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繊細の精神

 ( エッセイ投稿城 )
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すめん @levinas ★gVURwKBNCQ_Onj

繊細なメンタルを持つ私の「繊細の精神」を心掛けたエッセイ集。

「繊細の精神」とは……パスカルの用語。日常接する複雑な事象を、推論によらず一挙に感得するしなやかな精神(デジタル大辞泉より)。

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すめん @levinas ★gVURwKBNCQ_Onj

 ボトルに入ったチョコレートを買った。車やデスクの脇に置いておき、好きな時に食べられるようにするタイプのものだ。そのため、一口サイズのチョコがボトルの中に多めに詰まっている。コンビニでほかに並ぶ商品よりもやや高めだが、内容量を考えれば、それも仕方のないことなのだろう。
 しかし、私は基本的に、一回のおやつタイムにつき、ポテチなら一袋、チョコレートなら一箱といったように、一単位を丸々食べてしまう性質である。つまり、ちょっと食べて満足したら保存しておく、という少欲知足の知恵が欠けているのである。だから、このようなボトルタイプのチョコレートも、一度封を開けたら、全部一息に食べてしまわないと気が済まない。それに加えて一口サイズというのが、一つ食べたらもう一つ、とつい手を伸ばしてしまいやすい形なのである。
 その結果、私はそのボトルを一息に食べてしまうだろう、と思われた。ところが、珍しいことに、それは三回に分けて食され、ある程度、本来のコンセプトに適った消費の仕方が実行されることになった。やはり内容量の多さと、蓋を閉めるだけという保存のしやすさが、数回に分けて食すことを私に可能にしたのだろう。
 私が消費の仕方を決めているのか、それともデザインが消費の仕方を決めているのか。おそらくその双方が混ざり合って、消費スタイルは決まってゆくのだろう。つまり、ある程度はデザインが消費スタイルを規定するのであり、私の自由というのは、型にはまりやすいものなのである。

1ヶ月前 No.1

すめん @levinas ★gVURwKBNCQ_Onj

「シンプルのよさ」

 最近、「ソリティア」にハマっている。ソリティアとは、ひとり遊び用のトランプでできるゲームの総称である。ウィンドウズにデフォルトで内蔵されているゲームとして有名になったものである。特に「クロンダイク」は、クリアできるかどうかは運にも依るのだが、頭もちょっと使う必要のあるゲームで、やり方によっては反射神経も鍛えられるおすすめのゲームである。私なんかはそれを昨日は三十回くらい、およそ三時間はやりつづけた。結果は三回しか成功しなかったが、一度成功するとドーパミンがすごい出る。1から13まで綺麗にそろったときの喜びはひとしおである。
 しかしもしルールが少し複雑に感じる人がいれば、「ゴルフ」というゲームがおすすめである。ちょっと頭を使うし、集中力も鍛えられて、なにより、「あと少しでクリアできるのに」という悔しさが「もう一ゲーム!」と駆り立てるのである。これらのゲームは暇つぶしに最適なので、もしよかったら試してみていただきたい。
 トランプはシンプルな形式のゆえに、遊び方がたくさんあって奥が深い。多様性の形式はいつだってシンプルなものである。というのも、形式が統一されていなければ、同類としてまとめられることがなく、そもそも多様性という概念が成り立たなくなるからだ。たとえば音楽は基本的にリズム、メロディー、ハーモニーというシンプルな形式で一括りにされて、その同じ形式を共有するうちに多様性が認められる。
 だから、トランプにおける遊び方の多様性は、その形式のシンプルさに由来する。1から13の数字と四種類のマーク、二種類の色。このシンプルな形式がトランプを世界的なものたらしめるのである。シンプルさには、多様な発展性と普遍性という特典がつねにつくのである。

1ヶ月前 No.2

すめん @levinas ★gVURwKBNCQ_Onj

「言語と音楽の関係」

 クラブミュージックのアルバムを買って、鬼リピートしている。二枚組のそれは一枚当たり一時間、ダイジェスト方式でノンストップの四十曲が収録されている。このCDのメリットのひとつは、洋楽のお気に入りを開拓できるところである。気に言った曲があればユーチューブで調べて、一曲丸々聞いてみる。そんな風にして、お気に入りを増やせるのがいいところである。
 洋楽と邦楽の違いは、洋楽はダンス系が多いのに対し、邦楽は歌唱系が多いところである(もちろん私のたまたま聞いている音楽がそういうやつなだけかもしれないが)。思うに、この違いは言語の違いに由来する。日本語は一文字ごとに必ず母音がつくから音楽的にはぺたぺたした印象を与える。一方で英語はそれとは対照的にリズミカルである。こういった言語の特徴における違いは文化を深いところで規定していると思う。だから日本でゆるキャラ文化が発展するのも、洋ゲーにおいて等身大のキャラクターを使用される割合が高いのも、言語と何か関係があるかもしれない、と思う今日この頃。

1ヶ月前 No.3

すめん @levinas ★gVURwKBNCQ_Onj

 ps4のゲーム「スパイダーマン」にハマっている。三日ぶっ通しでやって、今、攻略率70%くらい。単純なボタン操作から繰りひろげられる爽快なアクションは、ガジェットを駆使すれば戦略性も高くなる。やることもアイテムを集めたり、名所をカメラで撮影したりと充実している。
 オープンワールドならではの自由に摩天楼を飛び交う楽しさがこの作品の醍醐味である。蜘蛛の糸を駆使したパルクールは、他の作品には見られない爽快感を生む。加えてこのゲームは、不要なインターフェースが省かれていて、シンプルな操作で映画のようなアクションを楽しめる。いずれにせよ、この作品が稀にみるクオリティであることは間違いない。かつてps2でハマったスパイダーマンのゲームからもかなり進化している。

 スパイダーマンとは、その名の通り、蜘蛛の能力を手に入れたヒーローのことなのだが、この能力はシンプルでありながら、悪党との戦闘や救出劇などに多様な動きを生むことができる。このシンプルゆえの多様性に関して、私はよく類似したものとして「ワンピース」におけるルフィのゴムゴムの実の力を思い浮かべてしまう。ゴムの能力もまた、シンプルでありながら、多様な動きを生むことができる。この両者の能力に妙な親近感を抱いてしまうのは私だけだろうか。
 思うに両方とも、「痒い所に手が届く」感覚が伴うところに、親近感を生む秘密があるようだ。朝、寝ぼけた状態で、ちょっと離れたところにスマホがあるとき、「もう少し腕が伸びれば、あるいはあのスマホを引き寄せられれば、動かなくて済むのに」と思った人は少なくはないだろう。それを実現するのがゴム、ないし蜘蛛の能力なのである。つまり、日常レベルで、あればちょっと便利な感覚が、この両者の能力に親近感を持たせているのである。
 しかしそれだけでは、「孫の手」と大差ない。すごいのはこのアイデアが、超人的な強さを生むところだ。一見するとショボいこの能力も、使い方次第では超人的なふるまいを見せる。しかもその強さは、ただ力を増幅するだけのものよりも、柔軟でしなやかなのである。力を増幅する類の強さを硬直した強さと呼ぶとすれば、この両者の強さは柔軟な強さと呼べるだろう。だからこの能力を持った主人公のバトルには戦略性が生まれる。能力も使いようによって無限に進化する。

 ここから学ぶべきことがあるとしたら、アイデアにおいては常に、自然を参考にして、その合目的性をうまく取り入れられれば、多様な可能性が生まれやすいということだろう。ちょうど蜘蛛やゴムの性能に着目するように。人間の脳にはどうしても、構造的に物事を配置してしまう癖がある。それは街の碁盤目スタイルや、田んぼの稲の配置を見れば明らかである。しかし、それだけではしなやかさは育まれないだろう。そこで自然にふと目を向けてみれば、そこにはカッチリとした構造には収まることなく、むしろその網の目を縫うようにして生命を持続させる力がある。アイデアというものも、形式にこだわってばかりでは発展性が失われてしまう。まずは身近な自然に目を向けることを、インスピレーションの土壌としたいところである。

1ヶ月前 No.4

すめん @levinas ★gVURwKBNCQ_Onj

 我が家では、缶コーヒーをまとめ買いする習慣がある。だからダイニングの脇には、いつもだいたい十本ぐらい、缶コーヒーが備蓄されている。それを出勤前や朝食のお供に、自由に飲んでもいいことになっている。今朝も私は、缶コーヒーを一本、そこから手に取り、アコギのCDを聴きながら、この文章を書いている次第である。こんな調子で、弟や父も缶コーヒーを取っていくから、消費されるペースは、一週間持つかどうかというくらい早い。
 お店や自販機には、とても多くの種類の缶コーヒーが並んでいるけれど、正直私には、細かい味の違いがわからない。かろうじて「これだけはなんか苦手だな」というのがあるくらいだ。でも実際、これだけの缶コーヒーが並ぶということは、味の違いがわかる人がたくさんいるということなのだろうか。味音痴な私にはにわかに信じがたい話である。
 それでも選択のヴァリエーションが豊かであるのは、素直にうれしいことである。しかも毎月のように新商品が発売されるから、飽きることはない。開発者に感謝するばかりである。

1ヶ月前 No.5

すめん @levinas ★gVURwKBNCQ_kE1

「それ」のはたらきは、とてもゆっくりとしている。
「それ」のはたらきはまるで、雑草が伸びるように、目立たない。
だが、「それ」は必ず、一人一人の本性を実らせる。
焦らず、待つこと。「それ」を守れば、実らないものはない。
だから、夢を持つ人は、木のように辛抱強くあれ。

2日前 No.6
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