屋を覗くと大王様と楓さんが待機している。
ギィィーと扉を開ける。

「大王様!」

「何だ?もう東田に死体は渡した……人間?」

「はっ!?人間?斬り殺す!」

「ち、ちょっと、待って楓さん!」

刀を持ちこちらへ向かってくる楓さん。
このままだと本当に殺されちゃう…。

「待て、楓!」

大王様の一声で止まった楓さん。
はあ…良かった。

1年前 No.5
ページ: 1

 
 
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