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黒薔薇学園へようこそ XII

 ( 学園ごっこ )
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剣士 @kensi ★Zr7P9bH8Fo_m9i

暗黒の森、そして大輪の黒薔薇の中に聳え立つ城……黒薔薇学園へようこそ。
僕は名前は剣士、変な名前だと思ったか?
ここは僕のような武器使い、魔法使い……果てには魔物や妖怪までもが集う学園だ。
興味があるなら下の入学届を提出してくれ。
ちなみに『‡』のような記号は出すのが難しければ書かなくて良い。項目さえ埋まってれば問題はないからな。
君の入学を待っている。

‡〜〜〜〜〜╋入学届╋〜〜〜〜〜‡
名前‡(漢字の場合はふりがなも)
性別‡(男か女、設定次第では中性も許可する)
年齢‡(魔物・妖怪の場合は実年齢と見た目の年齢を)
種族‡(人間であれば人間、魔物・妖怪は文字通り種族を)
性格‡(簡潔に書いても構わない)
容姿‡(上に同じ)
備考‡(一人称や二人称、過去など。同じく簡潔に書いても構わない)
所属‡(生徒であれば初等科、中等科、高等科のいずれかを選んでくれ。加えて、学年とクラスを。教師であれば担当クラスと教科を頼む。ここら辺はややこしいので、僕の入学届や『クラス』の項目などを参考にするといい。)
募集‡(どんな友人や従者、主人を希望するかなどだ。無ければ書かなくても良い)
‡〜〜〜〜〜╋入学届╋〜〜〜〜〜‡

ちなみに間違えても、こちらが修正すべき所を指摘するので、不安でもまずは入学届を出して貰って構わないぞ。

最後にここを全て見た証拠として呪文を唱えてもらう。忘れても後から唱えれば大丈夫だ。
「暗黒の神よ、黒薔薇の魔力の利用致し、黒薔薇に仕える我を入れよ」

3年前 No.0
メモ2014/09/08 16:53 : アルテュール @arthur★7RmuIaBt7a_mgE

>>1 スレッド概要・校則

>>2 学園概要・クラスについて

>>3 施設(ロケーション)

>>4 入学届見本

>>49 キャラクターリスト

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アルテュール @arthur ★iPhone=s6BjyQa43T

【黒薔薇学園・二階バルコニー/アルテュール・エスパルサ・フォン・ダンケルハイト】

 一人で月を楽しんでいると、やがて声が掛かった。夜の涼風にも似た穏やかな声色である。剣士の父親でもあるファウストのものだった。

 「蝋の翼で太陽に近付くわけでもなかろうに」

 相手を見るでもなく、アルテュールは嘯いてみせる。声の主に顔を向けないのは、人間以上に発達した五感がその存在を早期に捉えていたからであろうか。

 「勿論だとも。私の退屈を紛らわすのに、あの中途半端な月では少々役者が足りないのでね」

 月の加護を受けているとは思えない不遜な発言であったが、彼の価値観では美意識が信仰心を上回るらしい。掌を空に向けるようにして、着席を促した。

>>ファウスト ALL

1ヶ月前 No.577

ファウスト @kensi ★Android=XwdSqu8Nig

【ファウスト/黒薔薇学園/2階バルコニー】

「あの月より期待されているとはありがたいことです」

 着席を促されると一礼して椅子に腰かける。そのとき近くにいたメイドに声をかけ紅茶を注文した。月を見て酒を楽しむ気はないらしい。そもそも彼は公共の場ではそう飲まない気質の人間である。

「といっても、俺も暇をもて余した身。貴方の退屈を消せるような話を持っているわけではありません。話題を決めてくれるとありがたいのですが」

 申し訳なさそうに眉を下げる。穏やかだった微笑に影が射す。
言い終わると同時に紅茶が運ばれてきた。メイドに礼を言うとカップを手に取り、口につけた。

>アルテュール

1ヶ月前 No.578

アルテュール @arthur ★iPhone=qppd32P4Z9

【黒薔薇学園・二階バルコニー/アルテュール・エスパルサ・フォン・ダンケルハイト】

 「剣士の恋人についてどういう印象をお持ちかな?」

 話題を振られるや否や、なんでもない風にファウストにとっては無関心でいられない話を振った。
 剣士の恋人とはすなわち燕士徳のことである。東方出身で、初歩的とはいえ仙術にも心得を持ち、ファウストを救った一人でもある。向上心と勇気、知恵を持ち、棍や棒を握らせれば右に出る者はいないだろう。体術に関しても非凡なものを持っている。とはいえ、それらの要素がそのままパートナーとして優れているかどうかに直結する訳ではないのだ。
 果たして、長い間離れていた娘に出来た恋人にファウストという父親はどういう印象を抱くのか。純粋な好奇心と例によって悪戯心でそんな質問投げかけた。慌てふためこうが、真っ当な考えを述べられようが、アルテュールにとっては有意義であるが、前者を楽しみにしているという気持ちが勝るのは否めない。

>>ファウスト ALL

1ヶ月前 No.579

ファウスト @kensi ★Android=XwdSqu8Nig

【ファウスト/黒薔薇学園/2階バルコニー】

 何の警戒もなく投げ掛けた言葉に直球過ぎる話題を返され、ファウストは危うく紅茶を噎せ返すところだった。穏やかな先生として通っているとはいえ彼は存外素直で表情豊かである。
 どう答えるべきかという困惑と動揺への羞恥で珍しく笑みが消えていた。数秒固まったのち顔を片手で覆いながら息を吐く。カップを机にそっと置くころには、少し自嘲を含んだ笑みが返り咲いていた。

「良い青年だと思います。彼は誠実で快活な人間です。シャーロットが彼の真っ直ぐな性格を選んだのであれば、俺から言うことは何もないでしょう。毎日雑談をしに来てくれる娘の様子からも、二人にトラブルがないことは明白です」

 娘のことを思い出した一瞬、愛しそうに目を細める。だがそんな表情を見せるわりには淡々とした言葉が紡がれた。
 本当なら娘を抱き締めて今まで共にいられなかった時間を埋めてあげたい。しかし再会したとき、彼女の人生の大半は自分の知らぬ道で出来ていた。娘は既に父親の手の届かぬ彼女自身の人生を歩いている、そう悟ったときから一歩引いて見守ることに決めたのだ。

「正直、恋人の話を聞いたときは驚きました。しかしそれは彼女が数々の出会いを通して、誰かを選ぶようになったと言う成長の証……寂しさはあれど、喜ばないわけにはいきません。何よりシャーロットは俺が喜ぶことを望んでいるのですから」

 言いながら、酒を頼まなくてよかったと場違いなことを考えていた。アルコールが入り饒舌になった自分ではどこまで本音を吐き出すか分かったものではない。

>アルテュール

1ヶ月前 No.580

アルテュール @arthur ★iPhone=CIHRmjFxwA

【黒薔薇学園・二階バルコニー/アルテュール・エスパルサ・フォン・ダンケルハイト】

 予想外の話題に慌てふためくファウストを見て、アルテュールはくつくつと笑い声を漏らした。沈着な性格をしているとはいえ、自分の子供と接するということに関して、彼はまだ熟達しているわけでは無い。それどころか邪剣に操られていた時間を考えると、本来親子が過ごすべき時間には大きな穴が穿たれているのだ。落ち着き払っている余裕はないだろう。
 とはいえ、さすがにいつまでもそうしているほど彼も青くはない。四苦八苦しながらも平静を取り戻して、自分の考えを言葉にした。

 「干渉し過ぎず……かと言って、無関心ではないか。あの年頃の娘に対する父親としてはちょうど良い距離だろう」

 自身の経験則を踏まえたものなのか、ファウストの考えに概ね同意する。我が子とは言えど、相手は一人の人間である。その人生そのものを決定づける権利はなく、だからと言って過ちを看過するのは人として不誠実な行為であろう。

 「だが、親の心子知らずとも言う。君は引け目を感じているようだが、時には触れてやるといい」

 娘を抱きしめる権利がないと考えているファウストの思考回路をジャックでもしたのだろうか。無論、アルテュールでさえそんなことを易々と行うのは不可能だが、そう思わせるような助言を一つした。
 剣士がファウストを忌み嫌っているのならばともかくとして、決してそうではない。むしろ父親の喜ぶ姿を見たがるような、健気な娘だ。そして、ファウストも娘のことを尊重している。そんな関係であれば、抱きしめる権利のみを判断基準にすべきではないだろう。

>>ファウスト ALL

1ヶ月前 No.581

ファウスト @kensi ★Android=XwdSqu8Nig

【ファウスト/黒薔薇学園/2階バルコニー】

心境を読まれたかのような助言を受けるが、この吸血鬼ならばこちらの憂いの推測すら容易だろうとすんなり受け入れる。むしろその助言を会得したように頷いた。

「ええ、そうですね、時にはもう少し彼女に踏み込んでもいいのかもしれません」

思えば娘と2人で出掛けたことなど数えるくらいしかなかった。しかも娘に対して受け身であるファウストが誘うことはほとんど無く、剣士はそれに少しなりとも寂しさを感じているかもしれない。そう思うとファウストは今までの自分の対応に、これで良かったのかと問わざるを得なかった。

「今度の休みに、一緒に出かける時間を作ってみようと思います」

まだそれを決めただけだというのに、ファウストの表情はいつになく晴れやかである。娘の喜ぶことをしてあげたいという父親としての愛情が垣間見えていた。

>アルテュール

1ヶ月前 No.582

アルテュール @arthur ★iPhone=FWtUDMjg9k

【黒薔薇学園・二階バルコニー/アルテュール・エスパルサ・フォン・ダンケルハイト】

 「そうするといい」

 親子の関係に口を出せる立場ではないだろうに、アルテュールは鷹揚に頷いた。冗談にせよ本気にせよ、思ったことや考えたことを相手に叩きつけて、それによって相手がどう反応するか、どう変化するかを楽しみにしているような男である。遠慮や謙遜などを期待しても無駄というものであった。
 いつの間にやらグラスに満ちていたワインは無くなっており、メイドの一人が注ごうとするが、アルテュールはそれを手で制する。

 「今宵は興が乗っている。君さえ良ければ、戯れに剣でも交えてみたいのだが、如何かな?」

 月を肴にワインを嗜むのも飽きたらしい。唐突な思いつきをアルテュールは提案した。
 その言葉に二人の会話を遠巻きに見ていた生徒たちがぎょっとする。黒薔薇城そのものの魔力によって、どこで戦闘しようともその場に小規模な結界が張られ、その外に被害が発生する事はないのだが、何しろあの不死王である。黒薔薇城が必要だと判断する戦闘区域は自分たちの戦闘とは比べ物にならないほど広いのではないか。そう感じ取ったわけである。

 「フフ、安心したまえ。私もこの城を消し飛ばすつもりはないのでな。ちょっとした余興だ」

 それは言外にその気になれば、城を消し飛ばせるとも取れる言葉であったが、問い質す者は誰にもいなかった。

>>ファウスト ALL

1ヶ月前 No.583

ファウスト @kensi ★Android=XwdSqu8Nig

【ファウスト/黒薔薇学園/2階バルコニー】

「お誘いに乗りましょう。生徒の注目を浴びている手前、断るわけにはいきませんからね」

紅茶を飲み干すと軽口を言うように笑って立ち上がる。その姿に少なからず驚きの声が上がった。戦闘演習でも滅多に姿を表さない彼が余興で剣を抜くなど、前代未聞のことだったのだ。彼の悩みが吹っ切れた状態だからこそ実現したのだろう。

「場所はここですか? 生憎今は武器を持っていないので、調達する時間を頂きたい」

バルコニーから武器庫もしくは寮までは距離がありすぎる。ファウストは周囲を見回し、ギャラリーである生徒から借り受けるか、いっそ氷魔法で作ってしまうかと悩んでいた。

>アルテュール

1ヶ月前 No.584

鬼羅 @ruu10 ★Android=sVBpOWk77N

「【リリアンヌ/黒薔薇学園/執務室】

「………」

彼女は一連の流れの間、水晶玉ではなく剣士の周りの空間全体を見つめていた。そこに満ちている魔力の揺らぎを見ているのだ。なるほど、剣士の場合特に光から取り込む魔力が多い。あの教諭の見込み通り浄化魔法に適しているのは間違いないようだ。

「魔力の取り込み方は良い。問題はやはりその扱い方じゃな。水晶玉から戻ってきた魔力を自身の体に上手く受け流せず魔力の循環が詰まってしまうと反発し今みたいになる。注ぐ魔力の大きさと流れのイメージが足りぬな。漠然とした心持ちでやっても上手くいくわけなかろう」

とくに落ち込んだ様子の剣士を励ますこともせず話をしていく。すると席を立ち、近くのガラス棚の戸を開けて何かを探し始めた。その間も話は続く。

「実戦では敵に向けた魔力は相手側で発散するため戻ってくることはないが、敵から受けた魔力を大気中へ受け流せないとダメージを大きく受けることになる。水晶玉を貸してやるから練習を続けよ。復習じゃ…ここにおったか」

探し物が見つかったのかリリアンヌから嬉しそうなどこか意地の悪い笑みが零れた。その手元にがっしりと掴まれた一面に漆黒の闇が渦巻いてる瓶はガタガタと激しく揺れている。

剣士>>【遅れてごめんなさい。セリフ長くてごめんなさい!】

1ヶ月前 No.585

アルテュール @arthur ★iPhone=tKTcsLEHO6

【黒薔薇学園・二階バルコニー/アルテュール・エスパルサ・フォン・ダンケルハイト】

 「何、そんな事はせずとも良いさ」

 不敵な微笑を浮かべたかと思うと、ファウストを取り巻くように無数の剣が地面に突き刺さる。見物人たちにざわめきが走り、アルテュールは気を良くしたのか微笑を深いものにする。
 いずれも名剣、宝剣の類であることは明らかで、黒薔薇城の宝物庫から召喚したのだろう。幻を意のままに操る彼にとって、物質そのものすらに「最初からこの場所にいた」と錯覚させることすら可能に違いない。最早、それは幻と言うよりはある種の事実を無理やり作り出す魔法とも言えた。

 「さぁ、好きなものを選ぶといい」

 いつの間にか、アルテュールの手にも一つのレイピアが握られており、これも同じ方法で召喚したのだろう。彼が普段から愛用している剣ではないが、やはりそれも名工の手によって鍛え上げられたものであることは疑いなかった。

>>ファウスト ALL

1ヶ月前 No.586

フェルディ @ferudhires ★pCtQIlBluB_jmr

‡〜〜〜〜〜╋入学届╋〜〜〜〜〜‡
名前‡フェルディナンド
性別‡男
年齢‡ある救世主と同年齢
種族‡人間(?)
性格‡普段は礼儀正しい。(多くの闇の魂をを抱えるあまり、人格がいくつも存在する。)
容姿‡服装は黒を基調としたタキシード(TPOや人格によって変化する?)。髪は襟足が長めである点を除けば全体的に短めの茶髪。顔立ちは中性的な鼻筋の通った、中欧、南欧風の顔立ちをしている。これはたとえ人格が変化しようと、肉体そのものは主人格であるフェルディナンドのものであることから、体格と服装を除けば変化しない。
備考‡一人称は私(わたくし)。ただしこれも人格によっては変化する。
性格、容姿の欄にも書いた通り、72だの千だのと一定しないそれなりの数の人格を内包しており、血液型も元のB型から混ざり合った混沌としたものになっている。
現在わかっている(筆者が覚えている)人格は以下の通り。
フェルディナンド:主人格。基本的にどんな相手でも敬語で喋る。何か胸に秘めていることがあるようだがそれがいったい何なのかは今のところ誰も知らない。筆者も知らない。
火の神(?)アグニ:炎を扱う人格。非常に好戦的で、会話というのは相手を平伏させる事から始まると考えている節がある。筋肉質な体格となり、服装は赤い裾広のズボンに同色のマントを羽織った姿になる。脳味噌を構成しているのは主に筋肉。よく言えば単純。悪く言えばバカ。
氷の神(?)ネーヴェ:氷を扱う人格。女性人格。体格もそれ相応に女性的な容貌となる。服装は青を基調とした乗馬服然としたもの。(わかりやすく言うなら、ナポレオンとかのあんな感じ。もしくは、ベルばらのオスカル的な?)冷静、もしくは冷血ともとれる性格となり、どちらかというと知略でもって戦うタイプ。
闇の王():闇を扱う人格。服装は黒を基調とした王笏、王冠、外套をつけたものへと変化する。(ハンガリーの戴冠具一式がイメージに近い。)性格は尊大かつ邪悪(らしい)普段はほかの人格たちが対立している、もしくは抑え込んでいるため、表に出てくることはない(らしい)。
※黒薔薇スレ自体の設定が色々増えたりしているのでそこらへんは要相談ですかね?
所属‡千の貌を持つ(元?)学園長という概念。這い寄る校長。(なんだそれ。要相談)
募集‡今のところ特になし。
‡〜〜〜〜〜╋入学届╋〜〜〜〜〜‡

「暗黒の神よ、黒薔薇の魔力の利用致し、黒薔薇に仕える我を入れよ」

「この空気、この城…変わっていないですね。懐かしい。」

【どうも、皆さんお久しぶりの人はご無沙汰しております。初めましての人はこれからよろしくお願いします、おおよそ5.7年ぶりに本スレに顔を出します、フェルディナンドもといフェルディの中の人です。復帰勢と言ってもブランクが空きすぎて実質的に新参なので、どうかお手柔らかにお願いしますw
というか、元学園長っていって急にしゃしゃり出てくるのはどうなんだ。。。いや、むしろ昔も気が付いたら学園長になってたし問題ないか?なんてことから始まり色々なことをを迷いながら届け出を出していますw
とりあえずは、設定と、現在の話の流れの把握、こいつの設定をどう今の黒薔薇に落とし込むかで悩んでいるところでございます。
あ、それと、フェルディの人格変化ですが、筆名を変える今までのやり方だと色々とアレなんで、主人格の場合:フェルディ、主人格以外の場合:フェルディ/(表面に出ている人格)という形にしておこうと思います。】

23日前 No.587

エルシリア @arthur ★iPhone=09K6izyxGz

‡〜〜〜〜〜╋入学届╋〜〜〜〜〜‡
名前‡エルシリア・バルトレート
性別‡女
年齢‡不明
種族‡ヴァンパイア
性格‡感情の起伏が表情に現れづらく、何をしていても眠たげとすら受け取れる表情は崩れない。だが無感動な性格なのかといえばそうでもなく、下世話なジョークを真顔で飛ばしたりと内面はひょうきん。奉仕精神にも富んでおり、主人であるアルテュールのみならず、黒薔薇学園の生徒にも持ち得る力を持って尽くす使用人の鑑である。
容姿‡深紫の頭髪の持ち主で、ふわりとした印象を与えるセミショート。垂れ目が特徴的で、瞳の色は赤。鼻や口元の造形は整っているが、無表情でいる事が多い為に人形じみた印象を与える。身長は高く170cmは恐らく超えており、長い手足に女性的でありながらも引き締まった身体は気品さえ漂わせる。黒い燕尾服に身を包んでおり、整った顔立ちとしなやかや肉体と相まって、流麗な雰囲気を感じさせる。
備考‡一人称は「私(わたくし)」、二人称は「貴方」など。誕生日は4月12日。
黒薔薇学園の執事であり、アルテュールの部下でもある。無表情と抑揚のない喋り方、そして丁寧な言葉遣いが特徴的で、人によってはどこか近寄りがたいと感じるであろう人物。しかしながら上述の通り、下ネタ好きという一面を持っており、持っていたイメージとのギャップに驚く者も少なくない。
もともとは人間であり、さる王家に仕える従者の家系の出身。料理や礼儀作法などの教養を執事としてはもちろん文化人としても通用するレベルで習得し、将来を渇望されていたがそれを疎ましく思った人物により、刺客を差し向けられて瀕死の重傷を負う。そこを現在の主人であるアルテュールにヴァンパイアにされる形で救われ、襲撃を計画した人物を殺害。以降はアルテュールに付き従い、現在は黒薔薇学園の執事として勤務する一方、不審な人物や出来事を彼に報告している。
生前の経験の上にアルテュールから施された教育の為に、前述した料理やダンスの腕前は非常に高く、生徒たちにそうした教養を教えることも少なくない。
戦闘においては体術をメインにしており、ヴァンパイアの怪力と優れた技量が合わさって、その一撃は大型の魔物ですら沈めるほどの威力がある。それに加えて上級魔法にも心得があるなど、極めて強力な魔法戦士であると言えよう。
所属‡執事
募集‡特になし
‡〜〜〜〜〜╋入学届╋〜〜〜〜〜‡

「暗黒の神よ、黒薔薇の魔力の利用致し、黒薔薇に仕える我を入れよ」

22日前 No.588

エルシリア @arthur ★iPhone=09K6izyxGz

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22日前 No.589

フェルディナンド @ferudhires ★pCtQIlBluB_jmr

【黒薔薇学園/エントランスホール/フェルディナンド】

見覚えのあるエントランス、懐かしき顔。懐旧を感じたその昔も、それは百年の昔日にも、つい昨日のことのようにも思える。手入れの行き届いたエントランスと、それに連なる部屋の数々の持つ独特の空気は、ここが城であったころから何一つ変わっていない。

「やあ、久しぶりですね。ミス・バルトレート。あなたも、その後変わりないようでなによりです。」

ゴブリンに手持ちの荷物を渡す。ゴブリンは素早く、それでも急ぐ様子を見せずに、荷物を持っていく。

「とりあえずは、執務室(ってあるのかな?w)で、今の学園の様子を確認しておきたいですね。どのような逸材が集まり、また、どのようなことをしているのか。」

フェルディナンドはエルシリアに向けてほほ笑む。その表情は憑き物が落ちたかのように晴れやかに見える。

「ですので、一つ、紅茶を届けていただければと思います。一仕事した後に、のんびりと楽しめるように。」

そういうと、フェルディナンドはエントランスホールから歩き始める。変わらないこの学園の、それでも、よく見ればわかるほんの些細な変化を楽しみたいのだろう。

「もしよければ、貴女もどうです?変わらぬ学園の間違い探しに。」

少し歩いたところで、エルシリアにそう問いかけるフェルディナンドの声は、どこか楽しげであった。

【というわけで、学園長を徘徊させますw挨拶ついでにちょうど手が空いている人とかはお話ししてあげてくださいw
長文の練習とか、文体のブレをなくすとか、いろいろ理由付けようと思えばいくらでも付けられるんですけども、結論としてはこのほんわかしたメビウスの空気が恋しくなったんですよねw最近ギスギスした雰囲気のところばっかりいたから余計に。
ぶっちゃけ昔ほど常駐はできないと思いますけれども、どうか今後ともごひいきによろしくお願いします。てか、フェルディの口調とか相手に対する呼び名とか完全に飛んでるw】

>>エルシリア、ALL

21日前 No.590

エルシリア @arthur ★iPhone=C6KILMgae5

【黒薔薇学園・エントランスホール/エルシリア・バルトレート】

 穏やかな笑顔の裏に感慨深いものがあるのか、あるいはまた別の感情があるのか。数年前は何か危ういものをはらんでいた微笑は随分と自然なものになっており、それでいてかつての上位者らしき威風は崩されていなかった。
 フェルディナンドは荷物を渡しながら、まずは学園内の様子を知りたいと話した。旧知の仲の者も少なくないだろうし、ごく当たり前の願望だろう。

 「かしこまりました。では、学園内の視察の後に学園長室へ向かいましょう」

 承知したエルシリアは恭しく頭を下げると、フェルディナンドを先導するように歩き出す。相手の体格や足のサイズから歩幅などに検討をつけているのか、まさに彼の歩く速さとなんら変わりない速度である。ヴァンパイアの身体能力の高さは視力等にも特化しているが、こうした観察眼などは種族の力に恃むだけでは養われまい。あくまで彼女自身が優れた従者であるからこそ行える埒外の芸当だった。

【とりあえず執務室は学園長室ってことにしておきました。なんか行きたいところあれば、次で移動しちゃって下さい】

>>フェルディナンド

20日前 No.591

剣士 @kensi ★TM3kgSZ3Xp_Y9V

(おひさしぶりです……!遅れまして申し訳ない……!)


【剣士/黒薔薇学園/執務室】

「魔力とは循環するものなのですね」

 リリアンヌから魔力反発の説明を受け、納得したように頷いて再度己の手を見る。
 魔力の流れのイメージと言われても雲をつかむような話にしか聞こえないが、先程よりは勝手がわかってきたような気がした。

「はい、練習を続けます」

 再び水晶玉に手をかざし魔力を注ぐ。集中してしまったため、リリアンヌが手にした漆黒の瓶には気づいていない。
 次は魔力の流れ――空気の循環のようなものを意識し、コップに水で表面張力を作るようにそっと注いでいく。水晶玉の中に緑の煙が生まれゆっくりと回転した。やがて煙は色を変え、青、黄色、そして赤になる――と思われたが。

「!? 熱っ……!」

 ふと左手が水晶玉に触れた瞬間、ものすごい熱を感じて思わず手を引っ込めた。水晶玉から溢れずとどまった魔力がエネルギーの溜め過ぎで発熱していたのである。どうやらまた魔力の受け流しに失敗していたらしい。
 剣士はしばらく呆然としていたが、何故熱くなってしまったかの理由に整理をつけるとすぐに水晶玉に向かいあった。

>リリアンヌ


【ファウスト/黒薔薇学園/2階バルコニー】

「無茶苦茶ですね。……俺はこれにします」

 周囲に無数の剣が突き刺さった瞬間眉を動かしはしたものの、そういちいち驚いてはいられない。
 ファウストは手近にあった片手剣を抜き、しばらく振って扱いを確かめてから正面に構えた。

「始める前にお聞きしたいのですが、魔法はありですか? それとも純粋な剣技のみ?」

 ルールを明確にせずにはいられない、真面目な性格が表れている。

>アルテュール


【ウィア/黒薔薇学園/エントランス】

 城下町で休み時間を過ごし、授業のために城に戻ったウィアは見覚えのない人物を発見した。
 新入生、とはまるで雰囲気が違う。エルシリアが出迎えゴブリンが荷物を運んでいることから、貴賓の類だと推測した。

「無闇に話しかけてしまっては失礼でしょうね……」

 小さく独り言をつぶやいて、そっと柱に近づいた。隠れる意図はないが、その場をやり過ごそうと思った末の無意識的な行動である。

>フェルディナンド、エルシリア

20日前 No.592

フェルディナンド @ferudhires ★pCtQIlBluB_jmr

【黒薔薇学園/エントランスホール/フェルディナンド】

「……。」

エントランスホールを歩いていたフェルディナンドが歩みを止めた。
暫し何かを考えるような素振りを見せると、本当にこの城は面白い。と、誰に言うともなくごちる。
そして、エルシリアに対し
「ほら、素敵な出会いがまた一つ。この学園にはいろいろな方が集まりますね。」

そう告げた後、柱の付近で様子を伺っていた人影に声をかける。

「おそらくは生徒さんのどなたかかと思いますが、そのように警戒されなくとも大丈夫ですよ。おそらくはこれからはよく顔を合わせることになるでしょうから。」
そして、居住まいを正すと恭しく一礼をした後に続ける。
「初めまして、でよろしかったですね?私の名前はフェルディナンド。貴女のお名前を伺ってもよろしいですか?」


【すみません。遅くなりました。せっかく姿を見せていただいたのでウィアさん絡ませてもらいますね。
P.S.フェルディの口調って気を付けないと一気にオッサン臭くなるんだよなぁ。。。】

>>ウィア、エルシリア

19日前 No.593

ウィア @kensi ★Android=XwdSqu8Nig

【ウィア/黒薔薇学園/エントランス】

 彼から柱からはこれだけ離れているというのに、彼はこちらの気配を察したらしい。息を潜めていたつもりは無いが、邪魔にならないよう気を配っていた手前、気づかれたことに驚きを隠せない。

「これが黒薔薇城の来賓…」

 それとも自分が天使と悪魔のハーフという特質ゆえ、その歪な魔力かなにかを感知されたのだろうか。少しは体術に覚えのあるウィアは、その気になれば並のものには見つからないよう身を隠していられるだろう。しかしこの学園では物質としての気配を悟られるより、体質に気づかれ驚かれることが圧倒的に多い。
 どちらにせよ話しかけてきた彼が相当な実力者であることは明確だ。ウィアはすぐに柱から離れ、まず非礼を謝罪した。

「警戒していた訳では無いのです、隠れるような真似をしてしまって申し訳ありません」

 それから相手の名前を口の中で反復し、自身も礼をした。
 首にかけた小瓶が揺れる。

「初めまして、ウィアと申します。黒薔薇学園で生徒とメイドをしています……といっても、まだ勉強中の身ゆえ、どなたかに仕えている訳ではありませんが……」

 天使の金髪から悪魔の紅眼を覗かせ、静かに告げた。

>フェルディナンド

【絡み感謝です!いまのとこオッサンくささは見えませんよ!!】

18日前 No.594

フェルディナンド @ferudhires ★pCtQIlBluB_jmr

【黒薔薇学園/エントランスホール/フェルディナンド】

柱から出てきた女性は、金色の髪と紅の眼を持っていた。なるほど。ある種混沌とした空気を感じたが、それはこの女性の性質によるものか。
とはいえ、歪であるというならば自分も同じようなもの。妙な親近感にも似たものを感じた。おそらくはそれによって様々な苦労をしてきたであろうことも。

「ウィアさん、ですね。よろしくお願いいたします。やはり学生さんでしたか。本当に、この城の学生さんには様々な出自の方がいらっしゃいますね。」

この多様性こそ、この学園が自由でありながらも、独立を保っていられる理由であろうと、本心から思った。
ところで、ウィアの首にかかっている小瓶が気にかかった。おそらくあれは……
「見た所、相反する性質のもの…これは天使と悪魔でしょうか。その性質を持っておられるようですね。おそらくはその小瓶の中身がそれを抑えるための薬、といった所でしょうか。」

フェルディナンドは続ける。その口調は面白いものを見つけた子供のようでありつつ、そこに好奇や単純な興味といった色はない。純粋に、優秀なものがここで切磋琢磨するその光景が嬉しいのだ。
「いえ、失礼いたしました。どうかお気を悪くなさらずに。私もそう短くない人生を送ってきましたが、相反する性質のものを体の中に宿している方を見た経験はそう多くありませんので。」
「それに、私も似たような体質でしてね。親近感と言いましょうか…そのようなものを失礼ながら感じましてね。」

そうして、普段通りの笑みを浮かべる。
「とにかく、これからよろしくお願いいたします。貴女の成長と大成を楽しみにしていますよ。」

【どこら辺まで相手の設定を気づかせるかとかって、結構難しい所ですよね。。。】

>>ウィア

18日前 No.595

メシア @maguromogu ★Android=Som717SoYg

‡〜〜〜〜〜╋入学届╋〜〜〜〜〜‡
名前‡メシア
性別‡女
年齢‡16(実際は分からない)
種族‡人間
性格‡特にこれといって目立つような事はないが、目立たないというわけではない、不思議な人物。他人の失敗を発見すると両手で口を抑えクツクツ笑う。頭が良く嘘が得意で年齢に対してすこし大人びている
容姿‡銀の、肩につかない前下がりで前髪は切りそろえており左を緑色のピンで止めている。目はエメラルドグリーン。膝までかくれるようなダボダボのシャツに人参の絵とCAROTTEとかかれたなかなかナンセンスな服をきており、その上からブレザーをたまに羽織ったりしている。
備考‡一人称「あたし」二人称「君」。とある発展途上国を彷徨い訪れたことがあり、そこで国の指揮をし発展させ、周りからメシアと崇められていた。その時誰もがメシアの名前を知ろうとしたが本人自身自分の名前を知らず、そのままメシアと呼ばれるようになった。メシアがどこから来たのか、誰の子か、何者なのか何歳なのかを知っているのは極わずかの人らしい。ちなみに本人は知らない。頭の回転が速く、ずるがしこい。争いが嫌いで基本的に和解で済まそうとする。薬の調合なども得意としており、怪我をした者に薬を分けたり、頼めば毒薬なども作ってくれる。
所属‡高等科1年レッドクラス
募集‡優しい従者さん、メシアの年齢やどこから来たのか、その他もろもろ知っている人
‡〜〜〜〜〜╋入学届╋〜〜〜〜〜‡
「暗黒の神よ、黒薔薇の魔力の利用致し、黒薔薇に仕える我を入れよ」

18日前 No.596

メシア @maguromogu ★Android=Som717SoYg

【メシア/黒薔薇学園外/正門】

「ここが…黒薔薇学園」
いつも屁理屈ばかりいっているメシアに愛想をつかしたのか、メシアの面倒をみていた主人がここに行くと良い、と黒薔薇学園の地図と入学届を彼女に押し付けた。所詮名も知られていない小さな発展途上国を救い出した程度だ、彼女が住んでいる大きな街ではメシアが国を一つ動かしたなどしらない者もいるだろう。さて、追い出された彼女は地図は苦手なんだよね、とボヤきながらなんとか黒薔薇学園へと着いたようだ。黒薔薇学園は彼女が想像していたよりも何倍も豪華でそういえばこの学園は知らぬ者はいないほど有名だったな、と思い出す。
「あたし、魔術なんて使えないけどね、あ、この黒薔薇は新しい毒薬作りに良さそう」
と独り言をつぶやきながら黒薔薇学園の扉をあけた

>>all

【初めてお目にかかります。よろしくおねがいします。文字色がかぶっていて見にくかったので変えさせていただきます。入学届には書いていませんが、寮生という設定でお願いします。誰か絡んでいただけたら幸いです。】

18日前 No.597

燕士徳 @arthur ★iPhone=PU0JDK4wLw

【黒薔薇学園・エントランスホールA/燕士徳】

 「黒薔薇学園へようこそ。自分の名前は燕士徳……士徳と呼んでもらって構わないよ」

 燕士徳と名乗った青年はそう言って、メシアを歓迎した。顔立ちは精悍ながらも、その瞳からは人の良さが伺える。

 「自分で良ければ、話相手になろう。なんなら稽古相手を務めても良い」

 新入生のメシアを気遣ってか、士徳はそんな風に言葉をかけた。

>>メシア ALL

18日前 No.598

メシア @maguromogu ★Android=Som717SoYg

【メシア/黒薔薇学園/エントランスホール】

「わっ」
黒い髪が黒い薔薇に紛れて見えなかったのか、目を丸くして驚きの声をあげる。じっと相手の顔を見て、自分より年上と悟ったのか
「こんばんは、士徳さん?…先輩?はじめまして」
とペコリと頭を下げた。そして
「稽古?士徳さんはなにか剣術などをやっているのですか?」
と問いた

>>燕士徳、all

18日前 No.599

燕士徳 @arthur ★iPhone=PU0JDK4wLw

【黒薔薇学園・エントランスホールA/燕士徳】

 「剣か……使えないわけじゃないけど、一番得意なのはこいつかな」

 剣術か何かを修めているのかという質問に、士徳はそう返したかと思うと、床に転がっていた長い棒を爪先で蹴り上げる。
 朱色のそれは軽やかに宙に舞ったかと思うと、持ち主である士徳の手に収まった。短槍ほどの長さはあるその棒はいわゆる棍と呼ばれる武器で、士徳の出身である東方で使われているものだ。東方以外の地域でも似たようなものはある違いないが、士徳のように「最も得意とする」とまで言う者は多くあるまい。

 「持ってみるかい?」

 手にした朱色の棍を士徳は差し出す。
 棍はところどころが暗くくすんでおり、小さな傷が無数にあった。士徳の鍛錬や戦闘の賜物であろう。彼は軽々と扱っていたが、樫から削り出したものであり、並の腕力であれば重量感が手の平にしかとのし掛かるだろう。

>>メシア ALL

18日前 No.600

メシア @maguromogu ★Android=Som717SoYg

【メシア/黒薔薇学園/エントランスホール】

「棒…?わ、重い」
見た事のない武器の重さに驚いたメシアは受け取った棍をまじまじと見た。
「初めて見る武器…あまり、あたしの住んでいた地方では見かけませんでしたね…」
だいぶ使い込まれてる、とぼそっと呟きながら関心を示している

>>燕士徳、all

18日前 No.601

エルシリア @arthur ★iPhone=YxxEZx9BVi

【黒薔薇学園・エントランスホール/エルシリア・バルトレート】

 フェルディナンドが不意に足を止める。やはり反応したか、とエルシリアは思った。伊達に黒薔薇学園の執事であり、何よりアルテュールに仕込まれた訳ではない。ウィアの気配をエルシリアも同様に探知していたが、あくまで自分は従者だ。主人が足を進める時は共に進み、止める時は共に止まるのみである。
 ウィアは物怖じすることもなく、しかし本心から非礼を詫びると、フェルディナンドもまたそれを受け入れた。しかし、さすがは黒薔薇学園の長とでも言うべきか。ウィアが反発し合う力を持っている事はもちろん、小瓶の効果にまで一瞬で見当をつけてしまった。

 「………」

 二人の会話にエルシリアは口を挟むような事はしない。ただ眠たげとも取れるような無表情のまま、数歩下がった場所で直立していた。

>>フェルディナンド ウィア

18日前 No.602

燕士徳 @arthur ★iPhone=YxxEZx9BVi

【黒薔薇学園・エントランスホールA/燕士徳】

 「ははは、確かに人間の女の子には重いかも知れないね」

 少女らしい反応を可愛らしく感じたのか、士徳は朗らかに笑った。
 わざわざ『人間の』と付け足したのは言うまでもなく、この黒薔薇学園の生徒には多くの種族が入り乱れている為である。それこそドワーフやオーガの少女であれば、この棍ですら小枝と変わらない程度の重さにしか感じまい。もっとも中には人間ながらとんでもない怪力を持つ者もいない訳ではないが、メシアの反応は極めて自然なものだと言えよう。

 「確かに自分以外で使っている人は見たことがないかな。魔道士が使う杖とは勝手が違うしね」

 棍を返してもらいながら、士徳はそう話す。魔道士の用いる杖やロッドはあくまで魔法の威力を上げたり、スムーズに詠唱を進めたりと魔法を補助する役割を果たすが、彼の使う棍はそうではない。剣や槍などと同じく、あくまでこの武器を中心として戦闘を運ぶ。少なくとも士徳はそういう使い方をしていた。

 「ちなみに君の得意なことはなんだい?見たところ、武器は持っていないようだけど」

 魔道士なのだろうかと推測しながら、士徳はメシアに尋ねる。外見のイメージなど、この学園ではたいしてアテにならない事は承知しているが、彼女は自分の棍を重いと言ったのだ。少なくとも、斧やハンマーを得物にしている訳ではないだろう。

>>メシア ALL

17日前 No.603

アルテュール @arthur ★iPhone=YxxEZx9BVi

【黒薔薇学園・二階バルコニー/アルテュール・エスパルサ・フォン・ダンケルハイト】

 「せっかくだ。剣の舞と洒落込もう……私は吸血鬼としての力も封じる」

 ファウストを舐めていると言う訳ではなく、純粋な技倆を競おうと言う提案なのだろう。十字架の装飾具がアルテュールの首と四肢に巻きつく。並みのヴァンパイアなら触れただけで灰になるであろうそれを平然と複数も身につけているというだけで、彼が規格外の存在であると言うことを説明できるに違いない。
 アルテュールはテーブルに置かれていたナプキンを手に取る。

 「このナプキンが地上に落ちると同時に開戦としようか」

 そう言って中高くにナプキンを放り投げる。
 ひらひらと優雅に舞うナプキンが地上に近づくごとに、あたりの緊迫感は凄烈さを増していく。
 ナプキンが地上に触れたと同時に、凄まじい風圧が空間を叩きつけた。アルテュールが瞬く間にファウストへと肉迫し、レイピアを胸の真ん中を目掛けて繰り出す。必殺の一撃とすら思えるそれだが、技を繰り出した本人としては小手調べのつもりなのだろう。そして、それだけファウストが彼に評価されていると言う証左でもあった。

>>ファウスト ALL

17日前 No.604

メシア @maguromogu ★Android=Som717SoYg

【メシア/黒薔薇学園/エントランスホール】

「よっ…と」
棍を落とさないように士徳に返す。
得意な事、と聞かれそういえば自分には扱える武器がないことを思い出す。過去1度だけ剣術の練習を試みたことがあるが、もともと才能がないのか全く上達せず諦めてしまったことがある。そんなメシアを見兼ねてか主人はなにかの役に立つかとメシアに薬の調合や毒薬の知識を詰め込んだのである。もともと座学が好きだったのか、今では知らない薬や毒薬の方が珍しくなっていた

「どうぞ」
と最近新しく作った薬の包みを渡す。
「傷薬です。私は薬や毒薬の調合をしています。」
過去には国一つを指揮したことがあるメシアだが、この大きな国ではそんな事を知ってる人などいないだろう、メシアはその事はわざわざ口にはしなかった。


>>燕士徳、all

17日前 No.605

ウィア @kensi ★Android=XwdSqu8Nig

【ウィア/黒薔薇学園/エントランス】

「ええ……少々副作用はありますが、発作を抑えてくれる薬です」

 自身の体質に気づいただけでなく、小瓶の中身まで言い当てた相手に目を瞠る。今まで推測で小瓶の中身が薬だろうと当てた者はいたが、ここまで自分の情報が筒抜けになるとは思わなかった。
 だがそのようにあらゆるものを見透かす目を持ちながら、フェルディナンドは好奇の目を向けなかった。なぜだか嬉しそうな声色である。興味や物珍しさの視線には慣れているウィアだったが、彼の反応は決して不快なものではなく、くすぐったい感覚に包まれた。

「親近感ですか……そう言っていただくのは初めてで、なにやら不思議な気持ちです。ありがとうございます」

 同志とはあまりにも恐れ多くて呼べないが、同じものを共有しているという嬉しさが胸に広がる。なるほどこれが親近感というものかと、感情に乏しい表情に笑みが浮かんだ。
 そのときふと数歩離れて立っているエルリシアに気が付き、ハッとして先に行くことを促した。

「お引き止めしてすみません、どこかへ向かわれる途中だったのでしょう?」

>フェルディナンド、エルシリア

17日前 No.606

ファウスト @kensi ★Android=XwdSqu8Nig

【ファウスト/黒薔薇学園/2階バルコニー】

 ナプキンが地に触れた次の瞬間には、レイピアの切っ先が迫っていた。
 ファウストは迷いなく足を引き身を屈め、片手剣を差し込んでレイピアの軌道をずらそうとする。防戦を好むファウストが踏み込んでこないことを知らぬ吸血鬼ではないだろう、故にまず打ち込んでくるのは想定内のことだった。

「剣技だけなら娘の方が上手だと思いますがね」

 そう言って横一線に薙ぐファウストの顔は、誇らしさと高揚が入り混じっていた。

(短くてすみません!)

>アルテュール

17日前 No.607

燕士徳 @arthur ★iPhone=YxxEZx9BVi

【黒薔薇学園・エントランスホールA/燕士徳】

 士徳の質問にメシアは包みを差し出して返事にした。受け取って包みを剥がしてみる。包みの中から液体の入った小瓶が出てきた。
 メシアが言うには傷薬らしく、彼女はそういった薬品を調合することが出来るらしい。士徳は感心したように声を漏らした。

 「なるほど、君は薬の知識があるんだな。自分も基礎くらいなら心得があるけど、せいぜいが簡易なものだ」

 長く旅をしていた経験もあって、薬草から傷薬や解熱剤を作成する程度の知識はあるが、メシアのように毒薬の類を作る事はできない。もちろん何が毒草であるかという事くらいであれば察せるが、そこから毒薬として調合する知識と経験はなかった。

 「この学園にも薬師は何人か居るよ。薬学を教えている不知火呪薬先生に、あと自分と同じ東方出身の珍薬妙なんかもそうだね。二人とも優れた薬師だから、機会があれば君に会わせたいな」

 とはいえ、黒薔薇学園には勝手気ままな者が多い。引き合わせられるのはいつになるやらと士徳は心内で呟いた。

 「薬を作ろうと思ったきっかけとかはあるのかい?」

 ふと気になったのか、メシアにそんな事を聞く。
 自分はあくまで旅をする為に必要だったから覚えた訳であるが、彼女の場合はどうなのだろうか。単なる知の探求が理由なのかも知れないし、あるいはなんらかの深い事情があるのかも知れない。踏み込むべきではなかったかな、と少し後悔しながら士徳は彼女の言葉を待った。

>>メシア ALL

17日前 No.608

メシア @maguromogu ★Android=Som717SoYg

【メシア/黒薔薇学園/エントランスホール】

「へえ…ぜひお目にかかりたいな」
くすくすと愉快そうに笑うメシア。いままであまり薬学について話したことがなく、ほぼ独学でこなしていたため興味があるようだ。

「私には、剣術とか、体を動かすことが苦手ですから、見兼ねた前の主人が私に薬の調合の方法を教えてくれたんです」
と、くしゃりと主人に家を出る前に貰った地図を握りしめながら「もっと早く学んでおけば、救えた命がたくさんあったのかもしれないけど」とぼやいた。

>>燕士徳、all

17日前 No.609

リリアンヌ @ruu10 ★Android=sVBpOWk77N

【リリアンヌ/黒薔薇城/執務室】

「ふふっ…下手くそよのう」

部屋の中央から聞こえてくる剣士の苦戦の声に笑う。馬鹿にした意味合いもなくはないがどちらかというと激励の声掛けだ。瓶を片手に別の棚からガラスドームを取り出す。底が金属で出来ているタイプで底を回すとドームが開く仕組みになっているものだ。この二つを手に再び剣士のいる机へと戻る。

「狩りに連れて行こうにも時間がとれなく持て余しておいたものじゃが…そなたも役に立つ時が来たようじゃ」

そういいながら激しく震える瓶の栓を抜くと中の黒い影のような物体を鷲掴みにして引きずり出す。その間影は蛇のような形になってリリアンヌの手首を締め付け瘴気で必死に抵抗しているようだが彼女はただ楽しそうに意地悪く笑みを浮かべている。そしてそのままドームの中に移し蓋を閉めた。

「剣士、もう一つそなたにこれを渡そう。小さめではあるが人間の悪霊だ。そうじゃな、レベル的にはもうほとんど理性は残っておらぬやつじゃろう」

>>剣士

16日前 No.610

フェルディナンド @ferudhires ★pCtQIlBluB_jmr

【黒薔薇学園/エントランスホール/フェルディナンド】

ありがとうございます。そう言って笑みを浮かべるウィアの表情は幾分か晴れやかに見える。
親近感を受けるのは初めてだといったように、やはり多くを受け入れるこの学園と言えども、相反するものを持つものはそう多くない。己以外にもそういったものが居ることを直に対面することによって、気休め程度にも認識してもらえればよい。口には出さなかったが、フェルディナンドはそう感じていた。
思えば、表面上丁寧な物腰で相手に接することはあれど、他の人物に対して親しみの感情を持つなどということは、久しく持っていないものであった。これも、年月を経て人格同士の境界がはっきりと別たれたことに由来するものであろうか。己の人間らしい感情に心の奥で安堵していた。

どこかへ向かわれる途中だったのでしょう。と問われ、ふと見れば、数歩離れたところでエルシリアが待機している。主が立ち止まれば、そうと感じさせず傍に控えるその姿は、流石は一流の従者といったところか。
待たせているのは少々申し訳なかったな。などと考える自分に、再度人間臭さを感じ、それとなく苦笑した後、そろそろ行こうか、と思いエルシリアに

「お待たせいたしました。そろそろ向かいましょうか、次の出会いに向けて。」
そう言った後、振り返ると
「楽しいひと時をありがとうございました。貴女のご活躍を楽しみにしています。」
そう告げ、フェルディナンドはまたホールの出口へ向け歩き出した。

【ウィアさん、絡みありがとうございました〜。またフェルディの徘徊を再開しますが、時系列とかは特に考えてないので手の空いた人のところにスーッと現れるかもです。。。勿論、絡んできていただくのもいつでもウェルカムバッチコイです。】

>>ウィア、エルシリア、ALL

16日前 No.611

剣士 @kensi ★TM3kgSZ3Xp_Ay3

【剣士/黒薔薇学園/執務室】

 リリアンヌの囁きすら耳に入らぬ集中力で、剣士は何度目かの挑戦を始めていた。
 何度やっても不要なエネルギーの分散が上手くいかない。そこで彼女ははじめて両手を水晶玉にかざした。左手で魔力を注ぎ、右手で溢れ出た魔力を引き寄せようとしたのである。

「反発が、なくなった……?」

 自分を介した魔力の循環というものを具体的に意識したためか、今度は順調に段階を踏んでいる。何回も慣れない作業をしたことで疲れているはずだが、剣士の表情は成功に沸き立っていた。水晶玉はやっと安定して赤色を示すようになった。
 そのときリリアンヌから名を呼ばれ、反射的に顔を上げる。

「理性の残っていない人間の悪霊……ですか」

 とりあえず差し出されたドーム状のものを受け取るが、突然悪霊という未知のものを手にして困惑を隠せない。悪霊を浄化するためリリアンヌに師事しているとはいえ、自分は今まで全く悪霊の類に縁がなかったのだと思い知った。

>リリアンヌ


【ウィア/黒薔薇学園/エントランス】

「いってらっしゃいませ」
 礼をしてフェルディナンドが去って行くのを見送る。
 従者を目指している彼女らしい丁寧な見送り方だった。

(ありがとうございました〜!頃合いを見てウィアか別キャラで絡みに行きますね)
>フェルディナンド

16日前 No.612

燕士徳 @arthur ★iPhone=YHZ9uL6x5U

【黒薔薇学園・エントランスホールA/燕士徳】

 親交のある二人の名前を出すと、メシアは興味を示したように笑った。

 「ああ、どちらも一癖も二癖もある御仁だが、決して悪人ではない。取って食われるようなことはないさ」

 士徳も同様に顔を綻ばせて、二名の人格を評価する。それは蔑みから来るものではなく、むしろ深い信頼に近いものがあるからこそ言えるものだろう。

 「良い主人を持ったんだね」

 主従関係であるなら、服従する側になんらかを求めるのが常であるが、メシアの主人は人の才能を見る目があったらしい。不得手なものを万遍なく習得させるよりは、得手なものを伸ばす教育方針を取ったようだ。そんな話を聞いた限りでは、主人というよりも師匠といった印象を士徳は受けた。
 彼女の主人については興味が湧いたが、彼女が黒薔薇学園に来ていることを考えると、不幸に見舞われた可能性がある。自分からつつくべきではないな、と士徳は判断し、それ以上は踏み込まなかった。
 代わりに彼女が漏らした呟きを聞き逃さずに耳に捉える。

 「……自分も幼い頃に祖国が滅んだ。一時は自分があと十年、いや五年早く生まれていればと考えたこともあったよ。でも、それだって確実に未来を変えられる訳じゃないんだ。どんな人間にだって能力の限界はあるし、それを超えた領域にまで責任を感じる必要はないんじゃないかな」

 士徳は自分なりに経験と思考を積み重ねて得た結論を、メシアに話した。もちろん、彼女は彼女で思うことはあるに違いない。こう諭されたからと言って、なるほどと言って納得できるとは限らないだろう。だが、新たな思考を探るきっかけにはなるかも知れない。

>>メシア ALL

16日前 No.613

メシア @maguromogu ★Android=Som717SoYg

【メシア/黒薔薇学園/エントランスホール】

「はい…主人、というよりお父さんみたいな感じでした」
両親に育てられたことが無くまして存在も分からないメシアだが、お父さんがいたらこんな感じなんだろうな、と思いを馳せた。ちょっとしたすれ違いから仲が悪くなり、しまいには黒薔薇学園の寮へと連れてこられたわけだか、今思うと本当にメシア思いの主人だったのだ。

「たしかに。…そうですね。士徳さんも大変な思いをされて来たのですね。」
士徳の言った事はすんなり腑に落ちたようだ。しかし心の奥には、はやく薬学を学んでこなかったという思いがあるようだ。しかし士徳に言われて、少しだけ心が安らいだ気がした

>>燕士徳、all

16日前 No.614

リリアンヌ @ruu10 ★Android=sVBpOWk77N

【リリアンヌ/黒薔薇城/執務室】

「うむ、完全に闇堕ちしていれば消滅させるしかないがこれはギリギリ浄化は可能じゃな。」

少しでも理性が残っているならば浄化の可能性はない訳では無い。しかしこのレベル悪霊だとそれは経験を詰んだ実力者によって可能になる話で、普通初心者に任せることではないのだがリリアンヌとしては最初からレベルの高いことに挑んでクリアとはいかないものの慣れてしまえばそれより下は楽になるという考えなのだろう。もちろん危険は伴うが

「これで浄化の練習も行うと良い。このドームへ魔力を注ぐ所までは同じじゃがその時にこんどはこの霊を光で満たしていくイメージを持つのじゃ。これは言葉で説明が難しいゆえやってみた方が早いと思うが…どれ…」

そういうとドームに手を当てるとリリアンヌの手か白く強い光が放たれ、それが光の束となってドームの中へと一気に流れ込む。光は悪霊の闇と混じり合い次第に光の割合が増えもうすぐ全てが光で満たされる…というところでぱっと手を離した。その時に注いだ魔力も抜き取るという常人離れした技を使ったのかドーム内から出た光の束が彼女の手の中へと吸い込まれていく。ちなみにこのような光の魔術は人間を騙す時に使うこともあるがいい気分はしないらしくちゃんと説明はしているものの先ほどの楽しそう様子とは変わって面白くなさそうな表情だ。

剣士>>

15日前 No.615

燕士徳 @arthur ★iPhone=q7nVXnOlrT

【黒薔薇学園・エントランスホールA→/燕士徳】

 「それは君だってそうだろう?自分だけに限った話じゃないさ」

 少年時代から過酷な環境を生き抜いてきたにも関わらず、士徳は謙虚にそう答える。確かに幼い頃は逃げるような旅を続けることに果てしない不安を感じ得なかったが、逃避行を共にした兄の苦労は理解出来た。そして、父のように国に殉じなければならなかった人々を思うと、自分の苦しみを世界一の不幸のように喧伝することは恥ずかしいことに思えたのだ。
 無論、辛いことには変わりはなかった。だからこそ、その辛さを乗り越える為にひたすら武術に打ち込むようになったのだ。そして、それは今、彼を支える大きなものになっている。

 「さて……ずっとここにいるのも何だな。君さえ良ければ移動しないかい?行きたいところがあれば案内するよ」

 エントランスホールでひたすら立ち話をするのも味気ないと感じたのか、士徳はそんな提案をした。

>>メシア ALL

14日前 No.616

アルテュール @arthur ★iPhone=rYhzRZt9xb

【黒薔薇学園・二階バルコニー/アルテュール・エスパルサ・フォン・ダンケルハイト】

 刃のぶつかる音が鋭く木霊す。突進力に恵まれた一撃を、ファウストは冷静に受け流して、空間を薙ぎ払うように反撃を繰り出した。
 アルテュールは優美な微笑をたたえると同時に深く身体を沈ませて、鋭く刺突を放つ。横薙ぎが空を切った直後に入れ替わる形で放たれた一撃は、ファウストの胸部を貫かんと高い風切り音を上げて迫った。

【遅れて申し訳ないです!】

>>ファウスト ALL

14日前 No.617

エルシリア @arthur ★iPhone=rYhzRZt9xb

【黒薔薇学園・エントランスホール→/エルシリア・バルトレート】

 共通する特徴があるだけに、二人の会話は弾んでいるようだった。フェルディナンドやウィアのように、この学園は厄介な事情を背負っている者は少なくない。そういったものを引き寄せる力がこの地にあるのだろうが、少なくとも今は目の前の二人が交歓を得るという良い形で現れていた。
 もっとも、これから先悪い形で現れないという保証はどこにもないのだが、その時こそ自分たちの出番だろうとエルシリアは自覚していた。
 そんなことを考えつつ控えていたのだが、どうやらかえって気を遣わせてしまったらしい。二人とも話を切り上げてしまった。失敗したなと思う反面、人一倍を気を遣わなければならない従者としての素養を、ウィアがきちんと有していることが確認出来て、嬉しくもあった。

 「お気になさらずとも宜しかったのですよ。ご存知とは思いますが、あの主に仕えていた訳ですしね」

 そう言って出口へと向かうフェルディナンドに追従する。
 あの主とは言うまでもなく、アルテュールのことを指している。一見すれば怜悧な印象のある人物ではあるが、他人をおちょくることと女性や芸術品など美しいものには目のない性格である。騒がしいわけではないが饒舌であり、ひたすらアルテュールが喋り、エルシリアが黙ってそれを聞いているなどよくあることだ。

>>フェルディナンド (ウィア)

13日前 No.618

メシア @maguromogu ★Android=Som717SoYg

【メシア/黒薔薇学園/エントランスホール】

「行きたいところですか?うーん」
士徳に聞かれ、行きたいところを考えてみる、たしかにずっとエントランスホールにいるのも味気ない。ところでメシアは朝から何も食べていないのである。彼女は普通の人間なので普通にお腹もすく。ふとそんな事を考えたらもうお腹が空いて仕方が無いように感じてくる。この学園には食堂があるのかな、士徳さんはお腹がすいてるかな、と考えた挙句

「お腹が空きました」
と一言放ったのである。

>>燕士徳、all

13日前 No.619

燕士徳 @arthur ★iPhone=rYhzRZt9xb

【黒薔薇学園・エントランスホールA→食堂/燕士徳】

 学園の案内も兼ねて、行きたいところがないかと聞いたところ、メシアは「お腹が空きました」と一言だけ言った。
 可愛らしい提案に士徳はきょとんとした後に、くすりと笑った。

 「了解。じゃあ、食堂に行こうか」

 そう言うと、エントランスホールの出口へ向けて歩き始めた。

ーーー

 食堂は多くの種族で賑わっていた。士徳は慣れたように歩いていくが、新入生のメシアがはぐれないように足の速さは少し落として、時折彼女がいるかどうかを確認するかのように振り返っている。
 黒薔薇学園は外観を見ての通り、巨大な城郭である。黒い城壁と堀に多重に囲まれ、櫓と倉庫を兼ねた尖塔が所々に築かれており、他国の城塞と比較しても引けを取らない堅牢さを誇る。また学園としても多くの施設を有しており、巨大な図書館や魔導研究所、学生寮を始めとする建築物があちこちにある。
 それたけの規模を持つ学園である。当然ながら食堂は非常の広く作られており、また各種族の好みに合うようメニューも豊富だった。
 カウンターの上部に張り出されたメニューを見て、士徳は頷く。せっかくなので故郷のものを頼むことにした。

 「ゆっくり決めて構わない。初めての食事だろうしね」

 彼女はいったい何を頼むのだろう、と士徳は思った。銀の髪に緑の瞳という身体的特徴は珍しいものだし、名前も本名という感じはしない。どのあたりの生まれなのか、いまいち予想がつかなかったのだ。
 郷土料理らしきものを選択すれば、なんとなく推測が出来るなと思ったが、これだけのメニュー数である。単に好みの味であったり、見たこともない料理を頼む可能性も高いだろう。

【黒薔薇の世界観は中世ファンタジー寄りですが、ガチガチに設定を決めているわけでもないので、食事に関しては時代的なことだったりを深く考えなくて結構です!キャラが好きそうなものなりを選んじゃって構いません!】

>>メシア ALL

13日前 No.620

メシア @maguromogu ★Android=Som717SoYg

【メシア/黒薔薇学園/食堂】

メシアは食堂に入るなり、その大きさに感嘆した。今まで見てきたどの食事処よりも、格段に広くメニューが非常に豊富であったからだ。さまざまな国特有の料理や、中には人間は口にできないような料理まで存在した。やはり黒薔薇学園、普通の学園とは規模が違うようだ。

「どれにしようかな」
これだけたくさんの料理があると、メニューに目を通すだけでもかなりの時間がかかる。それに何を選ぶかも大切である。士徳はメシアが見た事のない、おそらく彼の住んでいた国の郷土料理を頼んだのであろう。しかし彼女は定住していた国があまりに少なく、自分の生まれ故郷すら知らないので郷土料理を頼もう、という考えは浮かばなかった。また彼女はできるだけ冒険はしたくないらしく、適当にどこかの国の料理を頼むというのもしたくないらしい。結局考えついた先は
「ハムと卵のサンドイッチ」
とどこの国に行っても食べることが出来た、ごくごく平凡な料理を頼んだ。

>>燕士徳、all

12日前 No.621

燕士徳 @arthur ★iPhone=XZ8RgyyHrr

【黒薔薇学園・食堂/燕士徳】

 メシアはしばらく考えた末に、ある料理名を口にした。『ハムと卵のサンドウィッチ』というオーダーに、ますます謎が深まったと感じたのか、士徳は頭を軽く掻いた。この世界に広く浸透している料理の一つである以上、どこの地域だと分かるはずもない。そもそも、彼女が郷土料理を頼むと決まっている訳でもないので、最初からクイズとして成立していないのだが。
 ともかく、彼女がそれを食べたいということに間違いはないだろう。士徳は軽く指を鳴らすと、天井にぶら下がっていた蝙蝠の使い魔を呼び寄せる。
 ウェイターやウェイトレス、あるいはコックに直接声をかけても良いのだが、混雑時であったりは彼らにオーダーを頼む方がスムーズに進むだろう。士徳とメシアの名前と料理名を告げられると、すぐに厨房の方へと飛び去っていった。

 「指を鳴らすなり、呼びかけるなりすれば、彼らは来てくれる。あ、衛生的に問題はないから安心して良いよ」

 メシアに食堂のルールを軽く説明すると、彼女の手を引いて席へと向かう。
 窓際の席が空いていたので、そこに座るとすぐにメイド服のウェイトレスがガラスコップに水を注いで持って来てくれた。

 「すぐに料理も来ると思うよ。……それと答えたくなかったら答えなくても良いんだけど、キミの出身ってどのあたりなんだい?」

 結局、士徳は質問に踏み切ることにした。彼女にとっての逆鱗であるかも知れないが、短い間とはいえ様子を見たところ、不安定な人格とは思えない。
 聞かれたくない事であれば、即座に話を切り上げるつもりで士徳は尋ねたのだった。

>>メシア ALL

11日前 No.622

メシア @maguromogu ★Android=Som717SoYg

【メシア/黒薔薇学園/食堂】

士徳に手を引かれテーブルに座る。そして水を注いでくれたウェイトレスに「ありがとう」と言い、水を一口のんだ。
すると士徳から出身はどこかと聞かれ、うーん、と言いながら今まで転々としてきた国を辿ってみる。これはメシアが出身地を聞かれた時に思い出そうとしていつもやっている事だか、思い出せた試しなど一度も無かった。いつもどこかで記憶が途切れるのだ。今回も思い出せないのか、と少し残念に思いながら
「生まれた場所は分からないです、ここに来る前は他の国を転々としていました」
と答えた。

>>燕士徳

10日前 No.623

燕士徳 @arthur ★iPhone=uRKvFhvGF3

【黒薔薇学園・食堂/燕士徳】

 彼女は物心ついた時から、各地を転々としているらしい。そして、出身国が分からないという言い方から、どうも両親など生まれた際に立ち会ったであろう人物との繋がりも希薄のようだ。
 士徳もまた各地を転々とした少年時代を送っていたが、それでも幼い頃の記憶は残っているし、何より兄たちから祖国の話は伝え聞いていたので、どこが故郷かという認識はきちんと持っている。その事についても誇りがあった。
 しかし、目の前の少女にはそれがない。自分と同様に各地を流れながらも、故郷を思い返すことは出来ないのだ。それは一体どんな感覚なのだろうと士徳は思った。

 「その中で君が一番好きな国はあるのかい?出来れば、その話が聞きたいな」

 だが、生まれた国が故郷という訳でもないだろう。士徳はそう考え直して、彼女にとって思い入れのある地域、すなわち故郷と認識しているか、それに類する感情を抱いている国について尋ねる。
 放浪していれば、長くいた国や楽しく過ごせた国などもあるだろう。仮に故郷ではないにしても、彼女がこれまでどのように過ごしてきたのかは興味が湧いた。

>>メシア ALL

9日前 No.624

フェルディナンド @ferudhires ★pCtQIlBluB_Y9V

【黒薔薇学園/エントランスホール→二階・大広間/フェルディナンド】

エントランスホールを後にし、
『お気になさらずとも宜しかったのですよ。ご存知とは思いますが、あの主に仕えていた訳ですしね』
そう言って、エルシリアは後をついてくる。あのアルテュールの従者故に、といったところか、話の腰を折ることはしない、というスタンスを貫いているのであろう。

廊下を歩く。埃一つ見逃さない程のよく手入れされた調度品が、燭台の明かりに照らされているのが見える。

大広間へとたどり着く。しん、と静まり返ったその部屋は、この学園の縮図の如く、様々な様式、地域、年代の調度品や設計が、決してごった煮ではなく奇妙な調和で以て配置されている。
その中の一角、ゴシック調にも、仏教寺院建築にも似た、柱が特徴的なエリアだ。そこにある、直線を基調としたシンプルな装飾が目を引く椅子に座ると、エルシリアを手で招く。

「ここは静かでいい。すこし、貴女のお話を聞かせていただけませんか?」
そうエルシリアに問いかけ、着席を促した。

>>エルシリア、ALL


【とりあえず、二階に移動させておきます。しばらくはここで、少し話している感じの流れで行っておきましょう(雑)】

7日前 No.625

メシア @maguromogu ★Android=Som717SoYg

【メシア/黒薔薇学園/食堂】

「好きな国?」
好きな国、と聞かれメシアは首を捻る。メシアが彷徨い訪れていた国々は、名前を誰も知らないような国や、著しく発展途上の国が多かった。

「今まで訪れた国で一番発展してるのはここかなあ…、ああ、でも南の国にはたくさん綺麗な花が咲いていて、北の国には皆見たことがないご飯をたべてましたね」
と、ひとつひとつの国を思い出すかのように、士徳の質問をすっかり忘れ、たのしそうに今まで訪れた国の話をしだした。おそらく彼女が話している国の中のいくつかはもう亡き国になっているものもあるだろう。彼女はそれを悟ってはいたが国々で出会った人々はメシアにとって忘がたい大切な人たちだった。両親にあった事のないメシアは口には出さないもののどこか頼りなく、メシア自身誰かに甘えたいと無意識に思っていた。

>>燕士徳、all

7日前 No.626
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