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連詩(前の人の作品を自分風に書き換える)

 ( リレー詩・合作詩投稿城 )
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いかいか ★NKvFQ0bDn1o

他人の作品を自分風に書き換える連詩です。それを延々と続けます。

例えば

朝日が昇る丘の上で、
京子と昇は夕日を見ながら
手を握り
愛を語っていた
突然背後から
山姥が出てきて
二人の間を通り過ぎ、
妊娠するじゃないの、
このやろう、と言って
去っていった

という詩があり、それを自分風に書き換えるわけです。

妊娠するじゃない、
朝日が昇る、
丘の上で、
握られた手から、
通り過ぎた、
背後の、

去っていた、
ものたちだけが残り、
このやろう、と、
言い残された、
ものだけが、
夕日を登った

みたいに。勿論、書き換えられた作品を書くことは同時に読むことなので、自分なりの解釈で拡張してしまっていいです。
例えば上記の作品を拡張するなら(または別の物語に接続するなら)

妊娠したままの、
朝日が、
丘の上で踊り、

握られた手からは、
言い残されたものだけが残ったままの、
姿で、背後に置かれ、

山姥の、悲しみからは遠く、
去っていったものだけが残る、

それを見て、
通り過ぎる、
人々の、
夕日を登る

みたいに。

ということで、書き換え希望作品を投稿してください。
投稿者がSTOPといって、書き換えの流れを止めてください。勿論投稿者が、投稿した作品が書き換えられて、再度、書き換えられた自分の作品を書き換えて、という風に続けてもよいです。もし、あまりにも長く続き、終わりが宣告されない場合は、スレッド立てた私がころあいを見て終わりを言います。

2009/07/12 22:44 No.0
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るるりら @tokoro10☆lvBAXJMdEOfl ★VNKHgCHA6l_mgE

枯れて、
芽吹いてを
防ぐ傘を忘れた。
これは一体何なんだよ。
ただ、願った。ポツリ。ポツリ。
何度 酸性雨に溶かされただろう。
あの日の雨は まだ止んでいない
退屈な物は全て塗り潰す主義だから、
賛成されることのない ひとりごちするロゴスを
緩衝材のプチプチを潰すように 僕は繰り返す
僕らが こっ恥ずかしいポエムの中の二つの人形だとしても
あの日の帰り際にベンチの下の日陰に咲いていた君を忘れない
校舎裏に出来た水溜まり、反射した純愛、あの日を 忘れられない
あれから何年後だったか。小雨がどしゃ降りの酸性雨に変わったのは。


今もまた
花は咲く
ときより
頬を赤く
染める
紫陽花
のように

2年前 No.473

セザンヌの眼 @eyesonly ★CGamnwNEUw_KHM

どしゃ降りのあれから
何年たったのか
酸性雨の小雨のなか
傘」を忘れた

全てを塗り潰す僕らが
あの日」を
帰り際にベンチの下に
頬を染めて

ポツリ。ポツリ。

芽吹いて

ポツリ。ポツリ。

ただ、願った

緩衝材の
プチプチを潰すように
繰り返す、
忘れられないロゴスの

頬を染めた
退屈な
人形だとしても

恥ずかしい今も
何度 溶かされただろう

咲いていた君」を

水溜まりに反射した
日陰に出来た




2年前 No.474

いっちく @izuru2000 ★WiiU=k98UZt3MBi


突き刺すような雨が風に煽られて、全てを塗り潰す。
あの日のベンチの情景でさえも、見えなくなるぐらいに黒く。
雨はもう害されて黒くなっていた。傘を貫通する勢いの酸性雨が
ポツリ、ポツリと僕を痛め付けるのなら、もういっそ傘なんて忘れてしまえ。

ポツリ。ポツリ。土が害されていく。

ポツリ。ポツリ。誰かさんが祈りながらそこに種を撒く。

ポツリ。ポツリ。どうか。芽吹いて欲しい、と。一人静か。

僕のロゴスを受け止めて、音の鳴らなくなった正式な名前も知らぬプチプチ。
こんな僕の戯れ言でも受け止めてくれたことに、照れ臭くて頬が赤く染まる。
笑ったままの人形が笑った気がした。水溜まりに反射していた黒い花に
その瞬間、初めて気が付いた。

あぁ、やっと咲いたのだね。日の当たらない部屋で独り言う。

2年前 No.475

熱帯夜 羽鈴 @tropical10☆qYE37hQxCjc ★Android=fwORJxULVT




汚染された土壌に見つけたよ。

茎は硫黄のガス色に染まっても

葉は抜け落ちてしまいましたが

咳き込みながら花は咲かせました。

つかの間の蟻達の目印です。


汚染された雨のなかで みつけたよ

幾人の人々が この雨にうたれて

幾度と沈んだ夜に 黒い雨が涙を流す夜に

朝のうたを歌い出した。

傘を捨て 手のひらにある幾つかの言葉で受けとめる。


ザァザァ… ッザァザァ

花は汚れた土壌とともに

流されてゆくのでしょうか

ポツリ …ポツリ。

手のひらおさまりきれない雨で

夜とロゴスに染まるのでしょうか?


まもなく雨があがります。



あたりの汚染された土壌は 汚染された雨にながされました。


ごみ捨て場の 一晩濡れて汚ならしい人形が

笑顔のままにちいさなゆびを指している。


(みつけたよ。きょうもみつけた…ょ)。


土壌に芽吹く、あの花の種達を

水溜まりに反射した朝の青空を

一瞬の、束の間の再生は

その存在の讃歌を名もなくうたう。


朝をその手で遮らないで

言葉を失った手のひらのなかに

あの夜、産まれた祈りがあるのです


夜への追憶に染まった瞳にはうつらないけど

朝のかすかな記憶は確かに

汚れた雨のなかに 空を旅をして来た雨のなかに

その存在讃歌を秘めているのです。


いま、その手のひらのなかにある。











2年前 No.476

セザンヌの眼 @eyesonly ★CGamnwNEUw_KHM

 〈花々の流竄〉


蟻は汚染された土壌を
歩きながら、
花に出会った。
花は土壌から芽吹いた。
笑顔のまま生まれた祈り。

手のひらに、
流れ落ちる
黒い涙が、
咳き込みながら
抜け落ちた束の間を
追憶する。

蟻は、土壌を歩きながら、
花は、傘のように雨に揺れて、
朝のうたを思い出した。

(今日も)

青空が産まれる。
瞳には映らない
名前も無い
祈りが


2年前 No.477

るるりら @tokoro10☆lvBAXJMdEOfl ★VNKHgCHA6l_mgE

空々漠々 とした
あおぞらも ちぎれるときは
わすれぐさのように 赤く鮮烈に土壌と宇宙との間で炸裂するのだ
きょうも嘘で すべてを汚染しつづけている人々の足元で 蟻は動く
死してもなお 花のような蝶を 自分の体よりも
はるかに巨大な旗を振りながら動くのが蟻

われわれが わすれたがっている土への罪の上を
悠々と 花のように歩く
青空が なんど 赤々と燃えようと
大地が なんど 咳込んでも
蟻たちは  あるく

その姿は 音符のよう
いのちの楽譜を紡いで いけ
その祈りの道を 謳え
あの芥子粒のような瞳が
前だけを 選びつづけているように

2年前 No.478

セザンヌの眼 @eyesonly ★CGamnwNEUw_KHM

「ヘメロカリスの夏」


鮮烈な闇の中で
炸裂する
赤い青空
遙かに千切れさった
芥子粒のような祈り

忘憂(ワスレ)草を身につけた群衆の
漠とした大地の上を
勿忘(ワスレナ)草を胸に抱いた乙女は
咳込みながら羽撃く
炎の蝶になって

宇宙の片隅の
片隅の片隅の片隅の
・・・・片隅で
目前の
今が燃えている



2年前 No.479

るるりら @tokoro10☆lvBAXJMdEOfl ★VNKHgCHA6l_mgE

【恋かし蘭】


大脳皮質は、
前頭葉、頭頂葉、側頭葉、後頭葉の四つに区分されますって いうじゃない
それって クローバーみたいなものかしら
だって 四つの葉だもん

鮮烈な夢が炸裂するとき
きっと 脳内の四葉は 頭蓋骨に囲まれた暗がりの中で
オーロラを 映し出しているのね
つきづきに千切れてゆく ケシ粒のような祈りを
忘憂(ワスレ)草(そう)な祈りを
勿忘(ワスレナ)さ草な想いという樹木に
変換させたり させなかったり しているの かし蘭

忘れたくないを想いの種を 胸に抱いた乙女にとっては
今という時間のすべてが
萌えている

2年前 No.480

いっちく @izuru2000 ★WiiU=dX59RLSWRi


クローバーみたいな不出来な脳ミソを抱えた私たち人間は
好き、嫌い、好き、嫌い。クローバーを引きちぎって花占いの紛い物をして、
やる、やらない、やる、本当にやるのか?自分の三秒先を切り開いている。

なんてロマンチックな雑草なのだろうか。
この不可思議な感覚を紡げる言葉をオーロラのフリをした幻影の中で探している。
いつも立ちはだかるのは自分で、水面に自分を乱反射させて祈ってみるけれど、
クローバーをうっかりと、またうっかりと、引きちぎってしまうから
小さな小さな祈りの言葉を忘れてしまったんだ。

私の抱いているこの子はこのマボロシみたいな世界を平行に保つ大樹の、葉なんだ。
茎なんだ。花なんだ。そして未来への種子なんだ。
彼女は貴重な時間を燃やして今、急ぎ足で萌えている。

2年前 No.481

はかいし ★KvzBBlIC6c_5VU

苦労ばあ、
クロウバァの呪いがぬくもりに変わる、秋の午後、
夕闇に揺れて星空は空でなくなり、雨に変わる、星の雨、
その雨に打たれてクロウバァは葉を落とす、一枚、二枚、三昧と、
四枚目は? 知らんな、オーフィリア。

平行世界にある礎の向こう(無効)の岬の中で、
僕らは悲しげなメロディを聴いた、非愛の歌の、不在の声の、魂の、百までの、
水面に移る星の雨は、やがて雪となり我々に向かってくる、
ああ、夏だというのに、なんと涼しいんだろう、
水ストレスで枯死した樹木の群れを見やる、あれにはマツノザイセンチュウが繁殖している、
一角には雨、雨には一角、一角獣、一角樹う、一角銃、もうなんでもいい、
春雨に秋雨に私は光悦寺の声を、聞かなかった、

足もみ健康法の本を読む、
驚異の観趾法、と書いてある、
「私は長年、靴を作ってきました」というメッセージで始まるこの本は、
僕には長すぎる、
引用しよう、
「西洋医学は、狩猟民族であるヨーロッパ人が発展させてきたことからわかるように、本質的に「見えたものを撃つ」医学です。」p56
「腎は二陰に開孔して生殖や便、尿の排泄に関与する」p84
「緑内障とは、細胞組織の間を流れるリンパ液がうまく流れなくなって眼圧が高くなる病気で、」p156
「ボールウイズ」p208
まあこれぐらいにしておこう、

収縮する胃腸の撹拌のマグネチックスターラーの電気の過去の栄光の涙のイエスタデイの、
雨の午後の夕闇のカラヤンのベートーヴェンのジャンゴの時空の軸受けの、
皇帝の眠りの宮廷の諍い女の、

ご苦労さまです、今終わります、

2年前 No.482

@mist9 ★Tablet=iBloTMizIH

春先の花盛りのクローバーにはミツバチがブンブンと忙しそうで
ぼくは寝転がりたかったけど、遠慮した

生い茂った桜の木の木陰は今、ようやく思いっきり昼寝できるぞ!
目を閉じて仰向けに木漏れ日を感じていると
雲の流れて行く音と風の歌が彼方から聞こえてくる

鼻先に何かが触れたような気がして、長い昼寝から覚めると
薄紫の小さな蝶が夕暮れをすぐそこまで連れて来ていた

背中の下のクローバーはしっとりとぼくの背中を包んでいた
夏の香りと静かな時間を犠牲にして
ただ優しく笑うように光と影の中で揺れながら

2年前 No.483

セザンヌの眼 @eyesonly ★CGamnwNEUw_KHM

「ローストサマー」

熱中症の蜂が 花びらに躓く
ちょうど昼寝時
樹陰のない夏の蜂が 躓いた
まるで羽の折れた言葉のように
何でもありの蜜の中へ
フラフラに 脱水した蜂は 真っ逆さまに
琥珀の決意とともに
優しく笑うように









2年前 No.484

いっちく @izuru2000 ★WiiU=dX59RLSWRi


日差しが頭を焦がすから、窓から見える人達は憂鬱そうで。
フラリフラリ、のらりくらり、そんなテキトーな歩幅でこの無駄にデカイ街の
中心を歩いていると、躓いちゃうよ。心の中でぼやいてみるけど、
あぁ!言わんこっちゃないよ!交差点の中の理性はドミノ倒しみたいに連鎖して。
それを余裕綽々で眺めている僕は一体何なんだよ、と
自問した瞬間に僕はもう蜜の中に堕ちていたんだな。

このまま樹液の中で琥珀になるのなら、それはそれで悪くないような。
それはそれで甘くないような。優しく微笑んで、あぁ。命短し夢見よ世界。

2年前 No.485

@mist9 ★Tablet=iBloTMizIH

窓の向こう、眼下に見えるビーチに群れ遊ぶ人たち
日焼けの後のヒリヒリが酷いぼくは敢えて部屋で昼寝する
夕暮れを待って人に紛れて街に繰り出そう
どうせみんな夜中まで平気で買い物してるんだもの
同じ言葉を話していたって、誰もぼくのことは知らない
この心地よい開放感は、まるで蜜だ

出国ゲートを通過するまでのわずかな休日
ぼくは何もしない贅沢を楽しんでやるつもりだ

2年前 No.486

セザンヌの眼 @eyesonly ★CGamnwNEUw_KHM

あしの裏が焼け付きそうな砂の上を
わきに浮き輪を抱えながら
生き物のように往復する波へ向かって歩くとき
ぼくらは〈ビーチ〉を忘れる。

まったく別の場所で
余所余所しく産み出した
接点の欠けた表象でしかない
“言説の丘”に佇んで
そこから見下ろす景色を思い描くとき
ぼくらは〈ビーチ〉を手に入れる。


ゲートを通過してきた、「生まれながらの
サイボーグ達」は、別段何もしない。
何もしないが、
何もしないでスマホを弄る。

砂浜に埋もれて首だけ出してるスピノザに
ぼくは同じ言葉で話しかける。
「砂浜が昼寝してるよ、ぼくの上で」
至極頷いた彼にはそれがわかる。





2年前 No.487

削除済み @tokoro10 ★VNKHgCHA6l_mgE

【この投稿は”ポンデリング”削除されました】 削除者: あうら☆マスター ( 2015/08/20 22:18 )  削除理由: 投稿ミス/本人からの削除依頼

2年前 No.488

はかいし ★iPad=eYI7vhMAKL

ふれる、ふるえる、ピッチカートに、
足の裏には影ができるのかという謎が立ち上がる、
その謎に、ふれるようにして、ふるえ、フレンチ、トーストを焼く、
青い目の少女のように、空は青く、
その清潔な手のひらを大事にしまっておく、

雨の日のように、晴れ、
晴れの日のように、雨る、

2年前 No.489

セザンヌの眼(ハァモニィベル) @eyesonly ★CGamnwNEUw_KHM



文構成が同じで、

 単語を入替えるタイプのパロディ

は元作者に不快感を与えます。


それと、
それをやる人のセンスを疑いたくなります。




全文オリジナルで、文体を似せて書くのは許容されるかも知れず

パクリにならない限度の切り貼りで、自分オリジナルの文体にして構成するならいいでしょう。
(それでも、元作者の 巧い表現フレーズは侵さない配慮は不可欠ですが)

2年前 No.490

セザンヌの眼 @eyesonly ★CGamnwNEUw_KHM

>>490 は、 >>488 に対してです。



>>>>>>>>>>>>>>>>>

   本欄 リレーは、

      >>489

   の作品から続けてください。失礼しました。

2年前 No.491

熱帯夜 羽鈴 @tropical10☆qYE37hQxCjc ★Android=fwORJxULVT

黒い瞳は空を向く。

快晴の空 昨日の夜想曲を紡ぐ言葉は

いつしか素直な沈黙を口実にきめた。


風をおびる。にわかに長い間、

砂浜に立っていた足が震えている。

空より近い砂粒にひそかに結んだ親近感。



5弦の波に浮かぶ数少なき音符

波は休符を奏でることをよく心得ていた

その旋律、

それはまるで、凛とする花々

種にはない、あるひとつのやり方。

あるひとつのファッション。



その精密、

それはピントのあったカメラ

稀にみない、丸いプリズム。

雨雲に差す光軸。



あぁ、しかし今欲しいのは光ではないのだ。

土だ。土をもっとくれ。

くらべて雄弁なマナーモードの魂を埋めたてる土だ。

オートマティックな魂を静める休符だ。


















2年前 No.492

るるりら @tokoro10☆lvBAXJMdEOfl ★VNKHgCHA6l_mgE

管理人様および ご覧のみなさまへ

http://mb2.jp/_gsk/241.html-488#RES

管理人さんへ
以上の作品の削除依頼を提出しております。
管理人さんも お忙しいでしょうし どうしても作業に時間がかかると推測しましたので
私の意思をこちらに書かせていただきました。

作業を よろしくお願いします。

2年前 No.493

セザンヌの眼 @eyesonly ★CGamnwNEUw_KHM

管理人様へ

>>493 の削除と連動して >>490 および >>491 の記事も削除してください。
  ( >>493 に表明された良識に敬意を表して、私からも連ねてお願い致します。)






>>>>>>>>>>>>>>>>>

   本欄 リレーは、

      >>492

   の作品から続けてください。割込み失礼しました。

2年前 No.494

いっちく @izuru2000 ★WiiU=yeSsA93wxg

雲一つ無い青空に向いていた視線が不意にこちらを向いて僕の胸を刺した。
昨夜を想う鎮魂歌の続きを求められているような気がしたから僕は天の邪鬼を
装ってだんまりを決め込んだ。

誰の声もしない。素足が砂に食い込む気持ちの良い音だけが、響いていた。
さざ波が砂浜から生まれた声を纏って、やけに親近感が湧く音が空間を包む。

イヤフォンなんて要らないから。この声を聞いてよ。

その声は胸を張って凛と咲く花の声によく似ていた。うつくしいな、うつくしいな。
遠くの方のバルコニーで、長方形の画面に張り付いているあの子にも聞かせてあげたい。
このオーケストラを。指揮者は僕。さぁ、奏でるんだ。砂よ。波よ。静かに揺らせ、赤い花を。

えー、観客の皆様。くれぐれもケータイはマナーモードにするようお願いします。
群衆にそうは言ってみるが、心では微かに思う。そんなものあの広い海に投げ捨ててしまえ。と。

2年前 No.495

はかいし ★iPad=5WqDJIgnyR

刺した、夜を、きめこむ、だんまりを、
ケータイ小説の中で、

2年前 No.496

黒髪 @kurokami00☆goIK5PGZO9Y ★E010Nhe510_her

夜更け、四人はテーブルを囲み牌をあつかう。だれも発声しない。
ケータイ小説から漏れ出した「I love you」も、色あせるしかない。
かすれて、大きな物語がうごめいていることを、だれもが知っている。
操られながら操るとき、そこに神の気配がする。

2年前 No.497

るるりら @tokoro10☆lvBAXJMdEOfl ★VNKHgCHA6l_mgE


そこにいるのは だれ?
あなたの部屋で あなた以外の 気配がしたわ
夕ぐれに 目がなれてくると だれも声を出さない理由が わかったの
四人じゃなかった 四神だったわ

青いドラゴンが こちらを見ているわ
白い虎は あなたに似た まなざしですりよってくる
朱雀は 赫々赫々(カッカクカッカク)と 鳴いて
亀を突いている
かれらは雀卓を囲んでいる
おそらく ここで大きな物語が 牌によって動くのね

あなたのかわりを彼らにしてもらうわ
朝になったら ドラゴンにのって買い物に行くわ
虎のしなやかな背中に頬を寄せ
鳥のように自由で
亀のように実直に
あなたにしてあげたいことを
あなたにしてもらいたいことを するのよ

くやしかったら 早く帰ってきてね あなた

2年前 No.498

二川湯ん太郎 @nikawateta ★Zg48RlqZUX_kl5

青いドラゴンが火を噴けば
白い虎は尾っぽから毒を吐く
朱雀は呼鈴を鳴らし
亀は伯母さんだった

ドラゴンに乗って買い物に行けば
伯母さんばかりがひしめき合っているスーパーで
駐車場が作り変えられようとして居た

虎は呼鈴を鳴らしたがり
鳥は呼鈴を鳴らしたがり
亀は呼鈴を鳴らしたがり

結局そこに居るのは
坦々麺屋の主人だった
屋台の頃からの習慣で
未だに床がアスファルト
北にテレビで
南にラジオが鳴って居て
伯母さんは北へと斜めの道を自転車で
去って行く所だった。

2年前 No.499

くら @goburin ★iPhone=xMtA2CYZuX

火焔に巻かれ 獣達は這うように走った
黒々と女のかみのように 渦が膨らみ
龍のよう 燃ゆるまなざしに 虎の牙が
(うなり が溢れおちて

ごうごうと揺らめく蝋燭 写り変わる
天女たちの舞踊は 火照りを帯びて
よ。の造形のすべてが 落焼 してゆく
逃げよ、と獣たちは 山の麓にまで

(霊獣の只ならぬさまに 銅鑼がなる
(寺の坊主が両腕の布を捲りたてて
(山火の鐘楼のかよわきを打ちたたき

玄武の湖水が たゆたっていた
黒髪と女たちが燃えさかり 舞っていた
逃げおおせた無数の眼が ひかっていた
赤々と 恨みがましく燃えていた

葉も火も落ちてしまった夜の、

のちには
原始のアスファルト 冷え固まっている
掘り返せない岩の下には 火焔に燃ゆる
溶けた銅鑼が沈み込んでいる

(あるいは虎の牙が



2年前 No.500

kura @goburin ★iPhone=xMtA2CYZuX

吸い殼の古狼。
ともどもに灰気を溢し、
香る牙を開く。

忌憚の 指先、
つ、とふれゆきて、
空火が燃るは、

世界を蹴りすてて

深黒のひとみ
けものの まなこ。
疾そうせる)

夜の龍神よ、
艶めく紅の
とぐろを 巻け。

2年前 No.501

★Android=aiE7QidZxp

色彩を喪ったその獣

ただひたすらに疾走す

その者の後に色はなく

世界は灰に満たされる

大地も空も満たされる

ただ唯一

色彩宿すその瞳

紅蓮に燃えゆくその瞳




1年前 No.502

くら @goburin ★iPhone=xMtA2CYZuX

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1年前 No.503

ゼロ @ahahahaha ★jNZjoMwHGP_PS3

震えている幼子
あの頬の赤さといったら!
全身をあげて泣いている
弦を響かせるがごとく

私に腕があったなら
あの幼子の涙を拭きとり
私の唇で歌を歌うだろう

泣いている一人の獣
私の薄青い光に照らされて

見てごらん私を
ゆるく弧を描いて弦のようだろう
夜にポカリと浮かぶ私の下で
獣のごとき声は止みやしない

1年前 No.504

ハァモニィベル @eyesonly☆AVJdYWehU3w8 ★vAxIKtztwR_9lM



獣のごとき
涙を拭きもせず
震えている
全身を 私を
泣いている
幼子の
あの
頬の赤さ

ゆるく弧を描いた夜に
薄青い光で歌う あの
一人の獣の

唇を

やんだりしない
幼子

声の
弦に照らされて

だろう
見てごらん
響かせるがごとく

弦になった腕も
爪の先までも

浮かぶその下で
泣きながら




(#comment#
 このスレの趣旨にしたがった「書き換え」をした)

1年前 No.505

くら @goburin ★iPhone=xMtA2CYZuX

オレの名は死に晒している
むおんの 前進が、行進する
劣情が催されて、なくなる
白服の女のむねのなかで
涙せる、ながされの怨念名残て

春の日のかげで
オマエが喚いている、酔ひに
さいれんの赤茶けた響き
共鳴するいつかの鴨
とり、とり、
オマエたちは獣ではなかったな

食みても食みても
高速道路を横断する生命戦は
それがたとえ爺でも婆でも同じだよ
とぽんぽこ狸合戦の弥太郎はいった。
その玉袋のなかでは

いつかの貴女が眠っていた。
鈍い色に眠っていた。

生体の中でオレ、電信柱
いおん 的な無限小の生命のなか
届ける命はゼロ距離で燃ゆり
断片的ざんぱんを漁る、トリノ、
ゆああ、とり、とり
オマエたちは獣ではなかったな。
オレはしかし獣だったのだ。

った。




1年前 No.506

ハァモニィベル @eyesonly☆AVJdYWehU3w8 ★JZ6Jo1li3X_9lM



眠っていた白服の獣が
前進する無音のなかに、
赤茶けた行進の 響きの裏に
食みて
喚いて
涙する
オマエがいる。
催されて……共鳴する
生体の中
女の胸にふくらんだ
やさしい怨念を
食みて
喚いて
涙する
オマエのことだ。
電柱のわきの玉袋のなかに
劣情を晒す
無限小の残飯を漁る
生命横断のかげで
鈍い色の断片になって眠る
オレの名は、
オマエタチではなかった
距離ゼロのまま。




(#comment#
 このスレの趣旨にしたがった「書き換え」に割合プラスαした。)

1年前 No.507

くら @goburin ★iPhone=xMtA2CYZuX

冷たい看護師のかきたてる車椅子の軋音に少年が恐ろしくなって飛びおきた7月30日の暗やみに置いていかれた一対の油絵にはだれにも認められなかった獣が天をにらんだままの屹立で共鳴するものを黒森のすきまに探しているということを母親は産まれたときから知っていたが呼吸は長い時間止められていた。

♯broken

と少年は夜に告げられてリノリウムの床に裸指をはじかせたままにきいろい点滅の横断信号をただ一人でとっぱする8月1日についにみじかい夏休みが閉じられて暗がりの猫がさまよう距離のない時間が流れはじめるのだと怨むことすらせずに獣は慟哭して冷えたコンクリートが名もなき一頭の腹を叩くのに合わせたようにミュージックが世界を突き動かす瞬間、確かに万能感を超えたところで、オマエは無敵だった。

1年前 No.508

ゼロ @ahahahaha ★jNZjoMwHGP_PS3

ロールシャッハの夜に少年は身を投げる
モノクロトーンな水泡が車椅子にぶつかり割れて更なる泡が 上へ 上へ
母は知っていたのだ
あの青い希望が彼に何をもたらすのか

弾けた気泡にカメラの焦点 綺麗に取ってね後生だから

思わず駆け出し冷たい床に転がる少年
リノリウムは僕を抱きしめてはくれない
そうだいこうじゃないかあの夏の日へ
棒切れ剣に定規盾

扉を開け放つひどい熱気だ
少年は静かなる公道に立ち尽くしてしまう
その後ろ姿は 紛れもなく無敵であった

1年前 No.509

くら @goburin ★iPhone=xMtA2CYZuX

あわせ鏡のうつり姿
やまかみの境
色のない夜のみずうみ

つつ、つ
とっとっ
つつ

もたらし……はもんの…
息のしらじらの深まり……

まっ青な瞼の裏の
蒼ざめたヨミ
あちいあちいと、あたいをゆぶ
彼のつるぎ
うみつるぎ
女の門くぐりて
かんじょ、せん

まっ青な瞼の裏の
蒼ざめたヨミ

きききき、きい
きいききき、きい

御簾のむこうの叢に
一頭二足のけものがたなびき
あかるみを逃げるよう

てのひらに握りしめた傷があって
そこから血が垂れていたが
つきあかりすらない夜では
なにもみえるものは、おのれすら
色のないかたち…だった…

淵には水面があり
水面には鏡があり
鏡にはまっ青な瞼の裏のヨミ。
穢身をうつす泥のしめり
あざやかにみえる

いま…いま…はもんの…
ゆぅるか…くらがりの…
つぶされそうな…くらがりの…。




1年前 No.510

くら @goburin ★iPhone=xMtA2CYZuX

水底に手を伸ばして沈められたマネキン人形を撫でる営みをずっとずっと続けている。
スプリングの弱いベッドが体重に沈みこんで、ある夜発火する。バッカス。
鏡の中に映り込む髭の生えた面を何度も殴りつけて、治療室にもたれかかったままの学生時代。
あの夜から、汚れた心など見えなくなり、
穢れなど皮膚のうちを騒めいている。
夜が来ている。いまひとたびの、夜が。

1年前 No.511

くら @goburin ★iPhone=xMtA2CYZuX

その、詩人たちの夜もようやく終わり、1つの時代が(つまり言葉が密やかに悦びを弄んでいた時間が、綴じられて)。白紙の魂がハエのようなせせこましさでもって、電子の回覧板を届け回している。叩かれもしないのにドアは口を開き、愚者の如く何かを綴っている。下手な考え休むに似たりと編者は語り、物ガタリたちは機械のような偏執さを詩から奪い去った。光芒がみるみるうちに失せて、詩人たちは朗読劇を演じる。子どものような人間になろうとするが、井戸の中に言葉は落ちていく。手の届かない花と壊れそうなグラスを写生して、救いは言葉のなかには、もはやない。マネキンのような鏡像を撫で回して悦にひたること、それが人間にとっての救いとなろうとは、孤独な舟漕ぎたちは知らなかっただろう。宵闇に終わった夜のきらめきが突き刺さっている。濃色のカーテンに押し付けられた幾つもの掌。その汗ばみもいずれ風化して、詩人が解けていくのだ。絵本の中には(それはあるいは「読まれないことになるだろう」その描き手さえももはやオートメーションなのだから。)誰もいない。絵画の中には失われた言葉たちの、構造体がある。偏執的な公開がなんどもなんども繰り返されて、羅列は読まれなくなり、古びた文化遺産と成り果てるまで、小鳥のように目玉に餌をやるのだ。それが新しい夜の「使い方」なのだ。

1年前 No.512

くら @goburin ★iPhone=xMtA2CYZuX

読解は許容する
同様に、
僕が君を許容するように。

ゆいだくだく、
弓持つ僕から死者の葬列へ
薄紫の、
花のような一輪が飛ぶ
生ぬるさを分割できぬまま
僕は浮かぶ、
ひとつの種子となろう

渾然一体とした事象の連なり、
無限無辺へと至る遠果のいとなみが
見下ろした景色には水晶体がない、
たったの四つしか。

まるく、まるく
いずれ読む者は夜に没頭し、
ただ暗がりに君の手のにおいがする。
桃色の爪のなかを夢想しよう

ゆるく、ゆるく
難解さが解きほぐされて
言葉さえも君の日常にしみる。
それでも、
温かい首すじは触れないでいよう

りりる、りりる
鈴音に額を押し当てること
罰を住まわせること
蛍火の瞳を覗きみやるなら、
指先もまた僕を指すだろう。

ひいらぎに魔除けの虜を託さば
棘がひりりと突きささり、
染み出した血はどこへやら
君には僕の背中が見られない。

それこそ、読解の果て
僕と存在自身が
よみ、に至るということ

夜は何千回もの物語を再生する
ひとつのテープレコーダーに言葉はいくつ
一連の文脈はそして、いくつ。
曲解は許容しない。
けれども僕が君を読み違えるように
解釈は現実に開かれているように
日常が生活を決めてしまうように
夜は数え切れないもので、
そこに浸ることもまたカルマ的だろう。

配置する、ゆいだくだく
月がひとつぶの涙に指をさしむけて
骨の髄まで満たされている。
ギヤマンのかけら
唇にあてがって。
すこし、
ひえる、と思う。




1年前 No.513

ハァモニィベル @eyesonly☆AVJdYWehU3w8 ★uuwvvdbmpp_VuR




骨のかけら
唇に
あてがい、


言葉は
君の髄まで
浸る。


解釈は数え切れない
指をさしむけて
分割できぬまま日常を配置する。


夜は数え切れない
ひとつぶの涙に
満たされたまま、


首すじに爪
君のにおいがする
桃色の温かな罰。


薄紫の死者の葬列へ
染み出した血は
物語を再生する今日の僕。


1年前 No.514

くら @goburin ★iPhone=xMtA2CYZuX

私から
離れた骨の
かけらが、
水底におち
ていくの。

をみて、
ようやく、
かぞえ。
おわる。

巻き上げられ。
灰色もや、
陽の光。
さんざめき、

流れつづけ。
シュラ。
/ //  。 / // /。
\/かぞえきれない/\\
かたちな\きかた/ち/。
 。\ /\\/  \
あららかの
境目の、

呼吸。
形にならない波
水草をなぜて
ひっきりなしの、
ブルー。
泥だまりを
掻きわけて、
ふかく。

突きたたった
手のひらに。
君の
においが、する

○○
○○○○○
小石を蹴りながら○
○底を呼んでいる、言葉の○
水溶性。ハピネス。○○○○○○
染みだした夜のいたづら○○
○○○  無数のスライド。
岩窟にも穴はある、わたしの○
ゆびさきに嫁いだ。。○○
からから、   から○
洗濯した洋服が落ちて○○○
なんて知らないことばかり○
ひっきりなしの、○○○
ブルー。○○
○○○○ぱく。
 ○ぱく。

その、
骨。
触れるほどにやさしい。
そして壊れてしまいそう。
だったから。
夜と
そのまどろみ
の中でだけ
抱いて、
いよう。
桃木の香らない
しずんだ夏
、へと
曇り。
ゆくまで。

1年前 No.515

ハァモニィベル @eyesonly☆AVJdYWehU3w8 ★uuwvvdbmpp_QoP



「どうして」


夏へと染み出た
水溶性のハピネス

無数に流れ
離されていく

呼吸にならない境目の
灰色の陽の底へ も
ようやく、かたちな、かけらが
おわっておちる

まったく
知らない言葉を、さえ
からからに○○○○○
洗濯して。。○○

光を掻きわけた手のひらに
君のにおいがする

深く小石を蹴りながら
まどろみに触れて

夜を壊して

やさしいほどに。

その、中でだけ

つよく、抱いてしまいそう

・・・だったから。



1年前 No.516

くら @goburin ★iPhone=xMtA2CYZuX


『うつり囃子』

水面。百鬼夜行。
ゆめうつつ。逃避行。
木製の神社。神輿。
僕の掌。じてんする球。
夏至。とうげし。囃子。

海藻の臭いがする。
どぼんと陽炎のように
眼球のうしろで揺れる。
焦茶色の瞳と馬尾髪。
紫色に染まる刹那にも、
まぶた。開いて。

掌を、熱電球で透かしながら
君の血潮をみた記憶。
庭のイモリが呼吸するように
幼子たちは名前を呼び、
喪失した神様が帰還する。
ただいま、おかえり。
夜。それはオレンジに染まる。
熱されて狂い咲く彼岸。

砂利の残響。朝焼けに囁く水音。
熱気を忘れたまどろみ。触媒。
砕けたガラス玉とその内側の夜。
やわらかで細い肩。衣擦れの刹那。
導火線についた火種。花火の残響。
忘れない夜は神籤とともに隠されて、

水盤の底。地車が還る。
きぃきい。鉄太鼓。浴衣。
帯の裏。まとわりつく呼吸。
血潮をみた記憶。祭囃子。

1年前 No.517

ハァモニィベル @eyesonly☆AVJdYWehU3w8 ★uuwvvdbmpp_QoP



 「楽車 DanJiri」

どぼんと
水面のまぶた
開いて


揺れる呼吸の
ただいま と おかえり





喪失の臭い


幼子の瞳に隠れんぼする
木製の掌はうつつ


透かしみた
血潮の帯


自転する刹那にわすれて囁く
記憶のうしろがわ


1年前 No.518

くら @goburin ★iPhone=xMtA2CYZuX

くらい水面は 鏡のように
夜がとけこんでいて 息がつまった
ああ
明日からも 生きている
明日からは 生きている

楽の律動が 寝床をさぐる
なんのために ねむるのか
なんのために まなこを使うのか
この夜が
今生の別れとなるならば
この命が
うたかたの夢ならば
布団にしがみついて 口ずさむ
死ぬる死ぬるとも
われ それを知らず
ただ 迷いみちにて
立ちつくすだけ

天井が絵画に みえた。
そんな世界を死ぬまで続けるよ。
墓場までおもちゃを連れて行くよ。
この身体も引きずって。

足がない 足がない
身体を うごかすものがない
熱がない 熱がない
身体を うごかすことをしらない

どこかにおき忘れた心は
きっともう 飢え死んでいる
供養をすることもなく
降りつむ 雪に慈悲を乞うている
祭りの囃子を ききたい
身体をどこかへと はこんでいく
祭りの囃子を きかせてほしい
もう満ち足りた
ここは満ち足りたから

ゆけ ゆけ
火よ
ゆけ ゆけ
火よ

ひのこを生命のように散らして
くらやみのよるのひえた一幕に
解けない花弁をてらしておくれ
くるしいと泣く声を暖めておくれ

ひとはひとりでは とうてい
とうてい 穴熊のように待つばかり
柔らき花を しなやかな青草を
澄みきった空を 水のひえた感覚を
春をまち 夏をまち
冬のなかで 夜のなかで
それでも呼吸に会うのを待っている
火のような熱が 誰かの声が
たましいを焼くのを 待っている




1年前 No.519

くら @goburin ★iPhone=xMtA2CYZuX

水面は夜
とけこんだ息
今生の別れの夜に
口ずさもう

立ちつくすよりも
悪いゆめがいい



足がない
身体がない
熱がない
飢え死にに、
供養をすることもなく
雪に慈悲を乞う
きかせたい
きかせ、
させてくれ。

くらやみのよる
ひえた一幕に
てらしておくれ
雪灯りでもよいから。
私を照らす光をおくれ

ひとはひとりでは
穴熊のように待つばかり
柔らき花を
しなやかな青草を
澄みきった空を
水のひえを。
春をまち
夏をまち
冬のなかで
夜のなかで

たましいを待っている

3ヶ月前 No.520

ハァモニィベル @eyesonly☆AVJdYWehU3w8 ★uuwvvdbmpp_Swk

+

◯水面は澄みきった夏をまち◯春を夜のなかで乞う◯待つばかりの花を無慈悲に供養する冬
◯悪いゆめがとけこんで立ちつくすやみ◯しなやかな身体の熱がない息◯よくひえた夜のようにひとり
◯飢え死にしたまちのなかで口ずさもう◯夜よりも照らすたましいをきかせてくれと
◯柔らき青草を待っている空に〇生の一幕をこともなく口ずさむ秋の光

+

3ヶ月前 No.521

くら @goburin ★iPhone=xMtA2CYZuX

埃っぽい夜にやわらかな光が舞う。
白のような、
オレンジのような。
(橙なら高速道路だ)
静寂のみずかがみに光だけが映る。
姿ない寒えが、
這い上がってくる
地帯の底から。
気に入らなくとも盲目で妥協する。
めしいた手足で息している。
僕たちの。模倣。
うつるものを取り込んで
縮こまった身体を少しずつ近づけよう。
ひとりでは何もできない。
だれかなしでは何ともならない。
空白は生活だけが埋めるから。
灰色の虚無のなか、
掠れた吐息に耳を傾ける。
生きていて。
ただ生きているのが正解なのかもね。

かがやき。
瞬きのなかであなたが見えない。
僕はうつろな、
ゆらゆらのなかでくたばるさ。
英語交じりのレトリック、
朝光のうしろには、神様さ。
神様、ねぇ、結婚しよう、
エンゲージリングはたましいのかけら。
ちっぽけな輪っかなんて、いらないか。

眠気を操ろう。
フィードアウトする夢のなか、
微睡みが僕を許すなら
本物なんかじゃなくても怒らないでしょ。
断片が幸福になる秘密だってさ、
凡庸な創造主なんて
くだらない冗談みたいな歌よりも
口に出さなくてもいいのさ。
いつからか水盤にうつらない表情、
みぎとひだりに跳ね回る指先。
掠れた声でささやいて、
僕がいるって、教えてよ。
知ってみても心は変わらないけれど。
心はずっとここにあるよ。
これからも。いままでも。
一人いれば良いからさ。



1ヶ月前 No.522
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