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不思議な能力学園 パート8

 ( 学園ごっこ )
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鷲樹 @hyouna ★Android=1n8xLWArrI


ピカーッ
ゴロゴロ


荒れた空模様
目の前にそびえたつ大きな、不気味な学園。


「何者だ」


学園に見とれていると、気が付かぬうちに人がいた。

茶に白が混ざった髪の少年だ。
目付きはまるで猛禽類のように鋭い。


「...お前、能力者か。
...じゃあ、辿り着いたんだな、此処に。

なら、俺達は仲間も同然だ。

この書類に必要事項を記入してくれや」


名前
読み
性別
学年
クラス
性格
役割
容姿
能力
その他


「学年は中等部〜年。
高等部〜年。
言うまでもなく1〜3年。
クラスはA〜D。
能力は弱点を書け。
未記入は何一つ認めない。

俺の、これだ」


名前 闇之 鷲樹
読み ヤミノ シュウキ
性別 男
学年 中等部三年
クラス D
性格 クールと言うよりは冷めている。歯を見せて笑うことがない。サディスト。
役割 生徒会長
容姿 茶髪に白が混ざった短髪。金色の目。目付きは悪い。やせ形だが身長は高い。色白。左手の甲と胸元に闇之の刻印がある。
能力 普通より大きな鷲になれる(ただし長時間なることはできない上に普通の鷲より大きいので偵察の際は気付かれないよう注意が必要)
その他 闇之兄弟の末弟。兄たちは嫌いではないが、前会長の姉は嫌い。兄に鍛えられて剣道は達人級。



「かけたな。
これでアンタは学園の生徒だ。

...ドーゾ、宜しく」


差し出された少年の手を____。



【当スレは、パート7から十五年後の設定です。
前のスレからお越しの方、ご迷惑をお掛けしますが宜しくお願い致します】

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風俥 @ganma24☆LZnb0PXE8YNx ★Android=gDVCkSDzHl

 歩き出した狼華の後ろを付いていく。
「本当にごめん……ごめん」
 何も出来なかった自分の無力さと、折角のデートを台無しにしてしまった罪悪感。自分の使えない能力に一般人とほぼ変わらない能力に嫌悪感を抱いた。
 彼は不器用な償いとして、狼華をお姫様抱っこした。>狼華

9ヶ月前 No.101

鷲樹 @hyouna ★Android=1n8xLWArrI

中兄妹、七城>

鷲樹「うるせぇバカ!!」


最後にはバカ呼ばわりだ。


竜也「うるせぇバカ」


こっちもバカ呼ばわりである。
兄弟は似るものだ。


鷲樹「だろ?あり得ない色してんだろ?」

竜也「調理しだいじゃうまくなんだよ」


ごんっと鷲樹に拳骨を落として、レジにならんだ。


竜也「いーんだよ、若者が遠慮すんな」

鷲樹「じじくせ」

竜也「お前ピーマン割り増しな。

あ、すいません領収書で」

「は、はい...!」


そうやって、買い物を終えた。


竜也「さて、喫茶店に...ん...?」


レジ袋を抱えたところで、竜也が動きを止める。
金色の瞳の先には。


竜也「オーイ、七城じゃねぇか?」



零>

狼華「あなたが無事ならそれでいいんです!」


彼が何者かは後で調べればいい。
どうせ逃がしはしないのだから。


狼華「っきゃ...!?
い、良いですよ!下ろしてください!」

9ヶ月前 No.102

天山 @kgb☆YV/LbxVUS0Pr ★Android=0bca4o0hXK

>>竜也


彼にとって、ランニングは日課も同然である。
この日も適当にランニングをしていると、見知った顔が向こうにいた。
闇乃竜也。生活指導員だ。
彼、七城桜花にとり、竜也は頑固親父のような印象を持っている。何故かと云えば、桜花は度々逃げる不良を追い回す竜也を見ているからだ。
その時の剣幕といい、説教といい、完全に頑固親父のように思えた。
「あっ、竜也先生ではないですか。どうされたんです、こんなところで?」
とりあえず普通に接しよう。
角を立てるのはあまり好きではないからだ。

9ヶ月前 No.103

鷲樹 @hyouna ★Android=1n8xLWArrI

七城>

竜也「今日のメニューの買い出しだ。
お前こそ、こんな遠くまでランニングか?」


学園は街からかなり離れた場所にある。
学園の能力者は街や人間を嫌っていることが多い。
そういう意味で、学園はちょうどよい場所にあるのだ。


鷲樹「あれ、アンタって確か...」


竜也の背中から、両手に荷物を抱えた鷲樹が顔を出した。

9ヶ月前 No.104

天山 @kgb☆YV/LbxVUS0Pr ★Android=0bca4o0hXK

>>竜也、鷲樹


竜也は今日の飯の買い出しらしい。
通りで小脇にレジ袋を抱えているわけだ。
「えぇ、まだ半分程度ですがね」
いつものように笑いながら答えた。その刹那、桜花は軽く前方ジャンプし、一瞬で竜也の目の前に移動した。
その時、『あれ、アンタって確か…』とどこかで聞いたことのある声が聞こえたので、それとなくその声の聞こえた方向を見てみると、やはりそこにも見覚えのある顔がいた。
闇乃鷲樹、中等部三年、生徒会長だ。
この学園は闇乃一族が仕切っているが、生徒までその一族が仕切っているとなると、なんだか崇高なものすら覚えてくるが、それはさておき…。
「あ、生徒会長殿ではないですか。奇遇ですねぇ」と返した。

9ヶ月前 No.105

@itxmm ★iPhone=uSyqKf7JNY

>>鷲(ジウ)、竜(ノン)センセイ、桜(イン)


「ばっ、バカじゃないよー!……たぶん」

鷲樹にバカと言われ多分バカじゃないと言い張る香陽。はてさて、どこからこんな話になったのだか。
鷲樹が竜也にバカ呼ばわりを食らっているのを見て、何故か香陽は得意げに笑った。……かと思えば、服の袖で隠れていてもなお強烈な手刀が脳天にあたる。

「オメェもバカある、香。鷲(ジウ)に謝るよろし」
「不好意思……」

流石に香月には弱いのか、それとも強烈な手刀故に逆らうことができないだけなのか分からないが香月に負けて謝罪をする香陽。
いくら袖というカバーがあるにしても、流石力の香月である。香陽のスピードとは違って別の意味でえぐい。

「もうちょい美味しそうな色して欲しいよねー」
「食品改良するしかねぇある」

文句を垂れる香陽の言葉に呆れて香月は適当なことを言って返しておいた。無視するという手段もあったが騒がれそうなので無視はやめておいた。
香月の言葉に竜也が若者が遠慮するなという言葉に、それじゃあ遠慮なくという意味も込めて香月と香陽は嬉しそうに頷いた。
何も考えていない故に素直なのは大変よろしいが、変な業者は引っかかりそうだ。

「わーい!喫茶店〜!鷲、何食べるよ〜!……ん?竜(ノン)センセイ?」

竜也が止まった事にテンションの高かった香陽は不思議そうに首を傾げた後に竜也に続いて大きな青色の目を揺らして目線の先を見る。
七城桜花。香月は生憎四月一日生まれなので同学年ではないが、香陽の同学年なので名前は知っている。クラスが違うのであまり話した記憶はないものの。
桜花が鷲樹に話しかけた事を見て、香陽も声を掛けねばと挨拶をする。

「に、ニーハオ、桜(イン)」

なかなか話さない人にはやはり緊張するのか、香陽もちょっと気恥ずかしそうにしながら声をかける。
いつも余計なほどに威張っている人種とは思えない。

「どしたある、妹。気持ち悪いあるな」
「ツァオザー!」

兄である香月の発言に「うるさい」と返す辺り、やはり典型的な内弁慶とも言える。

9ヶ月前 No.106

鷲樹 @hyouna ★Android=1n8xLWArrI

七城>

竜也「お前も熱心なのな」


それもいいけど、と付け加えた。
竜也も学園に通っていた頃は兄や姉にならい筋トレに励んでいた。
...さすがに、七城ほどジョギングしたことはないが。


鷲樹「ドーモ、七城サン。
俺らは喫茶店よってからかえる。
アンタも来る?」



中兄妹>
鷲樹「ツァオザー」


香陽の頭を押さえてうるさいといい放った。


竜也「オラ遊んでねぇでさっさと行くぞ」


悠々とあるく三十代独身。
兄弟全員そうだが、竜也もかなり顔は整っているし背も高い。
モデルでも見るのような目で人々が凝視していた。

彼はそれを無視し、喫茶店に入る。


「いらっしゃ...おや竜也さん」

竜也「うーっすおっさん。
あいてる?」

「今あけるよ」


店内に客はほとんどいなかった。
マスターであろう、おっさん呼ばわりされた男性は
カウンターにすわる別の客に一言告げ席に案内をする。

紺色のパーカーを、フードまで羽織ったカウンターの人物はマスターに頷き珈琲とアップルパイに手をつけた。
けしてその視線を竜也たちにやることはない。

9ヶ月前 No.107

天山 @kgb☆YV/LbxVUS0Pr ★Android=0bca4o0hXK

>>竜也、鷲樹、香陽


竜也に熱心と言われ、桜花は割に意外と感じた。
何故なら、桜花は竜也が自分以上のトレーニングをしていると思い込んでいたからだ。
「まぁまぁ、センセーもちゃんとトレーニングした方がよろしいんじゃありません?強くて悪い子にナメられちゃいますぜ?」
ニヤリと笑う桜花。
桜花はそのとき、自分が全力でこのおっさんに挑戦すればなんとか勝てるんじゃないか、と闘争本能が疼くのを感じた。
と、その横から女性の声が聞こえた。
視線を移すと知っている人が二人もいた。
「中香月…だったかな?」
桜花はA組、彼女はC組のため、面識はあるものの特に見知った仲というわけではない。
しかし会ったのだから挨拶はせねば、と思った。
「やあこんにちわ。奇遇だね」
とだけ声を掛けた。
『に、ニーハオ、桜(イン)』
「君は中香月の妹さんかな?」
彼女は一年生のため、面識すらないが、香月によく似ているためすぐに気がついた。
が、名前は知らないので妹さんとしか言えない。
「ごめんね、名前わからないから馴れ馴れしく呼ぶことになっちゃって」
柔和な笑みを見せながら言葉を交わした。
その横から、鷲樹が喫茶店に寄っていかないか、と誘ってくる。
「ちょうどいい、俺も喉が乾いてしまって、そろそろ水でも飲もうと思ってたんだ。でもペットボトル持ってくるの忘れててね。ちょっと困ってたんだ」

9ヶ月前 No.108

風俥 @ganma24☆LZnb0PXE8YNx ★Android=gDVCkSDzHl

 零は「ごめん」と言い、狼華を下ろした。
「ここまで来れば大丈夫だと思う……」
 確かここは零達の縄張りだった筈だ。縄張りに絶対入ってないとは言いきれないのだが、零は一安心し息を漏らした。
「どこか適当な店でも入ろっか」
 静かに目を見た、いつも通り疲れた様にも見えるが激しく怒りに震えているようにも、悲しみに打ちひしがれてるようにも見える。何とも形容し難い表情だった。>狼華

9ヶ月前 No.109

鷲樹 @hyouna ★Android=1n8xLWArrI

七城>

竜也「うるせぇよ。
お前に言われなくともしっかりやってらァ」


一日でも鍛練をサボれば兄達に怒られるし鷲樹にバカにされる。
姉だってきっと黙っていないだろう。


竜也「姉ちゃんみてェなこといいやがって...っと、怒んなって」


姉ちゃんという単語を聞いたとたん、鷲樹が鋭い視線で竜也を睨み付けた。
射殺さんばかりにいきおいに、竜也が平謝りする



零>

零に下ろしてもらい、彼を支えつつ歩いた。


狼華「じゃああそこに入りましょう!
色々考えなくちゃいけないし...」


自分の恋人を傷つけたあの男。
ただですませるつもりはないと、拳を握った。

9ヶ月前 No.110

@itxmm ★iPhone=uSyqKf7JNY

>>鷲(ジウ)、竜(ノン)センセイ、桜(イン)


「そ、そーりー……」

不好意思はどうした。
香陽は鷲樹にうるさいと言われ露骨にシュンとしたように眉を下げた。彼女が犬なら尻尾は完全に下がっているだろう。というか犬じゃなくても下がっていそうだ。
遊んでないで行くぞ、という竜也の言葉にいち早く香月が反応をする、と。香陽が珍しく気恥ずかしそうに声をかけた桜花に名前を呼ばれ、香月は少し驚いたように桜花を見た。

「まさか我の存在を認識してもらえていたとは……吃驚ある」
「哥にも友達居たのね」
「ツァオザー」

まさかの存在を認識してもらえた発言。香陽はそれに対して友達居たのねという失礼すぎる発言。香陽の言葉に服から指を出して香陽の額にデコピンをかますと、香陽は痛そうにおでこを押さえる。
ふと自分の名前も呼ばれた事に香陽が驚きつつも、妹かと問われた事に数度頷く。

「香陽(シャンヤン)……ええと、香るに太陽の陽で香陽よー」

香陽も少し吃りながらも名前を教える。
そんなこんなをしていると、竜也が先に行ってしまったので、香陽は竜也の後をついて行くように走った。
片時であろうとも滅多な事がない限り鷲樹から離れる事は無い香陽が自ら鷲樹と離れたところに行くのは珍しい。野生的な力で生きている内弁慶にも一応恥ずかしがり屋な面もあるそうだ。

「桜(イン)も一緒あるか。我の妹が失礼な奴ですまん。合流したら叱っとくある」


一方、自分が思っていたよりもシャイだった事に驚きを隠せないでいるまま竜也を追いかけた香陽の方は、竜也を見る目線の凄さと喫茶店に入ってもなお堂々たる姿に少し驚く。
紺色のパーカーをフードまで羽織るカウンター席の人に一瞬「室内くらいフード外せばいいのに……」とも思いつつ、あんまり人を見るのは失礼だと思いならばと、竜也の方をジッと見た後に口を開く。

「竜(ノン)センセイ、なんでそんな出来てる人なのに彼女できないね?」

不思議そうに香陽は言った。
失礼というかなんというか。やはり香月の妹なのだとわかる瞬間でもあった。

9ヶ月前 No.111

鷲樹 @hyouna ★Android=1n8xLWArrI

中兄妹>

鷲樹「...」


喫茶店についてからというもの
鷲樹はカウンターのパーカーの客をずっと見ていた。

店主に断りをいれ、煙草をすうその客。
男性なのか女性なのかさえわからない。


竜也「オラあんま凝視すんな。
無礼だぞ」

鷲樹「...アイブラ一ミリ」

竜也「あ?ああ、あのタバコな。
すぐわかるもんな」


鷲樹はそれ以降、客に視線を向けることはなかった。


竜也「ウルセーばか野郎!
俺が聞きてぇよ!」


実際、竜也がつくろうとしていないからなのか...。
真実はやみのなかだ。


カランカラーンッ


「いらっしゃーい」


入ってきたスーツの男達に、店主の顔が強ばった。
男達はカウンターのパーカーの客の背後に立ち
後頭部になにかを押し付ける。


「...売上金全額寄越せ。
こいつの頭吹っ飛ばしたくなきゃな」


店が一気に緊迫するなか、竜也や鷲樹は呑気に煙草をふかしていた。
銃を突きつけられている人物ももしゃもしゃとアップルパイを食べている。

9ヶ月前 No.112

@itxmm ★iPhone=uSyqKf7JNY

>>鷲(ジウ)、竜(ノン)センセイ


香陽はすぐに目をそらしたパーカーの客を鷲樹がジッと見ているのを見て、香陽もやはり気になる気持ちに負けたのか鷲樹同様にパーカーの客をチラチラと見ていた。
竜也の無礼だという言葉とほぼ同時に「香」という香月の少しきつめの声に香陽もすぐにパーカーの客を見るのはやめた。
鷲樹と竜也のタバコの話に香陽は不意に香月に「知ってる?」なんて聞いたものの、香月も首を横に振った。

「でも我も竜(ノン)センセイよりも鷲(ジウ)の方が好きよ」

無慈悲というかなんというか。年齢が違うからこそそう言えるのもあるのかもしれないが、俺が聞きたいという竜也には少々酷とも言える。

来客の姿に店主の顔が強張ったのを見て、香陽は不思議そうに首を傾げる。香月の方は「気にすんな」と香陽に声をかけるものの、香陽の方は気になって仕方ないようだ。
パーカーの客の後頭部に何かを押し付けた様子の来客の発した言葉に香陽は咄嗟に勢いよく立ち上がる。

「何してるね。今すぐその人から離れなさいよ」

香陽は売上金を求める客の後ろに回り込んで手首を強く掴むとキッと睨んで声をかける。
残された香月の方は来客の言葉を聞いた瞬間に香陽が間違いなく出るだろうと思っていただけに引き止めるのを遅れた事に舌打ちを打った。
やはり妹が気がかりなのか、香月は服の袖で隠れた拳を強く握りしめていた。

9ヶ月前 No.113

風俥 @ganma24☆LZnb0PXE8YNx ★Android=gDVCkSDzHl

 適当な席に案内してもらい、席についた。
「なぁ、狼華……本当にごめん。」
 机越しに頭を下げた。彼はゆっくりと顔を上げ、後ろめたそうに目を伏せた。
「あぁなったのも全部俺のせいなんだ……」
 バツが悪そうに店員が持ってきたお冷を飲み干した。>狼華

9ヶ月前 No.114

天山 @kgb☆YV/LbxVUS0Pr ★Android=0bca4o0hXK

>>竜也、鷲樹、中姉妹


竜也達と喫茶店に着き、一息ついた桜花は適当にコーヒーを頼む。
「は〜…にしてもこの頑固親父、割といいやつじゃん」
聞こえないような小声でそう呟いたときだった。
『…売上金全額寄越せ。こいつの頭吹っ飛ばしたくなきゃな』と、えらくドスの効いた声が店内に響くと同時に、カウンターに4人の男が屯しているのがわかった。
桜花の背後のため、直接視認したわけではないが、常時発動している能力のおかげですぐにわかった。
「センセ、どーすんのあのへなちょこ共は。頭吹っ飛ばすとか抜かしてますが_____」
言い終える前に中香陽が動いた。
どうやら、一人を無力化したらしい。
「あーらら…まぁ、任せるか」
思った以上に喧嘩っ早く、かなり軽率な行動だが、自分が出るまでもなくあのチャイナ娘だけでどうにかなるだろう。
そう思って、桜花は気にしないことにした。

9ヶ月前 No.115

天山 @kgb☆YV/LbxVUS0Pr ★Android=0bca4o0hXK

【すいません、思ったよりレスの流れが早く、時々レス蹴りをしますがご了承ください( ノ;_ _)ノ】

9ヶ月前 No.116

鷲樹 @hyouna ★Android=1n8xLWArrI

中兄妹、七城>

竜也「そりゃそうだろうよ」

鷲樹「なっ...!」


また鷲樹が顔を赤く染めた。


竜也「ほっとけほっとけ。
下手に動く方が自分達が能力者ってのひけらかし../オイオイ...」


最後までいう前に、香陽が動いてしまった。
鷲樹に見とけよ、という視線を向ける。


「...」

「んだテメェ!!」


男達はふんがいし、客はやっとアップルパイを食べ終えていた。


「ぶっ殺してやる!!」


腕を掴まれているのとは別の男が、香陽に手を振り上げる。
キラリと底光るナイフに鷲樹が顔を青ざめた。

だが。


「__ヒトの後ろで子供に手ェ出そうとすんじゃねェ」


パーカーの客の裏拳で、ナイフの男が倒れた。



零>

狼華「俺のせいって...いったいどういうことですか?
あの男を知っているの?」


最初にあの男が現れたときの零の反応はどうみても知り合いではなかった。
...囚われている間に思い出したの...?


狼華「零さん、もう謝らないで。
無事ならそれでいいの」

9ヶ月前 No.117

@itxmm ★iPhone=uSyqKf7JNY

>>鷲(ジウ)、竜(ノン)センセイ、桜(イン)


「どしたのよ、鷲(ジウ)」
「やめてやれある、妹」

良くも悪くも馬鹿素直な香陽は言葉に詰まった鷲樹を見て不思議そうに首を傾げた。香月の方は何も考えていないだけであって人並みに把握能力はある。
と、いうよりは、同じく男心として何か思う事があったのだろう。流石の香月も鷲樹に目線を配りながら香陽にやめてやれとの声を掛けた。

竜也と桜花の声も聞かぬままに動いたのが、憤慨した男の「ぶっ殺してやる」との言葉に目を見開く。
それなら、と口を開きかけたところで口をつぐむ。簡単な事だ、どこかからキラリと光る刃物が目の端に映り、お喋りしていられるような相手では無いと判断した。
勿論、刃物が見えたのは香月も同じで香陽なら大丈夫だろうと思っていても万が一の事を考えていると気が気でなく、立ち上がろうとした。
が、パーカーの客の裏拳でナイフを持った男が倒れた。

「お……?」
「お、おう……つ、強いのね、貴方……」

思わず香月と香陽も驚いたように声を漏らした。
しかし、ここで終えられるとは到底思えないので、手首を掴んでいる男のうなじに手刀を的確な角度とスピードと強度で突っ込む。
手刀にあるまじきえげつない音がしたが、こんなもの普段から能力でも無いのに鋼のようなパワーを持つ香月と手合わせをしている以上序の口である。

「人様に迷惑かけないで」

香陽はそう言って男と、チラリとパーカーの客を見た。
少し離れていたところで心配になりながらも香陽を見ていた香月は安心から「オメェがかけんなよ……」と小さく安堵の息と共に苦笑気味に呟いた。

9ヶ月前 No.118

風俥 @ganma24☆LZnb0PXE8YNx ★Android=gDVCkSDzHl


「いや、あの姿は知らないというのが正しいかな」
 メニューを開き、適当なメニューを店員に言った。追い出されない為にだ。
「あいつのタトゥーを見るに俺が組の在り方を変えた時に出ていった奴らの一人、姿が違うのは疑問に残るけど」
 心の底から疲れた様なため息をつき外を眺めた。見栄えの悪い住宅街の中にあるコンビニが目に止まった。コンビニには柄の悪い暴走族のチンピラが屯している。偉そうにしているが無力だ。今の自分の状況もチンピラと同じだった。
「あいつの姿は組のものに作らせた意識を持つ貌のない木偶だった。偶然、能力を持つ事が出来てからあいつは伏兵や諜報員として働いてた」

「基本的にとち狂ってるけど温厚で、悪い奴じゃなかったんだ。憎まないでやってくれ、悪いのは俺だ」>狼華

9ヶ月前 No.119

鷲樹 @hyouna ★Android=1n8xLWArrI

中兄妹>

鷲樹「うるせぇばか!!」


もう知らんと、運ばれてきたパフェを口にはこんだ。


「貴女も大概ね...。
マスター、お代ここおくわ」

「あ、あぁ...」


客は立ち上がると、何事もなかったかのように金をおく。
男たちははっとして客の肩をつかんだ。


「待てどこにいきやがる!?
よくも俺たちの仲間を」


「___触るな」


バキッと男の腹部に蹴りが入った。
次いで、他の男達を店の外にほうりだし、立ち回りが始まる。


竜也「あーあ。
おっぱじまったなぁ」


やれやれ、と竜也がため息をはく頃は男達は皆倒れ
パーカーの客はポケットに手を突っ込んで歩き出していた。



零>

狼華「...そう」


話された内容に、狼華もため息をはいた。


狼華「あなたが恨むなというならそうしたいけど...。
アナタに傷をつけた行為が私は許せない」


愛する人に手を出した。
タブーを犯された狼華が憤慨するのも理だ。

9ヶ月前 No.120

@itxmm ★iPhone=uSyqKf7JNY

>>鷲(ジウ)、竜(ノン)、桜(イン)


うるさいと言われて香陽は不服そうにぷぅ、と顔を膨らませた。
しかし顔を膨らませたのも一瞬の出来事で、鷲樹の頼んだパフェが届くとわぁ!とすぐにそっちに物欲しそうに目を向けた。
野生というかなんというか……。
香月の方はその通りでメニューを暫し見た後に竜也をチラリと見た後に流石に控える事にしたのか紅茶を頼んだ。
流石に喫茶店で大食いする勇気は香月にもなかったみたいだ。

「……あれ?」

パーカーの客の言葉に不思議そうに香陽は首を傾げる。
勘違い?かもしれない、が。
聞いたことがあるような、無いような。
それから、パーカーの客がお代を置いて男たち諸共喫茶店から出て行ったのはすぐの事だった。
香陽の中での野生の勘のような何かが何かを感じ取ったが、それを理解できなければ意味も無いので、ただの気のせいだと片付けて席に戻った。

「白痴。我担心」(馬鹿。心配した)
「……不好意思、哥哥」

珍しく素直に心配した、と言った香月に、香陽も流石にやってしまったかと反省したように軽く頭を下げた。

「皆もゴメンナサイよー。今後はもっと気をつけるね」

香月に言われてシュンとした後に、急いで竜也達の方を見て頭を下げてちゃんと日本語で謝罪を表示した。
感情のままに動いてしまう野生力もここまで行くと良いものとは言えない。そろそろ香陽にも考えるという行為を覚えてほしいものだ。

9ヶ月前 No.121

鷲樹 @hyouna ★Android=1n8xLWArrI

中兄妹>

鷲樹「...最悪」


中兄妹のやりとりは目にいれることもなく
パフェを食べつつ窓の外を見て呟いた。
外ではパーカーの客にぼこぼこにされた男達が素晴らしく延びている。

パーカーの客が発した言葉や声はおそらく女性のそれだった。
されど見せた立ち回りはけしてか弱いものではない。
戦闘に酷くなれた立ち回り。


近接格闘術での戦闘。


鷲樹「...」


刻印の刻まれた鷲樹の手の甲に骨が浮き出た。

9ヶ月前 No.122

@itxmm ★iPhone=uSyqKf7JNY

>>鷲(ジウ)、竜(ノン)センセイ


「!」

鷲樹の姿に香陽は慌てたり寂しそうにしたりかと思えばまた慌ててみたり焦ってみたり百面相をしているかの如く表情をコロコロと変えた。
流石に鷲樹に目も向けてもらえないのは香陽にとってはそこそこしんどかった。香月の方は一人百面相をする香陽の姿に呆れたように肩を竦める。
素直にいつも通り何事もなかったように声をかければいいものを、鷲樹が相手となるとここまで慌てたりするものなのかと香月は溜め息を吐いた。
とは言え、香陽が飛び出したのも明らかに止めるのが遅くなった香月の責任でもあるし、香月も反省がないかと言われればそうでもない。

もしあのパーカーの客が居なければ?
それを考えて少しだけ香月は首をかいた。万が一のことがあってしまっては、なんてふと考えつつも、パーカーの客の動きには香月自身なんとなく思う事があった。
かなりの手練れというか、普通の人間にはまず無理な立ち回り方をしていた。

不意に闇之の刻印が刻まれた鷲樹の手の甲に骨が浮き出たのを見て、香月は不思議そうに首を傾げる。
手に強い力を入れているのは分かる。何か思うことでもあるのだろうか。
香月が問おうと声をかけようとした矢先に、鷲樹の手の上に香陽が柔く手を重ねた。

「ど、どうしたの」

流石に強気には出られない香陽が控えめに鷲樹に尋ねた。
香月からすれば驚き以外出てこない。香陽に人を気遣うなんて高度なことが出来るとは思っていなかったし、なによりも今回は本気で反省している。
主人鷲樹、恐るべし。

9ヶ月前 No.123

鷲樹 @hyouna ★Android=1n8xLWArrI

中兄妹>

鷲樹「...」


重ねられた手を見て、視線を上にあげる。
香陽に外傷は一つもない。
喜ばしいことだが、あの客によるものだとすると
なおのこと腹が立った。


鷲樹「...香陽、ああいうのはほっとけ。
言った通り、あんな場面で呑気にアップルパイかじってるバカは十中八九能力者かかなりの手練れだ。

...見ろこれ」


長い腕を伸ばして、床に転がったままの拳銃を持ち上げる。
どういうわけか、引き金の部分だけ綺麗に割れていた。


鷲樹「あの立ち回りの最中、こんな引き金の部分だけ壊せるような芸当は能力者しかできねぇだろうが。
能力者であったって数は限られるだろうけど」


既に粉々になってゴミと一体化した引き金の部分。
もうそれを見る気にもなれず、鷲樹は香陽を見つめた。


鷲樹「...もう言いてぇことわかんだろ。
手も触れず壊すことができて
傭兵かっつーほど戦闘力が強くて
あんな場面で呑気にアップルパイかじってる度胸持ってて
俺が不機嫌になるテナーソプラノボイスっていうのが誰か」



「あー...柔軟にもなりゃしねぇ」


風が吹いて、パーカーの客が立ち止まる。
かなり強い風で、フードが頭からずり落ちた。

現れる、夕焼けで輝く朱色と散りばめられた銀色。
さらりさらりと、花の香りのする髪が風に遊ばれる。


「___強くなったが、相も変わらずあまちゃんと言ったところか。

なァ?


香陽、香月」


暗くなり出した空を見上げて、小さく笑みをこぼす女性がいた。

9ヶ月前 No.124

天山 @kgb☆YV/LbxVUS0Pr ★Android=0bca4o0hXK

>>中姉妹、竜也、鷲樹


「あのパーカー…なんだありゃ、能力者か?」
近接戦闘にひどく手慣れた様子は、明らかに常人ではない。
「ま、関係ないかな」

中姉妹と話し込む竜也たちを尻目に、桜花はある思いを抱いていた。
(あのパーカーと戦ってみてぇな…)

「竜也さーん、コーヒーご馳走さま〜!俺これからトレーニングの続きやってくるんで〜!じゃあまた!」
そう言って、制服の上着を置いてインナーと長ズボンと云う出で立ちでカフェから飛び出した。

9ヶ月前 No.125

鷲樹 @hyouna ★Android=1n8xLWArrI

七城>

竜也「あぁ、十中八九能力者だ。
しかも、お前が今通っている学園の卒業生だぜ」


珈琲を啜りながらぽつりと呟く。
竜也には、あれが誰なのかわかっている。
あえて口にしないだけだ。

鷲樹が怒るから。


竜也「おめぇの考えてることは大体わかるぜ。
アレと戦ってみてぇんだろ?

俺は愚か、兄貴達でさえあれにゃ勝ったことねぇんだぜ」


っくく、と意地の悪い笑みを浮かべて珈琲を飲み干した。


竜也「おう。
あ、晩飯には間に合えよー」

9ヶ月前 No.126

@itxmm ★iPhone=uSyqKf7JNY

>>鷲(ジウ)、竜(ノン)センセイ


鷲樹の顔が上がって、目が合うと香陽は少し嬉しそうに頬を緩めた。隣で見ていた香月も、すぐに嬉しそうな顔になるのは犬っぽいとはなったが、いつものような食いつきが無いので反省の色はかなり色濃く窺える。
鷲樹のほっとけという言葉に香陽は静かに頷いた。一瞬、でも、と言いかけたのを続いた鷲樹の言葉もあって押し込んだ。
鷲樹が見せた引き金の部分が割れた拳銃を見て、いつの間にそんな事が起こっていたのかと目をぱちくりとさせる。香月の方もなかなか興味深そうに目を細めた。反応の仕方は違えど、やはり双子だ。
続いた鷲樹の言葉に一つ一つうんうん、と真面目に頷き、香陽は違和感の正体が正解していた事に思わず苦笑をこぼしてしまった。

「アップルパイって……」

香月の方は鷲樹の言葉から兎斗羅と千本桜の下で話したことを思い出す。

桜の主は、林檎が好き。

香月は名前を言いかけたところで口をつぐむ。目の前には彼女嫌いの鷲樹が居るのだし、なによりも香陽でさえ無意識に気を遣っている部分だ。

「ふふ、我もまだまだねー。……あっ、鷲(ジウ)は怪我してないよね!?」

香陽はクスクスと笑って鷲樹を見る。お得意ですらあるコロコロと変わる百面相も加えて。
香月の方も、香陽と同時に自分の甘さを知った。見ているだけでもわかる実力差だ。
香月は紅茶を啜ると、少し嬉しそうに口元を綻ばせた。

「意地悪な人ある」

9ヶ月前 No.127

天山 @kgb☆YV/LbxVUS0Pr ★Android=0bca4o0hXK

>>竜也、???


竜也はあのパーカーの人物を学園の卒業生、つまり先輩で、遠回しに「お前は勝てない」と付け加えた。

なおさら闘志がわいた。

「下克上は世の常よ」
元不良の桜花にとり、上の者に挑戦し、勝つのは至上の悦びであった。
例え勝てないとしても、戦いの快楽は得られると思えば、それだけでもワクワクした。

外に出てすぐにパーカーの人物を見つけた。
声から察していたが、やはり女性のようだ。
しかしあの実力を見るに、相当な手練れであることは間違いない。
「おいそこのあんた。さっき見てたが、相当強いようだな。どうだろう、俺と一度やってみねぇか?ちょうどあんたも消化不良みたいだしな」

9ヶ月前 No.128

鷲樹 @hyouna ★Android=1n8xLWArrI

中兄妹>

竜也「そーゆーこった。
店入ったときあの煙草の匂いがしてすぐ気づいた」

鷲樹「...こんなとこで煙草すいながらアップルパイかじるやつなんざあのババアだけだ」


ぶすっと頬を膨らませる鷲樹。
すっかり不機嫌だ。


鷲樹「してねぇよ。
あのババア、破片がこっちに飛ばねぇよう計算までしてやがった」


気遣いは嬉しいが、鷲樹は面白くない。

前任の会長を、姉を。
ここまで嫌う弟がいただろうか。


竜也「相変わらずチンピラにゃ容赦ねェけどな」




七城>

竜也「やれやれ」


既に姿のない七城。
はぁ、と重苦しい溜め息を溢した。

__あれの強さは闇之家始まって以来だ。
何故知ってるかって?


あれが、鷲樹の前の会長だから。
自分の姉だから____



「___へェ?」


パーカーのしたから現れた髪を揺らす女性。
右目には医療用の眼帯をしているが
その顔は紛れもない体育教師豹羅と瓜二つ。


「若いのは良いことね坊や。
更なる高みを目指せるのは今だけだ」

9ヶ月前 No.129

@itxmm ★iPhone=uSyqKf7JNY

>>鷲(ジウ)、竜(ノン)センセイ


「匂い……」

竜也の言葉に香月が小さく呟いた。
呪いを掛けられたあの日から、匂いという匂いを忘れてしまっている。かつての懐かしい匂いですらどんなものだったのか覚えていない。
香陽の方もそれは同じで「あれ煙草の匂いだったのね」なんて言った。香陽も殆ど嗅覚は働いていない。感じることのできる匂いは毒だけだ。
皮肉な事に、香陽にとっては煙草も等しく毒の匂いであって、匂いの違いまでには気付けない。

「煙草ってどんな味するね?アップルパイと混ざらないのかな」
「我に聞くなある」

ぶすくれる鷲樹とは別に、煙草はどんな味がするんだろうと言い出した。香陽からすれば自ら毒を取り込む行為なのだし、気になるのも分かる。
今、香陽の味覚がどこまで働いているのかは想像もつかないが。
香陽が鷲樹に怪我はないかと尋ねると、鷲樹はしてないと言った。
相変わらず余計な仕事を増やさないお方だ。香月は苦笑気味に鷲樹の言葉に耳を傾けていた。尋ねた張本人である香陽は柔く笑った。

「良かったぁ。鷲(ジウ)に何かあったら我嫌よ」

心底嬉しそうに笑う香陽の姿を見て、香月は不意に何かを思ったのか口を開こうとしたが、それは言わずにしまっておく事にした。
我は妹に何かあった方が嫌、とは、香陽には言えなかった。自分よりも鷲樹を大事にするような奴だ。そんな事言えば悪くもないのに香陽に怒られてしまう。

「あの人らしいと言えばあの人らしいある。変わってないようで何よりある」

竜也の言葉に苦笑しながら香月は答える。
自分自身も見方を変えればチンピラと言われる人種だが、裏の繋がりというものは末恐ろしい。

9ヶ月前 No.130

鷲樹 @hyouna ★Android=1n8xLWArrI

中兄妹>

竜也「アイスブラスト一ミリ。
まぁ...歯磨き粉みてェな臭いのするタバコだ」


匂いがわからない二人にも分かりやすい例えを探すが
歯磨き粉以外、浮かぶことはなかった。

怒ったときは特に吸う本数もふかす煙の量も多い。

恐らく、兄弟を助けたときも__。


鷲樹「味なんざそれぞれだよ。
もうアレの話しすんな胸くそわりぃ」

竜也「嫌いすぎんだろ...お前...」


黙らせるために、香陽の口にパフェのさくらんぼを突っ込んだ。


鷲樹「ふん...」


未だぶくれているが、心配されているのは素直に嬉しい。
それが表現できないお年頃なのだ。


竜也「あーあ。
久々に会ったってぇのに面合わせてねぇしパーカーしか見てねぇし。
老けた顔みて笑ってやろうと思ったのによー」


ひょうきんものはそういって笑う。
勿論、彼女がいれば今頃ボッコボコにされているだろう。

9ヶ月前 No.131

天山 @kgb☆YV/LbxVUS0Pr ★Android=0bca4o0hXK

>>豹羅(?)


「へー、あんた女装癖でもあったのかぁ〜」
振り返ったその人は、どう見ても体育教師の闇乃豹羅そっくりだった。
凄まじい気迫だ。本能が「やめろ、逃げろ」と叫んでいた。
しかし、それを闘争本能が打ち破ったのは言うまでもない。
実力の程はわからない。体力の燃費を考えれば、様子見として常時使用している身体強化3倍の状態で戦うのが一番だ。
「高みなら今すぐ連れてってやるよ!」
ニヤリと笑った刹那、桜花は豹羅似のその人に向かって走り、一瞬で目の前まで迫ると右ストレートを放った。

【この女性誰なんだろう…】

9ヶ月前 No.132

鷲樹 @hyouna ★Android=1n8xLWArrI

七城>

「__それァ私の双子の兄だっつの」


顔を後ろにそらして、そのままバク転した。


「折角だ。
自分の先輩の名前をおぼえて帰れ」


女性はそういいパーカーを脱いで腰に巻いた。
右腕上腕部に、鷲樹の手の甲にあるのと同じ刻印。


「私は闇之 豹那ヤミノ ヒョウナ
闇之 豹羅の双子の妹で、鷲樹の姉。

鷲樹の前の、会長だ」


学園で密かに囁かれている話がある。
鷲樹の前の会長だ。
たった一人で、幼い頃から学園を守り続けた会長がいた。
しかし彼女はいつか学園を出て姿をくらました。

すべてを、弟に任せて。

9ヶ月前 No.133

天山 @kgb☆YV/LbxVUS0Pr ★Android=0bca4o0hXK

>>豹那


「は?」
桜花は2つの事象に驚愕した。
自分のストレートをいとも簡単に、しかもバック転で避けたのだ。
____その動作が、桜花の目からは、とても余裕に見えたのだ。
(強い)
桜花はそう確信した。
そしてもうひとつ、驚愕したのが、豹羅の妹で、生徒会長の鷲樹の姉だということだ。
長らくこの学園を守り続け、そして突然それを捨ててしばらく消えていた、とだけ聞いたことがあったが、その存在が自分の目の前にいるとなると、なんとも言えない圧迫感を覚えた。
「一度行方不明になって、また出てきた…ほー…」
更に戦闘意欲が沸いてきた自分に、桜花は失望を覚えたが、抗いようがないものだった。

長年この学園を守ってきたような、とてつもない実力者とわかったからには、出し惜しみはなしだ。
「はぁーーーッッッッ!!!!!!」
桜花は気合いを込めて、身体強化を常時3倍からいきなり30倍に引き上げる。しかし、体力の消耗が激しいのでこの状態は10分程度しか続かないし、ダメージ覚悟の40倍以上は数日単位の休養を要する。
この30倍は今出せる全力に等しいものだった。

「はぁーーーッッ!!」
紫のオーラを纏った桜花は、目の前の女性に、自分の偉大なる先輩を正面に見た。
「でえぇやあーーーーッッッッ!!!!!」
けたたましい喚声をあげながら一瞬で豹那の目前に移動し、全力の右膝蹴りを放った。

9ヶ月前 No.134

@itxmm ★iPhone=uSyqKf7JNY

>>鷲(ジウ)、竜(ノン)センセイ


「なーるほど、歯磨き粉か。香、分かるあるか?」
「失礼ねー!まだ味覚は残ってるよ!」

竜也の説明に香月はなるほど、と頷いた後に善意で香陽に分かるかと尋ねたが、香陽はぷぅ、と頬を膨らませてまだ味覚は残ってると言った。
香月はただ痛いだけなので呪いの代償としては甘い方だが、問題は香陽だ。今でこそ何ともないように見えるが、実のところ彼女は色彩感覚がだいぶ鈍っている。
それでも気丈に、それも何事もないように振る舞えるのはやはり香陽の強さなのかもしれない。例え無意識での行動であっても。

「むぐ」

もう話はするなと鷲樹にさくらんぼを突っ込まれて驚いたようにしながらも「おいひい」と言いながら香陽は結構嬉しそうにさくらんぼを口に含んだ。
香月からすれば色々突っ込みたいことはあったが、本人達がそれで良さそうなので一々言うことでもないだろうと突っ込まずに見ているだけにしておいた。
香陽の言葉にぶすくれる鷲樹の姿に、思わず香月はクスクスと笑ってしまう。

「鷲(ジウ)も分かりやすいあるなぁ」

隠そうとしているのが却って分かりやすくさせている。それが本当に不機嫌になっているように捉えるのも香陽だけだろう。
香陽は鈍感では無いが、応用は効かないという意味でもある。彼女は人の感情にとことん弱い。
竜也の言葉に香月は少し考えた後に柔く笑った。

「あの人はきっと、今も綺麗ある」

初恋補正にしたって過信しすぎなような気もするが、やはり恩人の事は過大に見てしまうのは致し方無いだろう。
香陽は隣でさくらんぼを喉に流し込みながら香月の姿に「哥、今も好きでしょ」なんてからかうように言ってきたのでゲンコツを食らわせておいた。

「何回も初恋だしもう居ないって言ってるある。自分の話はなぁんにもしねぇのに人の恋路に口を突っ込みたがるところだけは女の子あるな、お前は」

香陽のニヤニヤ顔がムカついたので香月はやれやれと肩を竦めながら香陽にいった。香陽は何か言い返したそうにしていたが特に反論することもなかったようで「ぐぅ」とだけ言って口をつぐんだ。

9ヶ月前 No.135

豹那 @hyouna ★Android=1n8xLWArrI

七城>

豹那「っほぉ?
肉体強化にちなんだ能力者か」


ぴたりと地面に着地すると、面白いとでもいうかのように目を細めた。
歪む桜色の唇は、まるで獣だ。


豹那「強化はできれど持続は課題といったところだな」


学園の会長を務め培ってきた審美眼で冷静に言う。
だが、そうこうしている間に目の前には七城の膝。


豹那「...!!」


ザッと飛び上がって攻撃を避け、七城の足元を見つめた。

バンっという破裂音が響き、七城の足元のコンクリートが崩れ20cm程のあながあく。


豹那「まだ足元はお留守だな?」

9ヶ月前 No.136

天山 @kgb☆YV/LbxVUS0Pr ★Android=0bca4o0hXK

>>豹那



膝蹴りを避けられ、上へ飛び上がった豹那を見上げると、桜花のコンクリートに穴が空いた。
「ッ!?」
見えない攻撃だ。速いのか、それとも不可視なのか。
足を狙った攻撃が外れたのか、それとも____
桜花はそこで瞬巡をやめた。
「ゴタゴタ言いやがってェェッ!」
桜花も同じく飛び上がる。
戦える時間はわずかに10分、考えている暇はない。
「これでも食らいやがれェェッ!」
いつものように超スピードで、空中の豹那の背後に回り込むと、両掌を組んで振り下ろした。

9ヶ月前 No.137

鷲樹 @hyouna ★Android=1n8xLWArrI

中兄妹>

竜也「そうそう、歯磨き粉」


中兄妹のやりとりに顔をほころばせた。


鷲樹「うるせぇぞ香月!!」


自分の考えがばれてるとわかり
思わず声を荒らげた。


竜也「そうかァ?
顔は良いけど性格がくz」


言い終わる前に、竜也の珈琲がひとりでに転がった。
中身はほとんど入っていなかったので被害は少ないが
勝手にカップが転がるなどひとつしかない。

彼女の衝撃波以外、知らない。


竜也「...兄ちゃん以上に地獄耳だ...あの人...」

9ヶ月前 No.138

鷲樹 @hyouna ★Android=1n8xLWArrI

七城>

豹那「おや」


ちらりと背後をみて、七城を確認した。

回り込まれてしまったな。と呑気に思う。


豹那「やるねェ、坊や」


突如、豹那の腰辺りから現れた尾。
獣のような長く大きく、ふさふさの尻尾。
どす黒い紫の尾を更に大きくして、七城からの攻撃をふせいだ。

柔らかいがその大きさが衝撃を緩和する。

9ヶ月前 No.139

天山 @kgb☆YV/LbxVUS0Pr ★Android=0bca4o0hXK

>>豹那


唐突に尻尾のようなものが現れ、桜花はそれに攻撃を防がれた。
先ほどまで、空間認識(体感レーダー的な)には存在しなかった物体だ。
ストレートのラッシュを放とうとしたが、重力には逆らえず、桜花は落ちていった。

着地した瞬間に地面を蹴り、再び眼前に豹那を捉え、相対距離が腕が届くほどにまで縮まった瞬間、攻撃のラッシュをめちゃくちゃに打ち込んだ。
「だああーーーーッッッッ!!!!!!」
右ストレート、左ストレート、左膝、右脛、右膝、左ストレート、右ストレート、右フック…
ありとあらゆる攻撃を打ち込んだ。

9ヶ月前 No.140

@itxmm ★iPhone=uSyqKf7JNY

>>鷲(ジウ)、竜(ノン)センセイ


「歯磨き粉小さい頃飲んだ記憶あるから嫌いなのよねー」
「嘘つくな。つい二週間くらい前に飲み込んで叫んでたある」
「言わないでよー!」

香陽が頬をかいて恥ずかしそうに笑ったのを見て香月はやれやれと肩を竦めながらすかさずツッコミを入れる。
香陽は恥ずかしそうにバシバシと香月を叩いた。叩くだけ叩いたらスッキリしたのかけろっとしながら勝手に香月の紅茶を飲んだ。
香月も香陽の紅茶を勝手に飲んだ。

「はいはい、不好意思、不好意思」
「あ、香、鷲(ジウ)のことあんまり怒らせないでよー」

適当に流す香月を見て、何もわかっていないが鷲樹が声を荒げているので香月が悪いと決めつけてぷくぅ、と頬を膨らましながら香月を軽く嗜める。
いくら学年が違えど生まれたのがほんの何時間が遅かっただけで実際は双子なので、香陽もちゃんと言う時は結構言う。

香月の今も綺麗だと言った事に対して竜也のセリフに笑みがこぼれそうになった瞬間に竜也のコーヒーカップがひとりでに転がったのを見て笑いそうになった口角をキュッと締めた。

「さ、流石ある……」
「良かったねー、余計なこと言わなくて」

クスクスと笑いながら香陽は茶化すように香月に声をかけた。
余計なこと言わなくて、と香陽が言った後に香月はハッとして初恋の話をしたことを思い出す。

「余計な話しかしてねぇあるよ白痴!戻ったら覚えてるよろし!」
「自滅しただけじゃないのよー!」

珍しく取り乱した香月の姿に香陽はまだ好きなんだなぁと勝手に決めつけて逆ギレする香月にツッコミを入れた。

9ヶ月前 No.141

鷲樹 @hyouna ★Android=1n8xLWArrI

七城>

豹那「腕っぷしはっ、悪くないようだッ!!」


足や腕を使い、攻撃を防ぎ流していく。
想像よりも打撃一つ一つが重く強い。

少しずつ、腕に青あざができ始める。

だが、顔が痛みに染まることはない。
一度も、一瞬たりとも。


豹那「どけッ!!」


体を半回転し攻撃を流して、七城の腹部を蹴りあげた。



中兄妹>

鷲樹「...歯磨き粉飲み込むバカもいた」

竜也「おめぇも昔やったくせに」

鷲樹「んだと!!?」


赤ちゃんの頃から鷲樹を育てた竜也が知っていても当たり前である。
あのときは顔を真っ青にして姉に電話したものだ。


鷲樹「こんのやろう...!」


ワナワナと鷲樹が震えた。


竜也「...ま、まぁまぁ。

そろそろ帰ろうぜ。
腹空かして待ってるぞー」

9ヶ月前 No.142

天山 @kgb☆YV/LbxVUS0Pr ★Android=0bca4o0hXK

>>豹那


攻撃はほとんど受け流され、多少のダメージを与えつつも全く効いてないらしい。
全力右ストレートを放つもそれを避けられた刹那、桜花は腹目掛けて蹴りが飛んでくるのを認識した。
しかし、認識できても、速すぎて対応が追い付かない。
避ける間もなく腹に蹴りが食い込むのと同時に、凄まじい衝撃と鈍痛が、桜花の身体を駆けた。
_____身体強化と共に、肉体強度も増しているにも関わらず、だ。
「ぐはぁッ!」
桜花はそのまま吹っ飛び、地面に落ちて倒れる。
どうにか立ち上がった桜花だったが、残された時間は約3分程度。
ならば_____と更に気合いを込める。
「40倍だァーーーッッッッ!!!!!!」
体力の残量から言って、今出せる最大限の戦闘力で挑む他なかった。
「くたばれェッッ!!!」
桜花が今度は腕が届かない距離から正拳を放った。
_____その瞬間、巨大な空気の塊が豹那を襲った。

9ヶ月前 No.143

@itxmm ★iPhone=uSyqKf7JNY

>>鷲(ジウ)、竜(ノン)センセイ


「鷲(ジウ)も可愛いところあるのねー」

竜也から出てきた鷲樹の話に香陽は微笑ましそうに目を細める。一つしか違わないのにも関わらずなんとも上からな態度である。
香月は香陽に向かってお前と同じレベルと言いかけたが、鷲樹に失礼だと思ったので流石にやめた。
普段よく一緒にいるからと言って言葉は流石に慎む。香月の方が些か大人だった。
わなわなと震える鷲樹を見て面白いなー、と思いながら香月は口元を服の袖を隠してクスクスと笑った。隣で香陽が香月に「もう!」と言うのも楽しそうに聞き流した。

竜也のそろそろ帰ろう、と言う声に香陽は「ごはん!」と声をあげる。

「ごはん楽しみよー!竜(ノン)センセイ、早く学園に戻るね!鷲と香も急ぐよ!」
「ご飯だからって騒ぎすぎある。急かされなくても急ぐからそんな腕引っ張らんでよろし」

香陽が早く早く、と香月の腕を引っ張るのを見て、仕方のないやつだと言いたげに香月は少し残った紅茶を全て飲んで先に行こうとする香陽の腕を引っ張りかえして鷲樹に向かって

「こいついきなり走り出しそうだから押さえててほしいある」

と言って首根っこを掴んだ香陽を放り投げるようにして渡した。
さりげなく170はある重りをつけた100キロ近くの女を軽々と片手で持ち上げるのは流石力の香月である。

9ヶ月前 No.144

零たん @ganomile ★Android=pfTgLffFMl

「そうか……」
 彼は彼女の心が嬉しい反面、自責の念がそれと同じくらいに湧き出てきた。
「次に刺客が来るとしたら闇と一緒だろu「あっれ、先生じゃないっすか」
 彼の言葉を遮るように真っ白な少年がドリンク片手に零と狼華の座る席の前に立った。零は彼を細い目で見た。
「あ、僕の事わかんないですか?僕は明影数多……まぁ、普通の生徒ですよ」
 白い少年は睨む様なキレ目をニコりと歪めた。>狼華

9ヶ月前 No.145

鷲樹 @hyouna ★Android=1n8xLWArrI

七城>

豹那「衝撃波を操る私に、衝撃波を浴びせるか...!!
っと___!!」


更に強い衝撃だと気付き尻尾で体を守る。
だが予想の四倍は強くなった。
いや、五倍か。

尻尾の付け根からボキッという音が聞こえて、今度は自分が吹き飛ばされた。


豹那「___!!」


芝生の上を転がった。
掠り傷などは目でないが、体の中からもボキリという音が聞こえる。

肋骨二本くらいいったな。

彼女はそう考えつつも、ゆっくりと起き上がって七城を見た。


豹那「__良いこと教えてやるよ、坊や。
私はな」


学園に密かに囁かれている話がある。
会長の強さについて。

彼女には、欠けたものがある。


豹那「痛覚が、鈍ってるんだよ」


痛みという概念が、会長として生きていた中で消え失せてしまったのだ。


豹那「骨が折れようが、怯んだりしねぇさ」


ニィッと笑った刹那。
彼女の尻尾が、七城の顔ギリギリに叩きつけられた。



中兄妹>

鷲樹「今に見てろよ...!」


子供のように怒って、もう知らんと顔を背けた。


竜也「ハイハイ、はよ乗れ。
俺が怒られる。

もうこれ以上遅れたらお前らも虎兄に静電気されるぞ」




零>

狼華「あるいは...。
零さん。
豹姉にれんらk...あれ、きみ...」


突然現れた明影に、あわてて姉の話題を伏せた。


狼華「なんでここに...?」

9ヶ月前 No.146

天山 @kgb☆YV/LbxVUS0Pr ★Android=0bca4o0hXK

>>豹那


衝撃波が豹那に直撃し、豹那が吹っ飛んだ刹那、桜花は勝利を確信していた。
骨の折れる音が2つ、空間の振動(音)を認識することで、どの部位かはわからないが深刻なダメージを与えたはずだ。
対して自分は、まだ骨は折れていない。かなりのダメージを受けてはいるが、体は正常に動く。1分程度のラッシュアタックで、このバケモノに勝てるはずだ。
そう確信していた桜花だったが___
『良いこと教えてやるよ、坊や。
私はな』
「!?」
不意に起き上がった女に、彼は衝撃を受けた。
バカな。骨が折れるほどのダメージを受けておきながら、普通に喋れるだと____!?
そこへ追い討ちを掛けるように、
『痛覚が、鈍ってるんだよ』
『骨が折れようが、怯んだりしねぇさ』
幾度も戦いを経験している桜花にとり、この言葉が事実であることは、本能的にわかった。
そしてここでようやく悟った。
自分の敗北を。

「クッソオオオオオッッッッッ!!!!!」
敗北を悟ったが故に、それを闘争本能で強引に捩じ伏せ、ならばもう一度あの一撃を、至近距離で撃てば______!
そう考えて無闇に突っ込んだのが仇となった。
衝撃波を撃つ構えのまま一瞬で豹那の目の前に移動した瞬間に、ニッと笑った豹那の顔を見た。
尻尾のようなものが顔を叩くのを認識した。
その刹那、桜花は回転しながら、地面を抉りながら100メートルも吹っ飛び、気絶した。

【拙い戦闘描写で申し訳ありません】

9ヶ月前 No.147

@itxmm ★iPhone=uSyqKf7JNY

>>鷲(ジウ)、竜(ノン)センセイ


「あわわわ……」

怒らせてしまった鷲樹の姿に香陽は慌てたように鷲樹の顔を覗き込もうと試みるが、香月にやめておけ、と言われて素直に鷲樹の後ろにいることにした。

香陽は基本的に鷲樹の隣には立たない。それが世話係、否、従者としての『当たり前』だからだ。
鷲樹の前に立つのだって極稀な事で、鷲樹に正面からの危険が及ぶ場合や腕を引いて歩く時だけだ。それ以外で彼の前を出ることはないし、隣なんてものは論外で、無意識のうちに従者としての板が付いてきたものだと香月は感心する。
ちなみに、香月はバンバン隣も歩くし前も歩くし後ろも歩く。香月の守るものは鷲樹ではなく桜だというのもある。
というか、桜を守るのは香月でなければ出来ないことだし、鷲樹を守るのもまた香陽でなければならない。双子の間に異論は無い。

「あ、ゴメンナサイ、竜(ノン)センセイ」
「静電気は勘弁してほしいある……」

竜也の言葉に二人は急いで車に向かった。
香月が先に車に乗り込み、鷲樹に先に乗るように促した。香月なりの香陽の役割のお手伝いと言ったところか。

9ヶ月前 No.148

鷲樹 @hyouna ★Android=1n8xLWArrI

七城>

豹那「...っぷ」


もごもご口を動かして、地面に向かい血を吐き出す。
かなりの量だ。

痛みはないが、受けた攻撃は大きかったらしい。


豹那「まだまだ強くなるな、君は」


そう言うと腰に巻いていたパーカーを脱ぎ七城にかけた。
そのまま、スマホを数秒操作。


豹那「...じゃあね、坊や。
また縁がありゃ会おう」


今度は目を細めて、足早にそこを去った。


数分もせずたどり着いた一台の車。
シルバーの軽自動車のなかには__。


兎斗羅「あー...七城君のびちゃってる...」


闇之 兎斗羅。
彼女に連絡されて七城の回収に来たのだ。


兎斗羅「おーい、兎斗羅先生だよー。
わかるー?」

【こちらこそすみません】



中兄妹>

自分の後ろを歩く兄弟を後ろ目でみつつ
会計を始めた。


「あれ?お会計でしたら先程のお客様が...」

鷲樹「は?」

「ほら、さっき戦ってた...」

鷲樹「...ばばぁめ」


はぁ、と溜め息をついた。


竜也「だなぁ。
さっさと帰るか」

9ヶ月前 No.149

@itxmm ★iPhone=uSyqKf7JNY

>>鷲(ジウ)、竜(ノン)センセイ


ふとこちらを見られたような気がして香陽はにっこりと取り敢えずいつもの柔らかな笑みを浮かべた。それに対して香月の方は怪訝そうな顔をしながらも不思議そうに首を傾げた。

「ご馳走様でした」と香陽と香月が言いかけたところでお会計はもう済ませてあるという店員の声に香陽が目をぱちくりとさせる。香月の方は店員の続いた言葉に口元を綻ばせた。
鷲樹の不機嫌そうな姿を見て香陽は苦笑をこぼす。

「アイヤー!謝謝、竜(ノン)センセイ」
「謝謝」

香陽と香月は「一緒に来てくれて」の意味を含めての謝謝を言ったのだが、ところどころ言葉が足りないのはもはや名物である。

9ヶ月前 No.150

鷲樹 @hyouna ★Android=1n8xLWArrI

中兄妹>

鷲樹「...」


車が走り出すが、相変わらず鷲樹は頬を膨らませたままである。
大嫌いな姉に奢られるとこうも気分が悪くなるのだ。
鷲樹という子供は。


竜也「ったくいつまで怒ってんだ。

...そういや、七城。
あいつ、あの後姉ちゃんを追っかけてドンパチやったらしい。
結局のびて兎斗羅が回収したとよ」

9ヶ月前 No.151

零たん @ganomile ★Android=pfTgLffFMl

「こんにちは狼華先生……闇之先生の方がいいですか?」
 彼は単調かつ平坦な声で狼華に些細な質問を投げかけた。零の横に座る。
「僕、学校じゃなくてこの辺りに住んでるんですよ。自炊めんどくさくてここに来たら偶然いたんで」
 もちろん嘘だ。彼は鼠になったり猫になったりし色々な所で生活をしている。だが偶然と言うのは本当だ。
「デートですか?闇之先生と闇光先生って恋仲だったんですねぇ」
 特に興味もなさそうに彼女に問いかけた。数多はグッとオレンジジュースを飲み干した。
「後、豹姉って豹那さんの事ですか?」
 彼は意地の悪そうな笑みを浮かべた。>狼華

9ヶ月前 No.152

@itxmm ★iPhone=uSyqKf7JNY

>>鷲(ジウ)、竜(ノン)センセイ


鷲樹のぶすくれる姿に香陽はどうすれば良いのかわからずまたもや一人百面相をしていた。香月の方は気にしなければいいのに、とでも言いたげに香陽を一瞬見た後に窓の外を見た。
窓ガラスに映る鷲樹と香陽の姿が反抗期の親子に見えて何故か笑えたのは香月だけの秘密だ。

ふと竜也からの声に香月は窓から目を離し、香陽も鷲樹から目を離して竜也の言葉に耳を傾けた。
竜也の言葉に香陽は「わぁ!」と少し嬉しそうに声をあげた。

「いいなぁ、我ももっと強くなったら戦ってみたいね!」
「無理無理、なんだかんだでお人好しな妹には絶対無理ある」
「香だってあの人に拳なんて振るえないでしょうよ」

わくわくとしながら話す香陽と、呆れたようにため息混じりに話す香月。
結局のところ、香陽には人情がある故に本気は出さないし、香月には約束、というよりは最早誓いに近いものがある故に彼女相手には何があろうとも手は出せないだろう。
香月に関してはどうしようもないにしても、香陽の場合は一つだけ可能性がある。……が、それはかなり危険な行動でもある。
し、そのような事はないでほしいと思う。

「まあでも、それもいい目標かもしれないけど、今は鷲(ジウ)に笑ってもらうのが我の目標かなぁ」

ふふふ、と嬉しそうに頬を緩めて香陽が笑った。
その姿に香月は苦笑を浮かべる。先の遠い目標ではなく、目先の何かを目標にするのは香陽らしいといえば香陽らしい。

9ヶ月前 No.153

鷲樹 @hyouna ★Android=1n8xLWArrI

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9ヶ月前 No.154

@itxmm ★iPhone=uSyqKf7JNY

>>鷲(ジウ)、竜(ノン)センセイ


「うーん、やっぱりそうよねーぇ……」

竜也の言葉に残念そうに香陽は項垂れた。
香月もいくら香陽が相手だろうと彼女に手を出すつもりならぶん殴るくらいの覚悟や気持ちはあるので香陽が嫌でも思い留まってくれるきっかけをくれた竜也に感謝の気持ちを込めた。
決して口には出さないが。

「流石の我もあそこまでは出来ないなぁ。哥ならボロボロになればできるかもだけど」
「あんなヒラチンピラならボロボロにならんでも潰せるよろし」
「地獄には落とせないでしょー!」

スピード重視の香陽の攻撃は普通の人よりは確かに重いにしても、体術を極めているような武人だったりには到底かなわない。それこそ手数であれば勝てるにしても。
逆に言えば、香月の攻撃は一撃が非常に重い。スピードもそこそこ出るし、体術を極めている武人でも形を崩すくらいの力は持っている。
……ただ、彼女相手にそれが効くとは到底思えない。

香陽が鷲樹に笑ってほしいと言った時に鷲樹が小さく反応してくれたのがよほど嬉しかったのか、香陽はニコニコしたまま口を開く。
香陽の鷲樹に笑ってほしいという言葉とは反対に、香陽には少しは大人しくしてほしいものである。

「あのね、鷲(ジウ)はすごくかっこいいからね、笑ったらもっとカッコいいと思うのよ!それに我は鷲の事大好きだから笑ってくれた方が嬉しいの!だから、我頑張るからね!」

もはやド直球の域を超えて豪速球だ。200キロくらいは余裕でありそうだ。
香月はやれやれと肩を竦めながら、今にも「香もそうでしょ」と言って来そうな香陽に向かって「そーあるな」なんて同調するような言葉を一足早く告げた。
彼女のまっすぐさには兄として不安にもなる。
なんというか、今鷲樹がそばに居るこの状況でも鷲樹を名乗るオレオレ詐欺でも来たらまんまと引っかかりそうな危うさというかなんというか。

9ヶ月前 No.155

鷲樹 @hyouna ★Android=1n8xLWArrI

中兄妹>

竜也「もーちょい強くなったらな」


ケラケラ笑ってアクセルをきった。

いつか中兄妹も彼女に対面するだろう。
その時、どんな形をとるのか楽しみだ。

せめて、今日のようなものでないことを祈る。


鷲樹「じゃあお前は死んでる表情筋蘇生させることだな」


そして兄に似ずこの無礼な言い方である。

9ヶ月前 No.156

@itxmm ★iPhone=uSyqKf7JNY

>>鷲(ジウ)、竜(ノン)


竜也のもーちょい強くなったら、という言葉に香陽はぱぁっと顔を輝かせてぶんぶんと頭を上下に振った。

「我、絶対強くなるね!」

香陽の宣言に香月は肩を竦めた。確かにそういう気持ちも大事だが、その向上心をもう少し何かに向けてくれてもいいとも思う。
と言えど、こういうところでしかやる気を出さない香陽の事なので、やはりこういった向上心も大切にした方が良いのだろう。

香陽の豪速球の言葉に返ってきた鷲樹の言葉に、香月は自分に言われてるのだと思い少し首を傾げた。

「我はそこまで表情筋死んでねぇあるよー。どちらかと言えば香の方が動きすぎて死んでそうある」
「哥何考えてるか分かんないもん。香も表情筋なんとかした方がいいよー」
「何も考えてないある」

香陽がいきなり話を振られてびっくりしながらも香月に言い返すと、香月の方はほぼ即答での回答だった。
なるほど、彼は何も考えていないらしい。

9ヶ月前 No.157

鷲樹 @hyouna ★Android=1n8xLWArrI

中兄妹>

竜也「おう。
良い向上心だ」


ストイックな闇之兄弟で育ったからこそ
ストイックな姿勢の中兄妹も良い印象を抱く。
口や顔に出さないだけで鷲樹だって思っている。

恐らく。
あの姉も。


鷲樹「...どっちもだ、バーカ」

竜也「良いだろ別に。
姉ちゃんだって一時期は表情筋死んでたんだぜ?
元から表情豊かじゃねぇけど」

9ヶ月前 No.158

天山 @kgb☆YV/LbxVUS0Pr ★Android=0bca4o0hXK

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9ヶ月前 No.159

鷲樹 @hyouna ★Android=1n8xLWArrI

七城>

虎幸「ベッドの上に立つんじゃない」


にこやかに笑いつつ、すこーんとガーゼを投げつけた。

闇之 虎幸。
学園にいる闇之兄弟の一番上で校医をやっている。


虎幸「兎斗羅が君を運んできたもんだから
何事かと思ったよ。
その傷じゃ、大体誰かと戦ったかすぐわかる」

9ヶ月前 No.160

天山 @kgb☆YV/LbxVUS0Pr ★Android=0bca4o0hXK

>>虎幸


『ベッドの上に立つんじゃない』
不意に掛かった声と共に飛んできたガーゼを事も無げに掴む。
『兎斗羅が君を運んできたから何事かと思ったよ。その傷じゃ、大体誰かと戦ったかすぐわかる』
声の主、闇乃虎幸はにこやかに笑いつつ語り掛けてきた。
「保健室ってとこか…」
指摘されたのでおとなしくベッドの上で胡座をかく桜花。
「なんだありゃ?ウチの卒業生にはあんなバケモノいるんすか?」と愚痴混じりに吐き捨てた。

9ヶ月前 No.161

@itxmm ★iPhone=uSyqKf7JNY

>>鷲(ジウ)、竜(ノン)センセイ


「ふふふ、謝謝、竜(ノン)センセイ」

良い向上心だと言われて照れくさそうにしながら香陽は嬉しそうに頬を緩ませた。人に褒められることがとことん大好きな香陽にとって竜也のように褒めてくれる人間は大好きである。
というか香陽は八割くらいの人類は皆等しく大好きだと思われる。その中でも群を抜いているのが鷲樹なだけであって。

「笑顔は大事よー、みんなにはもっと笑ってほしいね」
「妹はもう少し大人しくするよろし」

香陽がにこにこと気の抜けた笑みを見せながら香月の頬をむにむにといじる。
その行為にも慣れているかのように香月の方は大人しくしてほしいと香陽に告げる。
香陽は善処するとでもいい出しそうな雰囲気でへへへ、と笑った。

「おめぇはすぐ笑うあるなぁ」
「我が笑えば哥や鷲(ジウ)も笑ってくれるかもしれないでしょ?」

呆れたように香月が尋ねた事に対して、香陽は笑みを浮かべたまま答えを返した。
単純なのか馬鹿なのか、或いは何かを抱えているのか。それは香陽にしか分からない。と、言いたいところだが、何も考えていない香陽にもわからない。

9ヶ月前 No.162

零たん @ganomile ★Android=pfTgLffFMl

「あんな自分の目で見てもないのに噂を鵜呑みする情弱達と一緒にしないでほしいですね」
 まるで見て居たかのように彼は話していた。彼は「あ」と何か思い出したような顔をし、顔を手で覆った。
「そう言えばさっき、闇光先生のことをブツブツ言ってた人がいたんですけど……何かあったんですか?こう言う顔だったんですけど」
 赤いスーツの男に顔が変わった。もちろん本人ではない、彼の能力で顔を変えただけだ。そしてブツブツ言っていたのを見たと言うのは嘘で偶然、彼等が廃墟に入ってたのを不思議に思い侵入してた所を偶然見てたのだ。一連の流れを見ていたが飽きてこの店に入ったのだが、これまた偶然彼等と遭ったと言う所である。
 だが、こう言った行動をしたのは偶然思い立ったからではない。ある程度、前会長を使い驚かせた後にこう顔を変えることにより、より一層面白い反応が見えるだろうと踏んだ。
 期待するような目で狼華を見た。>狼華

9ヶ月前 No.163

鷲樹 @hyouna ★Android=1n8xLWArrI

七城>

虎幸「僕の妹だからね」


化け物、という単語にまさにその通りだと納得してしまった。
そう、あの破滅の強さも能力も
すべて彼女を化け物たらしめるにふさわしい。


虎幸「...あれはね、この学園が出来たときからいた会長だ。
七歳くらいだったかな...。
学園を離れることも叶わず戦ってた。
生き抜くしかなかった。

何故かって?

豹那の心臓と学園、学園と千本桜がリンクしているからだ。
強くなるしかなかったんだ」



中兄妹>

竜也「っま、笑う門には福来るっていうだろ。
わりぃことばっかじゃねぇ」

鷲樹「...へぇ」

竜也「んなことより着いたぞ。
先降りて行ってろ」


先に三人を下ろし、車を止めにいった。


鷲樹「...はぁ。
青椒肉絲かぁ...」


明影>

狼華「だって、あの人が君にあったなんて...」


明影の言葉に困惑しつつ
思考を切り替えた。


狼華「...明影君、その人、どっちにいった!?」

9ヶ月前 No.164

天山 @kgb☆YV/LbxVUS0Pr ★Android=0bca4o0hXK

>>虎幸


「千本桜…?」
要は豹那が死ぬと桜が死に、桜が死ぬと学園も終わるという、一蓮托生を絵にしたようなそんなものだというのは理解出来た。
理解出来たが、そのような人物が学園を離れる理由がわからなかった。
「とりあえず、なんでそんな人がここから消えて、今再び現れたんですかね?」
率直な疑問をぶつけてみた。

9ヶ月前 No.165

@itxmm ★iPhone=uSyqKf7JNY

>>鷲(ジウ)、竜(ノン)センセイ


「そうよそうよ!哥も鷲(ジウ)も笑うよろし!さすが竜(ノン)センセイは博識ねー!」

香陽のにこやかさにはもはや恐怖の域である。この笑顔の裏に何かあればまだずっと笑っていられるのもわかるのだが、この笑顔の裏に何もないのが却って恐ろしい。

竜也に着いたから先に降りてろと言われ、香陽と香月は声を揃えて「謝謝」と言った。
やはりぱっと見では二卵性なだけあって高身長の香陽であろうと身長差もそれなりにあるし双子には到底思えないが、何気ない仕草で二人は一日生まれるのが早いか遅いかだけの双子なのだとわかる。
国の決まりで四月一日は繰り上げ、四月二日は繰り下げというふうに二人の学年は分かれているが、紛れもなく双子だ。

鷲樹の青椒肉絲かぁ、という声に香陽は香陽を一瞬見た後に香月は目を逸らした。
なんとも気の利く兄だ。

「バレないようにだったら我のお皿に移してもいいからね」

香陽が一応こそこそしながら鷲樹に声をかけると、香月は何も聞いていなかったというふうに香陽と鷲樹からは目を逸らしたままだった。

9ヶ月前 No.166

零たん @ganomile ★Android=pfTgLffFMl

「あっちの方に行きましたよ。」
 すかさず廃墟の方を指さした。もちろん会ってないのだが、自分が行った方向に来てないということなら答えは一つであった。
「なぁ、狼華……行くのか?」
 零は引き止めるべく、狼華の手を握った。>狼華

9ヶ月前 No.167

疾風 @yuika10☆/I6eiMaHxFai ★bGyEkAoikT_7FY

>>all

事件が起きないこの世界は暇だなあ……。
疾風はタバコに火をつけた

悠斗姉の腕は義手で、温かみも何もない
それが悠斗姉の犯した罪だ


俺はどうなんだ?
恋人とは会えず、たんたんと任務をこなしていく日々。

会いたいよ。ねえ。
闇。貴方は何処にいますか?
もし、この世界にいないのなら

_________________________俺の生きる意味もない。

枯れていた頬に涙が一粒落ちた。
愛してる人と会えない辛さが、メンタルに来てる。
15年の歳月は。

残酷で。残忍で。冷酷で。

俺の犯した罪は……愛してしまったことだろう。
時の人間じゃ無ければいけないのに。

冬が深まる。
冷たいその冷気が私の心を凍らせる。

9ヶ月前 No.168

鷲樹 @hyouna ★Android=1n8xLWArrI

七城>

虎幸「それなんだが...。
実は豹那み、元会長として学園のことが心配なのさ。
僕たちのことも、鷲樹のことも、君達生徒のことも」


心配する豹那と、嫌悪する鷲樹。
あの二人が大喧嘩したのを見たときほど
苦しいものはない。


虎幸「今回のように
自分のそばで学園の子達に危険が及んだら必ず動いてきたんだ。
ただ、それが明るみにでないってだけで。

そうだな...。

嗚呼、中兄妹にでも聞いてみると良い。
あの子達も、よく知っているから」



中兄妹>

竜也「んー?
だぁろィ?」


博識と言われて、満更でもないようだ。


鷲樹「...!」


皿に移しても良いと言われて、鷲樹の機嫌が急上昇。
さんきゅ、と小さく告げた。


兎斗羅「おかえりー!!」

9ヶ月前 No.169

鷲樹 @hyouna ★Android=1n8xLWArrI

零>

狼華「うん...行きます。


お礼はしなさいって、オネエチャンに教えられていますから」


真っ黒な笑みで拳をならす狼華。
あの姉にして、この妹である。



疾風>

豹羅「ん...?

半グレか?
ここで何してんだ?」

9ヶ月前 No.170

@itxmm ★iPhone=uSyqKf7JNY

>>鷲(ジウ)、竜(ノン)センセイ、兎(トゥ)センセイ


竜也の満更でもなさそうな返答に香陽はふふふ、と笑った。どんな時でも笑みを絶やさない香陽の姿に、香月は少し不安も抱きつつ、今が楽しそうだから良いかと安心もする。
香月もたった数時間早く産まれただけでもなんだかんだで兄の顔である。そして香陽の方もたった数時間遅く産まれただけでも妹らしさはある。というか、妹らしさの方が強い。

香陽が鷲樹に皿に移してもいい、というと露骨に鷲樹が上機嫌になっている姿に香陽も嬉しそうに頬を緩めた。
さんきゅ、と言われたので香陽は嬉しそうに笑って「二人だけの内緒よ」なんて悪戯っぽく笑った。
香月はこっそり我も聞こえてんだよなぁ、と思いつつも敢えて触れずに置いた。
学園に戻ると、兎斗羅が出迎えてくれた。

「ただいまよー!兎(トゥ)センセイ〜!」
「ただいまある。早くごはんにするよろし」

兎斗羅の方に向かいつつ鷲樹の隣と前には出ないようにする香陽と、そんな香陽を放ってズカズカと学園に踏み込んで兎斗羅の方へ向かう香月。
主張の激しそうに見えて鷲樹の前では比較的慎ましやかな香陽と違い、主張の少なそうに見える香月のなんとふてぶてしいことか。

9ヶ月前 No.171

鷲樹 @hyouna ★Android=1n8xLWArrI

中兄妹>
兎斗羅「あはは、本当に双子だねぇ。

よーし。
早速行こうか!

さっき七城君もボロボロで帰って来てさー。
ホントビックリだよね」


といっても、原因は自分の姉だが。


兎斗羅「おにーちゃーん!!
青椒牛肉が届いたよ!!」

虎幸「うん青椒牛肉が届くってどういう状況かな」

9ヶ月前 No.172

天山 @kgb☆YV/LbxVUS0Pr ★Android=0bca4o0hXK

>>虎幸


虎幸はなにかについて自分の口からの名言を避けようとしていたが、子細は中姉妹に投げた。
気になるので後で聞くことにした。
ただし、豹那は学園を「捨てた」のではなく「守っていた」のだというのはよくわかった。
闘争に関しては一家言ある桜花だが、自分より長く、絶え間なく戦ってきた豹那には、能力の扱いや精神力、戦闘力に大きな差があるのは当然だった。
「…勝てねえのは、当然か」
ほくそ笑みながら、思った事が口に出ていた。

9ヶ月前 No.173

零たん @ganomile ★Android=pfTgLffFMl

「だけど……」
 彼女が零が傷ついて欲しくないように、零は彼女が傷ついて欲しくなかった。躊躇うような零の腕を数多が掴んだ。
「大丈夫ですよ。僕が助けますから」
 冷めた熱のある目を向けた。彼の目を見て零は「わかったよ……」と渋々立ち上がった。
 彼はレジまで行きお金を払った。
「行きましょうか、案内しますよ」
 数多は零を置いて早歩きで歩き始めた。>狼華

9ヶ月前 No.174

鷲樹 @hyouna ★Android=1n8xLWArrI

七城>

虎幸「そうかもしれないけど...よくやった方さ。
ホントに力及ばないなら、豹那に傷だってつけられない。
それに、君を放置するはずだよ」


豹那が連絡したから兎斗羅がきて
虎幸が治療を行うことができたのだ。


虎幸「もっと強くなれって意味だよ」

9ヶ月前 No.175

鷲樹 @hyouna ★Android=1n8xLWArrI

零>

狼華「え...?
一緒に...?」


まさか一緒に来てくれるとは思わなかった。
不思議そうな顔をして明影を見つめるが、案内があるのは嬉しい。


狼華「まぁいいか。
お願いね、明影くん!!」

9ヶ月前 No.176

@itxmm ★iPhone=uSyqKf7JNY

>>鷲(ジウ)、兎(トゥ)センセイ、虎(フー)センセイ


「そうよー、我と哥は仲良しなのよー!」
「仲良しはいらねぇある」

香月は気恥ずかしそうに目をそらして唇を尖らしてそう言った。顔に出ない割にはわかりやすい方ではある。
すると七城くんがボロボロで帰ってきてさ、という兎斗羅の言葉に香月の拗ねたような顔……というよりは体が一瞬固まった。

「……オウカは、“あの人”に何もしてねぇあるな?」

酷くドスの効いた低い声に思わず香陽も一瞬怯んだ。
なんとも把握能力の高い事だろう。香陽も香月の明らかな怒りの声に気付き、香陽は咄嗟に右腕の重りを外して香月が何かをするのは確実に見えたので香月が動き出す前に彼の頬にお得意の猛スピードに加えて風の能力でスピードを加速させ最大限に拳に摩擦を作った重く速いグーパンを無慈悲に入れる。
その間およそ0.06秒。

香月は一瞬ふら、と体制を崩した後にすぐに立て直すと、はぁ、と溜め息を吐いた。
無慈悲に入れられた拳のおかげで香月の口の端からは透明な氷が見えていた。

「謝謝、香」
「んーん。皆仲良しの方がいいもんね!」

にっこりと香陽は瞳の奥は笑っていないまま笑って香月を見た後に、右腕の外した重りをもう一度付けた。
兎斗羅の青椒牛肉が届いたというセリフに思わず香陽は吹き出し、虎幸の的確な突っ込みに香陽はもう一度笑った。

「はー!お腹すいたね!早く食べよ!」

先程まで男一人を超スピードでぶん殴っていたとは思えないほど朗らかな笑みを浮かべて香陽は言った。
香月は口の中が殴られた反動で切れたようで、痛みと同時に氷の冷たさに少し眉を寄せていた。
完全に自業自得である。

9ヶ月前 No.177

天山 @kgb☆YV/LbxVUS0Pr ★Android=0bca4o0hXK

>>虎幸


『そうかもしれないけど...よくやった方さ。
ホントに力及ばないなら、豹那に傷だってつけられない。
それに、君を放置するはずだよ』
『もっと強くなれって意味だよ』

学園最高レベルの実力者に、自分を認めて貰えた。あまつさえ、いつになるかわからないが再戦の機会すら与えられた。
「ッククククククッ…!」
腹の底から込み上げてくる笑いが止まらない。
止めようがない。
「ハーッハッハッハッハッハッ!!!!!!!!」
虎幸の目も憚らず、ベッドの上に寝転んで高笑いした。
次いで飛び起き、床に降りると、
「機会を与えたことを後悔させてやるッ!『あそこで殺しておけば良かった』と思わせてやるッ!俺は今よりもっと強くなって、あの女を超えてやるッ!」
野獣の如き眼光と剣幕をどこへともなく飛ばし、高笑いしながら部屋を去った。

9ヶ月前 No.178

鷲樹 @hyouna ★Android=1n8xLWArrI

中兄妹>

鷲樹「っちょ...!?」


突然の出来事に鷲樹は混乱した。

中兄妹が豹那に助けられたのは知っていたが...。
まさか、香月にあんなどすのきいた声を出させるとは。

まさか、勝ったには勝ったがけして無傷ではない。
肋骨と足か腕の骨はいったなど言えず兎斗羅は口をつぐんだ。


兎斗羅「....ま、青椒牛肉食べようよ!」


空気を変えるため。
三十代とは思えない微笑みを浮かべた。

9ヶ月前 No.179

鷲樹 @hyouna ★Android=1n8xLWArrI

七城>

虎幸「頑張れ〜」


仮にも妹殺人予告がされているというのに
虎幸は呑気に手をふった。


虎幸「あ、今日の晩御飯青椒牛肉だからねー」


もういないのに、そう告げた。

9ヶ月前 No.180

零たん @ganomile ★Android=pfTgLffFMl

 ズンズン道を進んでいき、何かを見つけるや電柱に隠れた。「狼華先生……隠れてください」と言い親指で赤いスーツの後ろ姿をさした。
「多分、あの人見た感じ正統派の攻撃は聞かないですよ。どうしますか?」
 彼は取り敢えずという事で赤いスーツの男の姿をコピーし変身した。爪が黒いという点や目の血管が黒い点以外は寸分違わない。体を半分透けさせた。
「なぁ、本当に大丈夫か?」
 彼は心配そうに狼華の袖を引っ張った。>狼華

9ヶ月前 No.181

天山 @kgb☆YV/LbxVUS0Pr ★Android=0bca4o0hXK

>>鷲樹、竜也、中姉妹、兎斗羅


体力は虎幸の治療のお陰か、ある程度回復していた。
ならば、やることはひとつだ。

「トレーニング再開!」
保健室を出た瞬間に、身体強化3倍を発動し、軽いランニングを始めた______校舎内だが。

すぐに校舎内を駆け巡り、正門の辺りに出た辺りで、先ほどの四人と兎斗羅を見つけた。
「あ、先生方と鷲樹くんと中姉妹じゃないですか。こんなところでどうしたんです?」

9ヶ月前 No.182

@itxmm ★iPhone=uSyqKf7JNY

>>鷲(ジウ)、兎(トゥ)センセイ、虎(フー)センセイ、桜(イン)


香月は酷く反省していた。というか、能力の力が多少あれどこの前香陽と手合わせをしていた時よりも200倍くらいの痛みが普通に来たのでその事にも驚いていた。
香月が最後に香陽と手合わせをしたのは鷲樹の世話役を香陽がやる前の話だ。
つまり、香陽は強くなったのだ。彼と共に。
ぶん殴られた痛みはあったが、妹の成長を喜ばしくも思った。お人好しの彼女の事だから香月をぶん殴った時もうまいところを再現したのだろう。

「全くもう、哥はあの人の話になるとすぐ怒るんだから」
「鷲(ジウ)に何かあったら我でも殺しそうな奴に言われたくねぇある」

今回怪我を負ったのは香月のくせに随分と大口を叩ける。兄の余裕というのもあるだろうが、内心妹の成長が相当嬉しいのだ。

「あ!青椒牛肉!哥、楽しみねー!」
「そーあ……」

兎斗羅の言葉に香陽は喜んでいると、香月もはいはい、というふうに対応をしたところに香月にとって今一番顔を見てしまってはいけない人物の登場だった。
香陽は急いで香月の目を隠してその人物に挨拶する。

「に、ニーハオ、桜(イン)!もうごはんよー、桜も動くのもいいけど食べよー!」
「離せある香」
「あ!哥?気にしないでいいよー!ははは、ね、哥哥!」

目を塞いでも尚暴れ出しそうな香月の姿に香陽は自らの親指の腹を噛みちぎり血液、もとい『炎血』を流すと香月を殴った頬の傷跡に押し付ける。
香月は「あっつ!!痛ぇある!!おい!!もういいから!!白痴!!」とガチ叫びしていた。後半に至ってはただの悪口である。
香陽の炎が弱まったのを確認して親指を離して香月の目を隠していた手も取ると、香陽は噛みちぎった指の腹にふっ、と息を吹きかけて火を消した。

「みっともない姿見せてゴメンネー」

香陽は申し訳なさそうに桜花にそう笑い、香月の方はなるべく桜花を見ないようにして未だに痛むのか若干溶けた傷跡の氷に触れていた。

9ヶ月前 No.183

天山 @kgb☆YV/LbxVUS0Pr ★Android=0bca4o0hXK

>>中姉妹


目の前で一瞬繰り広げられた戦いに、桜花は思わず頬が緩んだ。
仲が良いのは良いことだ。
そんなことより気になることがあった。
「へー、ご飯か」
身体強化は極端にエネルギーを消費する。
29倍までは体力の急激消費に留まるが、30倍以上は胃の内容物を急速に消化、エネルギーを速成するため、使用後は極端な疲労と空腹を覚えるのだ。
特に40倍という被ダメージギリギリの戦闘力倍加を行ったために、現在の桜花にはかなりの空腹に耐えかねるところもあった。
「じゃあ、お覚悟はよろしいかな?今の俺は相当腹が減っているのでね」

9ヶ月前 No.184

鷲樹 @hyouna ★Android=1n8xLWArrI

明影>

狼華「...!」


小さな体を丸め込み、茂みに隠れる。
明影が心配する声を聞きつつ千里眼を発動させた。

確かに、普通の攻撃は利かなそうだ。


狼華「...だいじょーぶ。
任せて」


千里眼のままにこっと笑い、そっと右手を動かした。


ぽこっと、男の足元にい一輪の花を咲かせた。
アザミだ。

花言葉のひとつに、復讐、とある。


狼華「さぁ...どう出る...」



七城>

竜也「おぉ七城。
先に戻ってたのか。

今から晩飯作るところだ」

兎斗羅「やっほー七城くん!!
君を迎えにいったの、僕なんだからね!?」



中兄妹>

鷲樹「お互い様だ、ばか兄弟」


守護されている身でありながらこの横暴な物言いである。


鷲樹「俺は楽しみじゃない」

竜也「うるせぇバカ」

鷲樹「バカ!?」

9ヶ月前 No.185

天山 @kgb☆YV/LbxVUS0Pr ★Android=0bca4o0hXK

>>竜也、兎斗羅


『やっほー七城くん!!
君を迎えにいったの、僕なんだからね!?』
「その節はどうもありがとうございます…」
桜花は兎斗羅に深々と頭を下げ、感謝の意を表した。
(それにしても、このおっさん子供っぽいなぁ…)
そんな失礼なことも考えていた。

9ヶ月前 No.186

鷲樹 @hyouna ★Android=1n8xLWArrI

七城>

兎斗羅「どーいたしまして」


七城に悪態を吐かれているとも知らず
兎斗羅は中学生か高校生にも見惑うような笑みを浮かべた。


兎斗羅「トレーニングも大事だけどご飯は良いの?」

9ヶ月前 No.187

天山 @kgb☆YV/LbxVUS0Pr ★Android=0bca4o0hXK

>>兎斗羅


「たんまり食わせてもらいますよ、豹那先輩との戦いでめちゃくちゃ疲れたんでね」
そう言ってニヤッと笑った桜花だった。

9ヶ月前 No.188

@itxmm ★iPhone=uSyqKf7JNY

>>桜(イン)


桜花のご飯か、という言葉に香陽はうんうん、と頷いた。逆に、香月の方は特に何も思っていなさそうな表情で殴られた頬の氷に触れていた。本当に双子なのかと疑うほどに真反対の二人である。
すると桜花のお覚悟は宜しいかな、という言葉に香月が一瞬ピク、としたのを無理矢理香陽が抑えつけると、相当腹が減っている、という言葉に香陽もにぃ、と笑った。
というか、今の状況は完全に上下が反転している。どう考えても香陽が姉のようだ。香陽は妹である。

「食事量で我に勝てると思わない方がいいよー」
「余計な張り合いせんでよろし」

香陽だけでなく香月もそうだが、二人は食事量と能力が比例する典型的な例である。
食べれば食べるほど力も出るし使えるし強くなる。逆に食べなければ力は出ないしほぼ使えないし弱い。
つまり、二人はとんでもない大食漢である。一人で10人前はよくある話だ。
というか、コストが悪いので無理矢理にでもそれくらい食べなければならない。


>>鷲(ジウ)、竜(ノン)センセイ


「妹のバカは認めるあるが我は巻き込まんでよろし」
「残念でしたー、妹の我がバカなら哥もバカですー」

不服そうに巻き込むんじゃないと言う香月と、香月の言葉にぷくぅ、と頬を膨らませて不服そうに言い返す香陽。
不服の仕方は違えどやはりそっくりだ。

香陽の楽しみだという言葉に鷲樹は楽しみじゃないと言い、竜也はそれに対してバカと言った。
この二人も随分と仲の良い兄弟だと思いながら香陽と香月は微笑ましそうに見ていた。

9ヶ月前 No.189

天山 @kgb☆YV/LbxVUS0Pr ★Android=0bca4o0hXK

>>中姉妹


能力の子細は知らないが、どうやら二人は能力の関係で相当な大食漢らしい。
桜花も限定的な意味で能力に影響されて食事量が増えるが、事情が違うようだ。

「食べ比べかぁ…いいだろう受けて立とう中姉妹よ。売られた喧嘩はちゃんと買ってやる」
どうやら桜花は、どこまでも闘争が好きなようだった。

9ヶ月前 No.190

鷲樹 @hyouna ★Android=1n8xLWArrI

七城>

竜也「腹がへんの良いことだけどよ...。
その、姉ちゃんとやりあったってあんま中兄妹に言うなよ。
特に兄貴(香月)の方には要注意だ」


さっきの出来事を思い返して、冷や汗をかいた。

___豹那の痛覚が鈍っていて良かった。
無かったからこそ移動できたんだ。
あったら...__。


竜也「くわばらくわばら」



中兄妹>

鷲樹「嫌だから二人ともばk」

竜也「いたちごっこになんだろうが!!」


一行に言い合いが終らないのを察し
竜也が頭突きを食らわせた。


豹羅「...青椒牛肉冷めるぞ」

「「いやいつ作ったんだよ!!?」」

9ヶ月前 No.191

零たん @ganomile ★Android=pfTgLffFMl

 ぽこっと咲いた一輪の花に木偶はグッと見だした。
「綺麗な花ぁ。たしかアザミの花言葉は独立、報復、満足、安心、復讐……そういう事ね」
 壁を波打ち空がサイケデリックに光り出し、血が核まで透けていく。彼は狼華達が隠れる電柱を指さした。
 すかさず、数多は元の状態へと書き換えた。
「何であなたぁ、アチキと同じ形に成ってるのぉ?まぁ、いいや。お嬢ちゃん出てきなさぁい!」
 数多や狼華達が隠れる電柱が愉快に踊り始めた。>狼華

9ヶ月前 No.192

天山 @kgb☆YV/LbxVUS0Pr ★Android=0bca4o0hXK

>>竜也


『腹がへんの良いことだけどよ...。
その、姉ちゃんとやりあったってあんま中兄妹に言うなよ。
特に兄貴(香月)の方には要注意だ』

(だいたいそうだろうな)
先ほどの虎幸の言動から言って、恐らく中姉妹と豹那に密接な関係性が窺える。
「まずボコボコにされたのを誇らしげに言えるわけないでしょうよ」
朗らかに言い返した。

9ヶ月前 No.193

@itxmm ★iPhone=uSyqKf7JNY

>>桜(イン)


香陽の食べ比べ勝負に乗ってきた桜花の姿に呆れたように香月は溜め息を吐いた。
香陽の白痴。日本語で言うなら馬鹿野郎。
香月は心の中で香陽に悪態をつきながらも、こうなった以上は正直香月にはどうしようもできない。所謂、勝手にやってくれ状態だ。

「喧嘩なら我強いよー!」
「余計な事言うなある!!!

喧嘩、という桜花の言葉に香陽はにっこりと笑って強い発言。
香月もなかなかの苦労人だ。


>>鷲(ジウ)、竜(ノン)センセイ、豹(バオ)センセイ


鷲樹に次に出てくるであろう言葉に香月が香陽よりも先にムッとしそうになったところで竜也の仲裁が入る。
流石だ。鷲樹を一発で黙らせることが出来るのも兄としての手腕だろう。

「なるほど……黙らせるときは頭突きあるか……」
「やらないでね!?」

やりそうな勢いの香月に先手を打つ香陽。
途中から豹羅の青椒牛肉が冷めるという台詞に香陽は「タイヘン!」と声をあげ、香月の方は竜也達同様に「いつの間に?」というふうな表情で豹羅を見た。

「豹(バオ)センセイ、食べていい?」

待てをされた犬のようにわくわくとしながら豹羅に香陽は尋ねた。
香月も腹は減っていたので、香陽の左隣に座った。
最初は右隣に座ろうと思っていたが、右隣は恐らく鷲樹が座るだろう。香陽の従者としての心得の一つとして、香陽は前に出ない、隣を歩かない、そして右側に出ない、立たない、もあるのだし。
基本的に右側は偉い立場の者が立ったり座ったりするとは従者の基本中の基本でもある。

9ヶ月前 No.194

天山 @kgb☆YV/LbxVUS0Pr ★Android=0bca4o0hXK

>>中兄妹


香陽は無邪気にも笑いながら強気に喧嘩もできると言ってきた。
やはり好戦的なのは同じようだ。
しかし____
「せっかくの申し入れだが、今日は少しトレーニングのしすぎで疲れてしまったようでね。食べ比べなら受けて立つが、喧嘩はまた明日で良いかな?なーに、お互いベストコンディションで戦えた方が良いだろう?」
桜花の眼差しが鋭く光った。

【中香月氏を女性と勘違いしておりました…不祥事続きで申し訳ない…】

9ヶ月前 No.195

@itxmm ★iPhone=uSyqKf7JNY

>>桜(イン)


折角の申し入れは断られてしまった。香陽は「そっかぁ」と残念そうにしながらも、明日なら出来ると嬉しそうに頷いた。
やはり血の気が多い。彼女に流れているのは血ではなく炎だが、それ故だろうか。炎のように激情的だ。
香月は正直なところあまり関わりたくは無かったが、こうなった以上相手に言っておかねばならぬ事がある。

「まあもう我は知らんが、間違ってもどんな形であろうと鷲(ジウ)……シュウキだけは巻き込まないようにやるよろし。灰にされちまうあるよ。
我ももうここ何年も香とは手合わせしてねぇから妹の強さがどんなもんか知らねぇあるが、確実に我も苦戦する」

香月はそうとだけ忠告をしておいた。
確実に苦戦すると確信したのは殴られた時だった。まだ三年か四年しか経っていないはずなのに、明らかに差を詰められていた。
その前まではキックスタイルだけでも勝てるほどに弱かったというのに。

「一つだけ、香の兄としてお願いしたい事がある。香には《毒香》っちゅー香りを扱う能力がある。それを使ったら何をしてでも止めてほしいある。骨の一本二本折ってでも止めてやってほしい」

忠告を終える前に、香月は桜花に真剣な眼差しでそれだけは強くお願いをした。
双子の兄として、妹を守る術だった。
香月と桜花の話を聞いていない香陽は、香月が一瞬こちらを見て不思議そうに首を傾げ、それを見て香月も小さく笑い返した。
どうでも良さそうに見えて、彼もなかなかのシスコンなのだ。

【大丈夫ですよ〜!見た目的には香月の方が女性らしいので寧ろ貫いてくださっても問題ないです!】

9ヶ月前 No.196

鷲樹 @hyouna ★Android=1n8xLWArrI

零>

狼華「ッつ!!?
明影君こっち!!」


うねる電柱に顔をしかめ、明影の腕を引いた。

試しに蔦の鞭で電柱を叩いてやる。


狼華「零さんのお礼をしにきたぞ...」


赤く底光る目に、いつもの朗らかさはない。


七城>

竜也「...それもそうか。
ほれ、行くぞ。

もう青椒牛肉できてる」


中兄妹>

竜也「ダメだぞ。
頭突き等拳での仲裁は姉ちゃん直伝なんだ」


どんな直伝だ。と、言いたいが豹那ならありえる。


豹羅「おう、いいぞ。
食え食え」


鷲樹や竜也も座ったのを確認し、皿をおいていった。
香ばしい青椒牛肉だ。


鷲樹「...」


既に鷲樹はピーマン隠蔽工作にはいった。

9ヶ月前 No.197

零たん @ganomile ★Android=pfTgLffFMl

 手から空き缶を作り出し、うねる電柱に空き缶を当てた。うねる電柱に丁度当たったが、空き缶は跳ね返ることなくすり抜けていく。
「狼華先生、あいつの能力に攻撃をする術はありません。こうやって、電柱を歪めたりして相手を撹乱させるのが相手の目的です。」
 そう言っている間に木偶は道を二本に増やした。それに伴い、木偶は二人に増える。更に周りの空間はクルクルと回転する。
「うっ」
 ただ呆然と立ち尽くす零は目を回したのか倒れ込んだ。
 回転は止まり、本来の道が分からなくなる。
「狼華さん……下手に動いたら壁に当たりますよ。だから、感情に身を任せないように。」
 連れてかれないように零の体をグッと掴んだ。>狼華

9ヶ月前 No.198

鷲樹 @hyouna ★Android=1n8xLWArrI

明影>

狼華「っ、くそったれ...!!」


蔦の投げ捨て、千里眼もしまった。
この状況では、自分が余計に混乱するするだけだ。
代償も考えればこれが一番正しい。


狼華「偽証、か...!」


__どうすれば___

9ヶ月前 No.199

天山 @kgb☆YV/LbxVUS0Pr ★Android=0bca4o0hXK

>>中兄妹、竜也、鷲樹


香陽は残念そうにしていたが、明日対決すると聞いてむしろ喜んでいた。しかし兄の方は深刻そうな面持ちで忠告してきた。
妹の実力は高いこと、毒香を使用したら骨の一本二本は折っても構わないから止めてほしい旨とのことだ。
「どんな効果かは知らねえが、ご忠告ありがとう。ただ、五体満足で返せるかどうかは保証できないぜ…?」
毒々しい笑顔で、冗談めかして返した。

実力の程は不明だが、今日のように自分に本気を出させる相手であることを、王かは願っていた。


竜也に誘われて、席に座ると、青椒牛肉が皿に乗せられて並べられていた。
「旨そうだ…しかし…ね」
鷲樹がピーマンを隠そうとしているのを、桜花は空間認識で察していた。
「人の御厚意は、例え趣味嗜好に合わなくとも受け入れるべきだ…それは指導者の器のひとつでもあると俺は思うが…どうなのかね?会長殿」
桜花の手が、鷲樹の首筋を掴んだ。
「ピーマンは…美味しいんだぜ?」
鋭い眼差しは、鷲樹の手元に注がれていた。

9ヶ月前 No.200


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