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  水無月

 ( エッセイ投稿城 )
- アクセス(372) - ●メイン記事(39) / サブ記事 - いいね!(1)

文(あや) ★4uG1tuu7b3_XZQ

  外飼い猫のピアノは、生まれて3ヶ月ぐらいのころ母猫が勝手口の庭に置いてきぼりにしました。
 雪の冷たさに足を交互に上げ下げしている姿や、ミャミャ一日中鳴いていて可哀想なので、パンの
 耳をあげました。
  白と黒のパンダ猫、顔は富士山のように額にかけて白く三角、胸は白のハート型、足は三本が白
 ソックスと後の片足は長めの白、残りは真っ黒。

  雪にも劣らぬ白さに黒、愛くるしさ私はおもわず「ピアノ」と呼んでいた。

  猫は、カラーには見えない 白黒の世界で生きている

  詩人の世界観と同じである 探り続け言葉が生まれても

  カラーには染まらない




関連リンク: ひまわり 
ページ: 1

 
 

文(あや) ★4uG1tuu7b3_XZQ

  No1で段落がアンバランスになってしまい何故か不思議

  てんでばらばらは、丸で子猫の雪の上の足跡みたい。

  お目汚し失礼いたしました。


  *

  20度未満の気温の日は爽やかさを身体中に感じられる。
  ウエーブでヨガの後冷房入れていますか?との問いに「いいえ」と
  言われました。

  私は、吸う呼吸がとても苦手です。呼吸法を習っていても口から
  吐いていました。でも、最近は鼻から吸い、鼻からすーと吐けるようになりました。
  ほっと肩の力が抜けて静かな気分と地球の夜明けのような。

  それは、明るくなると自然にめざめるときと同じ感じです。
  子供のときから5時起きでした。朝が好き至福の時と言えるのは今。

4ヶ月前 No.1

文(あや) ★4uG1tuu7b3_XZQ

  4月頃の気温になると後戻りしたくなって、日記を繰ってみました。

    *

  4月5日木曜日 晴れ

  宣伝も自慢も説明も主張も批判も、どれもこれも本来、
  自然には馴染まないものであるから、自然への道のり
  自然へと還ってゆく道のりに執着なくゴテゴテなく手放して
  ゆくのに他なりません。

     人間的な自尊心を手放してシンプルに、ただ生きてみる。
     「ああだ、こうだと説明することもなく、ただせっせと生きてみる。
           自然に生きてみるとは「私」からの卒業(小池龍之介)

    *

  自分の日常生活だけを記すのはつまらなくて、気になる言葉や良い文章を
  筆写してます。2ヶ月前の心境や出来事は今は必要ではなく全く関係ない。
  こんな私もいたはず、と。

  自分らしく生きれたら幸福度も高いとのではないでしょうか。日本人は
  低いそうです。



4ヶ月前 No.2

文(あや) ★4uG1tuu7b3_XZQ

  季節という大切な信頼をどれだけの人が知っているのかしら。
  昨日、蛍袋の紫がかったピンクを頂きました。どちらかというと
  白い花が好きですが、うつむいた重たげな花が更に重みを増したように
  感じられる。

  何に気をとられての日々なのか、そうした季節の草木の音のない教えに
  少々恥を思う。

  囚われてしまう人の言葉によって、溢れる言葉の海の中でもがいている。
  何を読み聞き選択するかは自分であるから、自然に触れてその無言の
  言葉を読み取る。先ずは音であって耳を澄ますのであります。

    あなたのささやく声を聴くのは初めて

    ひょっとして6月に咲くのも

    気づかない人もいるのでは

    手折ったがために時間とともにうなだれる

    数時間の水の中で 命をみるひとに精一杯あたえた

4ヶ月前 No.3

文(あや) ★4uG1tuu7b3_XZQ

 おいで、おいでと言うとピアノは散歩に着いてきます。家には絶対
 入れないから夜は何処に寝ているのか、雪の日、風雨の日があっても
 一度も入れません外飼い猫だから、私たちが決めた運命です。男の子なのに
 小さくて気が弱くて子顔で可愛い、小さいのは赤ちゃんのときの栄養不足です。

 最近真っ黒で胸のところが淡くマークがある野良が来ます。
 即、名前を付けました(シロツメクサ)、ピアノがギャと鳴き私も怖いので
 石を投げたら睡蓮の大きな瓶に穴があいてしまいました。きっと、罰が当たったのです。


   じぶんの心にもないようなことは

   もうしない私から見えている世界なんて

   ちっぽけで狭くてピアノよりも分からない




4ヶ月前 No.4

文(あや) ★4uG1tuu7b3_XZQ

 あらゆる音、静寂は聴覚の鋭敏さを鍛えるチャンスであるといいます。だが、都市の
 雑踏は人を圧倒し、かえって感受性を鈍らせるかもしれない。たいていの人は自衛の
 ために音に鈍感になる。(マイケル・j・ゲルブ)


 春の嵐 5月の澄み切った大気の清々しさ

 それらを含めた6月は 丸い紫陽花のようにふうわり

 やさしい色彩で迎える彼女の音はどのような音かしら

 水玉を弾いているから今朝はきっと活き活き

 よい音楽を聴き取る能力のように楽しんでいる

   *

 今朝の雨音ほど心地よいと感じたことがなかった位です。


4ヶ月前 No.5

文(あや) ★4uG1tuu7b3_XZQ

二日前に初めての黒アゲハチョウを見ました。花の周りを飛び交い
ながら其のぎこちなさに、片方の羽が欠けていることが分かりました。
季節が飛んでいるような速さの暑い日、戸惑うのも人間だけではありません。

 私だったら文句をだらだら言って痛いとか暑いとか嘆き

 言葉をもたない蝶はひたすら飛び交いながら

 花の周りにひらり ひらり満たされると

 その場をしずかに去ってゆく すべてが

 うつくしいですね

4ヶ月前 No.6

文(あや) ★4uG1tuu7b3_XZQ

 昨夕の夕日は大きくてとても美しく、木漏れ日を通して見えたとき
 光線がキラキラと七色でした。虹は数千本に降り注ぎ「わっ」となった。

 私がひとつのことに想いをよせたいと願ったが、それすら消してしまう
 心を奪われた瞬間でした。


   土曜日はちがう私に似た誰かが送る心が通じてくるのです

   何年も過ぎてあなたからの波長をキャッチしている

   光線のように囁きうごく生命体のように感じた昨日

   うつくしさのなかにだけいるのかもしれない

   「ノー」と言いたい私だけの土曜日は永遠に今





4ヶ月前 No.7

文(あや) ★4uG1tuu7b3_XZQ

私たちは自然によってどれ位深く影響させられていることでしょうか。
気温、湿度によっての不快感は人それぞれですが、湿度のダメージは
100パーセントの私、雨の振る前に頭痛によって知らせられるからです。

ある作家さんの親は、気候が娘さんの体質に合わなくて、湿度の少ない
ところに小学生の頃引越しをしたそうです。虚弱体質な人に文筆家が
多いですが彼女は大人になってから、著名な作家になりました。

自然のあるがままを受け止めることは意志の力。私はどちらかというと窓から
眺め離れた感覚で見つめる。距離感でものを考え想像し、すべてが曖昧で成長
していない。



   気づけないことに気づかされ
   花の振る舞いに見とれる

   ちいさくて弱い花は見たくない
   息がつまされる

   いつか晴れてスカッとしたら
   白いブラウスのお気に入りと

   空色のストライプ入りの靴で
   走り回りたい



3ヶ月前 No.8

文(あや) ★4uG1tuu7b3_XZQ

洪水のような言葉の海の中に人は溺れているのだろうか。それとも
しがみ付いてじぶんと言う得体の知れない生き物になってしまったのか。

発しない言葉をもたない物たちの無の語らいが私を過(よ)ぎるとき
それらの澄んだ言葉によって、私自身を創り上げてほしい。

今朝は、一面が霧の景観ひんやりと風もなく静かです。バッハの無伴奏
ソナタ第1番・第2番を聴きました。パルティータ2番は、多奏曲を引き
分けなければならない難しさを実感しました。

私の住んで居る所はドイツのワイマール地方に似た気候風土です。環境に
よって人は何かと影響を受けてしまう。ドイツのアイゼナハ生まれの
バッハは好きな音楽家です。10歳までに父母を亡くしてしまいました。


 かなしみを創作に向けられるたら

 天国にいちばんちかくなって

 にんげんの技をこえたものができるのでしょうか

3ヶ月前 No.9

文(あや) ★4uG1tuu7b3_XZQ

山間にかかった霧は今日も梅雨の時期らしい。断続的に降った雨も
影を少しは潜めてきました。

きちんと形を整えた植え込みの緑、向こうの山合いは、霧に阻まれています。
私は文字を浮かべてみた。視覚から捉えるには、未だ何もない。
それは、一歩外に出れば解消されることも知っている。

五感に触れるすべてが私という小さな固体を通じて、雨のように文字を
降らせるからです。


 うつくしいひとしずくが ぽつり

 瞬間に光りをとらえる 輪





3ヶ月前 No.10

文(あや) ★4uG1tuu7b3_XZQ


 晴れ間が出てきました。多くの水害に遭われた方々に深い心痛と、祈りを捧げます。
 弱弱しい空色が痛々しい感じがします。多くの人々の悲しみの、表れでしょうか。

 読みきっていない本を図書館に返してきました。内容がこんなに素晴らしいとは思わず
 4,5日前から読み始め、集中できなかったここ数日間。とても残念です。

 他の図書館から申し込み借りたものなので、「カウンターに返すこと必須」とメモつき。
「(マリリン・ロビンソン)の著書、 子供時代から詩を書き高校時代には多くの詩を暗記した」。

 自分がどうあるか決め付けることはできないが、本を読むことによって私が解ってきます。
 そんな読み方をしてきました。

  *

 優雅なワイドパンツはお気に入り、しなやかな素材足元にゆれる足裁き、上着は麻のニット素材の
 アイボリー・濃い目の砂色のトートバッグにざっくりと本もお財布も携帯も投げ入れ、無造作です。
 帰宅した頃後ろ座席に財布が転げ落ちていました。どこかが抜け落ちてしまう。完璧って遠いです。
 午後から出かけるのは苦手、でも大好きなコーヒーと塩バターパンで休憩できました。




3ヶ月前 No.11

文(あや) ★4uG1tuu7b3_XZQ

 一面グレーに染まった朝、糸が弓なりになったような細い月をみました。
まるで影絵のようです。色々と大変なことが起きても変わらない月に人は
何を思い描くのでしょう。

古い詩集を開けてみたら2年過ぎていました。今からの2年先はとてつもなく
長くて考えたくありませが、過ぎた2年間は縮小されて記憶も疎ら。
様々に為した事柄さえも思い出さない。人の遺すものとは一体何であろうか。

     *

  二年前のわたしは籠の鳥 独りよがりのことばの欠片を

  継ぎはぎに纏い歌声は 今朝鳴いていた野鳥にも劣る





3ヶ月前 No.12

文(あや) ★4uG1tuu7b3_XZQ

   猫と薔薇


薔薇は美しいけれど、どうしても好きになれません。好きと思う前に棘が
腕に刺さるイメージが湧いてしまう。私の心境が複雑なのです。

でも、猫はちがう。隠している爪は正直そのもの、僕ペースでしかみせません。
それってすごく可愛い。たとえば野良ちゃんでもきちんとしつけると、威嚇や
猫パンチをしなくなる。

そう、薔薇は棘を隠さないから妹とおなじ。わたしより強い性格の妹には薔薇の
棘はなんら問題もなく、パチパチ剪定して虫を除く肥料をやり育った花は、とても美しい。
そのかわり、妹は、猫が少々苦手です。

すべて、生命あるものは個性そのもの、どれだけの人が個性を重んじているかしら。
できるだけ早く親から放れること、子供は15歳で一度死ぬといいます。それは親からの
完全な脱皮のようなもの。

薔薇の個性はうつくしい。猫のピアノは3ヶ月で親猫から離されてしまった。どちらも
いま、個性を生ききっている。

3ヶ月前 No.13

文(あや) ★4uG1tuu7b3_XZQ

今朝は読書ができません。このような暑さが連日のように重なり続くと、
脳内がパニック状態になりそうです。全ての窓を開け放しました。
朝は、エアコンが必要ないので扇風機を回し、高原のような爽やかさにすっきり。

外からの澄んだ空気がともに風をはこび、其の涼やかさに電子音すら心地よい。
すると、身体がよみがえります。

冬生まれの私に戻り、足先まで冷たくして氷のようになってゆく。
物質的な、大地を踏む足をときに無関係のようにしたくなる。

何もかもが亡霊のように、言葉すら宙に浮き、鐘の音が彼方に響くように抽象的
かつ見えないものを、探し求め彷徨う。

    *   *

 昨日、ヨーガに行くとき、あまりの暑さに一歩外に出るのを止めようかと思った。
 インド綿で、サラサラ素材のアラビアン風のパンツを履いてゆこう。曼荼羅画の
 ような柄です。足首はきゅーとしぼってあって軽やか。サンダルは、黒のラメ入り
 少々高めのです。短めのシンプルな白のブラウスで決まり。

3ヶ月前 No.14

文(あや) ★4uG1tuu7b3_XZQ

ゴジュウカラって野鳥を知っていますか?私も見たことがありません。
藍色の頭、背にかけて同じく、腹は白。木に寄り添い実や虫を食う。

鳥はとてもすばしこいので、ゆっくりと眺めることは難しい。映像を通して
の野鳥の美しさにうっとりします。

小鳥の歌声を 詩に表現したらどんなふう

言葉にならないうつくしさに きっと泣きたくなる


  *  *

孔子は、言いました「自然のままうつくしい鳥の羽に、わざわざ絵具をぬりたくり、
文章の根本からはなれること、いよいよ遠い」と。


3ヶ月前 No.15

文(あや) ★4uG1tuu7b3_XZQ

自然は、毎日異なる顔や心をもって迫ってきます。台風も自然のエネルギーによって
浄化されて行くのです。これだけという加減はないようです。

 私たちが「自分の身体」と思っているものも、細かく観察してみると、波動エネルギーが
出ていったり入ってきたりしている、エネルギーの通路のようなものに、すぎないといいます。

   *

  アクェーリアスの澄んだ大気を運び 空色は一段と青く

  白い線を巧みに描き染めている 地上を覆い尽くすかのように

  あの白い雲の形は さっと不安を呼び起こしそう


 気温がかなり上昇しています。今日は、外出と思っていたが止めました。温度は35度を超えています。
今年の夏は楽しいというよりも、暑さのため影響されて半減しています。

台湾を歩き回るために、求めたキャメルのサンダル。とてもお気に入り、素足にピッタリときます。
生成りのロングスカートは濃茶のステッチ入り、Tシャツは黒に決めていたのに残念。

2ヶ月前 No.16

文(あや) ★4uG1tuu7b3_XZQ


瞳が美しい動物は猫と思います。翡翠が何億年も経て奥深く輝くように、誤魔化しのない瞳。
人間は、様々なことが目に現れてしまいます。同性では気づけない。それが異性でははっきりします。
でも、人それぞれ好き好きですから、とかく言う必要もないです。

 星と星の間に距離感があり ひとつの星が完璧に視えて

 冷たい光がやさしく感じられ 投げられる光線の言葉が

 わたしであるかのような そのような詩になる一言だったら

 迷子の子猫のように どこまでも着いてゆきたい


  * *

 最近、星がとても綺麗です。真っ青な夜空は暑すぎて望めなかったんですが、8月に入り
 変化が見られます。これが、普通の夏空です。真っ先に視覚に入るのは三角形に並んだ
 星、う つ く し い。

2ヶ月前 No.17

文(あや) ★4uG1tuu7b3_XZQ

昨日からすっきりと爽やかになりました。何故か身体中が動きたくて、
仕方がないくらいになってしまう、不思議です。

心がとても軽くなるから、あれこれクルクル脳内が回り、本当の自分かもしれない。
嬉しさも隠せません。<in love With>

「恋仲のような状態にあれば」生命観は高まり、喜びの感情、勇気の充実。
なんて、素敵な表現なのかしら。書き留めて貼り付けておきましょう。

   *  *

 いくつもの 言葉たちが見えないところで

 手招きをしている わたしで在るようにと

 だれも決めない時を 断ち止らないように

  *

 白い色が観じられるようになったら、好きな白いブラウスからの卒業。
 足元もさみしくなるほど冷たさを覚えてしまう。外は陽気に騒がしくかんかん照り
 一時間後には出かけます。何、着てゆこうかな決めていない。





2ヶ月前 No.18

文(あや) ★4uG1tuu7b3_XZQ

神秘の蝶、オオカバマダラを映像で見ました。カナダからメキシコへと5千キロの旅は長く、
苦難を乗り越えてのものです。現地の人々には、死者の魂をはこんでくる、と信じられている。
木に止まって5ヶ月間眠り、春になり暖かい陽に羽をゆっくりと暖めてから、更に旅へと飛ぶ。


 生命の妖しいほどの きらめきに圧倒されてしまう

 さまざまな生物の在りようは 未知そのもの

 たとえ短い命でも 完全に生ききっている

 わたしの解らない世界で まわる


 詩集のページを開けたなら

 あのオレンジの蝶が飛び立つ

 いつか本は置いてきぼり

 魂を運んでいったの?

 私の心も蝶になってしまいたい

1ヶ月前 No.19

文(あや) ★4uG1tuu7b3_XZQ

 鈴虫を1匹だけ飼っています。先週の土曜日から、ちょうど1週間目にリーンリーンと
鳴き始めました。早朝から2時間も歌い、そのために明かりも付けず、場の提供です。
餌は茄子だけを食べさせていますが、草とか土には霧吹きで湿らせています。


 どんな音楽よりも優れているとおもった いくつもの部屋を通り越え

 リーンリーンと響き打つとき 周囲の何もかもが消えてしまい

 鳴音がわたしであり あなたであり悠久の調べである


いつか外に逃がしてあげなければと思っています。もう、10日目になるから後4日間ぐらい
家で飼いましょう。涼しさを連れて来てくれ、わたしに言葉を与えてくれました。そして、
一番に秋に手を繋げてくれたのです。

1ヶ月前 No.20

文(あや) ★4uG1tuu7b3_XZQ

9月1日(土)、あれから2週間目になりました。鈴虫を逃がしてあげようと誓ったのに、
もう1日だけと欲張りをして日曜日の朝を迎えました。

りいん りいん と、周りの全てを消し去るほどの澄んだ鳴き声がしません。

音のない世界に自分が連れ去られたように寂しく、心細くなり即、外の草むらに

すっぽりと空けて返しました。鈴虫は生きているのか死んでいるのか見当たらない。

草に隠れて見えないのかもしれない、、、。本当は、しっかりと見るのが怖かった。


人間の命も、他の生物も一様に生かされている。生かされているから私がいる。むやみに
生け捕りをしないことがいいのかもしれない。外に住まう鈴虫が家の中に飼われて、
どのような気持ちであったのだろうか。知るよしもなく、絶えた鳴音とともにいまだに
偲びます。

1ヶ月前 No.21

文(あや) ★4uG1tuu7b3_XZQ

鈴虫さんに捧げる詩
    L・M・モンゴメリー作


    「九月」


  見よ!1年(ひととせ)が秋の収穫に拾い集めし

  黄金の日々の実りの束

  あちこちで、残り火の如く赤く染め

  遅咲きの赤き芥子の花が

  其の輝きの中で

  夏の盛りと喜びの消滅を償うーーー

  これが九月


 少し、涼しくなりました。私はやさしい空色とその向こうの輝く白い雲をみつめた。
 中間には藍色の雲、其のすぐ下には霧のような低い雲と、層になっている。
 暗示されている。今日来るはずの台風の影響の形象であります。

1ヶ月前 No.22

文(あや) ★4uG1tuu7b3_XZQ

捨てようと思って本棚から出して1年になります。
 久々に読みました好きな詩です

「アフマートヴァ詩集」
       白い群れ 主の年

    どうしてあなたは
    風や岩や鳥みたいなふりをするの?
    どうして私に微笑むの?
    空から血のように赤い暁の明星みたいに

    もう私を苦しめないで構わないで!
    未来のことを考えさせて・・・
    ゆらめく陶然たる炎
    枯れた灰色の沼に

    ミューズはぼろを纏い
    声を引いて陰気に歌う
    仮借なき若き憂いにこそ
    彼女の奇しき力は宿る

               bP54・1915年7月・ 62頁


   * *

 私は、いつの間にか頑なになってしまったように思えます。震える心や風音に怯えた
あの頃が懐かしいのです。詩を書かなくなってしまい、詩人たちから遠ざかりました。
どんな音にも敏感であって、満たされることなく、心を向けたのは飢え乾くような、、、でした。

 一体何に満足をしているの?自己に問うのみ

 うつくしい完全な輝く白い道よりも、墓地の小路を選び歩く私なのに

 囁きかける小花の群れは 語らう友と見る

 クロアゲハ蝶の墓石の間を飛び交う美しい姿形を飽きずに眺めた

 訴えているのです この瞬間をーー



1ヶ月前 No.23

文(あや) ★4uG1tuu7b3_XZQ


  「露草」


露草で染めた色は露草色と言う。古くからこの花で布を摺り染めた。若葉は食用にもなり
乾燥して利尿剤になります。

昨日の朝、藍いくっきりと青すぎる露草を見つけました。ずっと雨が降らない日ばかりでしたが、
最近の多量の雨でいつもより濃くうつくしく咲いたようです。


  ハッとするほどの 藍色に見惚れました

  だれかれに 認められるわけでもなく

  しずかな 時の朝

  手折りたい一本を あきらめた


  * *

 妹からもらった露草色のチュニックワンピー、一度も着ていません。青色が顔に染まると
青白くなりすぎるから、避けてきました。紺色はそうなりませんから不思議です。
白とか、紺色が多い最近です。透け間もとても好き。

「青」は本来、灰色がかった白を言うらしい。


1ヶ月前 No.24

文(あや) ★4uG1tuu7b3_XZQ

 あの人の美しい詩句は、流星の如く哀れにも消えたのでしょうか。
湖に讃えた言葉が波打ち心の音だった。あの人のうつくしい指先や肩を借り
沈思黙考のうちに成し遂げられていたはず。私は、諳んじるほど読み耽りました。


   * *


  パステルな雲の流れよ わたしの心を汲んで もっと清めてください

  明日には消えてもかまいません 青緑の渦に巻かれた涙のように


 * *

   おやすみなさい


1ヶ月前 No.25

文(あや) ★4uG1tuu7b3_XZQ

庭に一枚、とても小さい木の葉が落ちています。3センチぐらいで紅くて固めの
整った葉、つい目や心まで其の一点に奪われてしまいます。

美しいと感じるのは子供の頃からでした。失われることなく、今をもって美にとても
敏感になってしまう。それが強ければ打たれるに等しいと言えます。

 「美」は言葉の表現が表す単なる客観的な「形」や色彩そのものだはない。「美」と
して感じられるところの客観(対象)と主観(心)とが互いに会い合うことが必要なのです。
客観界にどんな形があっても、それを感じる心がなければ、「それを美」という訳には行か
ないのであると言います。

猫にとっては、恐らく活花の美は感じられない。猫ばかりの住む世界には、美はないと

云わなければならない。

しかし猫の仕草や、深い物思う瞳を見つめたとき、とても美しいと思う。


  * *






1ヶ月前 No.26

文(あや) ★4uG1tuu7b3_XZQ

上記ですが、電気工事の方がお見えになり「15分だけ停電させてください」と。
えっ!「少しだけ、3分お持ちいただけますか?」慌ただしく送信したので、中途半端な
文面です。もう少し続けたかったのですが、失礼いたしました。

 * *

 今日は、街中を歩き回りたい心境です。もちろんお洒落は欠かせません。
 気温は28度それに見合った着こなしが愉しめます。最近、低めの気温のため、
 萎縮していた心身や服装でした。開放されたい、、、。


 目的のない1日は、考えられない

 懲りすぎることも 難ありの私

 されど、何もかも さっぱり淡々としていたい

 心を整えることも大切 服装から自己を高めよう



 見苦しいのは、机の周りの本、雑多につみあげれて2日間そのまま、溜まった気分から抜け出したいのです。
 本来は綺麗好き。





1ヶ月前 No.27

文(あや) ★4uG1tuu7b3_XZQ

 私と妹を尊敬するような態度や言葉遣いの従妹は、とても繊細です。数年ぶりに
逢うと涙ぐんでしまう。そのようなとき、私は少しばかり強い人間になれた気分です。

 彼女はモデルをしていたので、脚は細くて細くて羨望の眼差しを私から受けますが、
サラサラと知らんぷりしてくれてます。妹は、負けず嫌いなので、違うところで自分を
優先してしまう。どちらも可愛いですが、、、。


 どこか幼さがあって、計画や計算も苦手

 あるがままに生きられる人が好き

 ずっとそう在りたい

 なびく髪が かるくほほに触れ

 風がしずかに 悪戯したくなる丸い顔

 風の音に泣いていた わたしから卒業


  * *

 朝、どしゃ降りの雨が降りました。外出はあきらめてしまい時間をもてあます。今は曇り空
ですが、もう何処にも行かないことにしました。気持ちがのんびとする3連休ですから。













1ヶ月前 No.28

文(あや) ★4uG1tuu7b3_XZQ

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1ヶ月前 No.29

文(あや) ★4uG1tuu7b3_XZQ


    「雨のち晴れ」

 今朝は超がつくほど早起きをしてしまい、2度眠ることが大嫌いなので少し考えてから
起きました。第一に、普通の人の睡眠時間と同じだと、体が痛くなります。
それと、運動体質ではないから人より早起きをすることで、身体を調節してると思います。

 私は2時間もかけて以前書いた下手な詩を推敲してみました。削りすぎて1文字づつ
消えてゆくのではないかと、、もう、どうでもよいと諦めて庭に出てみました。

 息を吐いて、下方に海を視るとザワザワと波音が聞こえ、傍らの虫、風も微かに聞こえる。
今、幾つの音を同時に捉えられるか試してみました。国道には車の走る音も聞こえてきます。
早起きしすぎてモヤモヤしていた脳内がクリアになっていきます。

 * *

モンゴメリの詩を朗読したくなり、250頁の「詩人」を開けてみました。彼女も海の近くに
住んでいたので「夜警」の詩集には、美しい自然や海がよく表現されています。

 「詩人」〜 1節目を記します。

 詩人には力があって 弱虫はそこから自由に勝利を得た

  無限の憐れみがあって 頑なな心はそれにて優しくなった

 縮むことなく 星の如く真理があって

  人々には真理に照らして読み取り 虚言を蔑むことを学んだ

1ヶ月前 No.30

文(あや) ★4uG1tuu7b3_XZQ

「逃げるが勝ち」

 逃げることが大好きです。一番早かったのは1,2歳頃、親と一緒に眠ることを嫌がったそうです。
全く記憶にないので想像を膨らますだけ。怖がりを引きずっているのも関係があるかもしれません。

 相当我慢強いことが原因しています。人と同じことが苦手、冷めてしまう。秋から冬が好き。等々連ねれば
切がないですが、自分の欠点を認めながら、個性として生かしていけたらいいと思います。

 猫のピアノに似ているかな、台風のひどかった日、駐車場に遅くなってから入れてあげました。
 ニャン、ニャンと泣き叫ぶから負けたのです。翌日、快晴になり窓から出て行ったピアノは、
 一日中来ませんでした。拘束された、と感じたか。身の危険を覚えたかの何れかです。
 元々、猫は自由で縛られるのが苦手ですから、ごく自然な振る舞いだったのでしょう。


  * *

 おいで おいでと言うと横を向く

 早く 早くと言うものならの寝転んでしまう

 思う通りにならないから 噤んだこころのまま

 わたしは不完全燃焼になって 諦める


28日前 No.31

文(あや) ★4uG1tuu7b3_XZQ

 灰色の窓から雨が視える今日ほど「自由」になりたいと思った日はありません。重たい空気に
負けていないのは金魚です。窓辺の水槽でユラユラ「思考0状態」で浮いたり沈んだりと羨ましい。
纏まりのない私は書いたり消したりと今に至っています。


 若しも私が金魚になったら、苦手な赤色に自滅する

 いいえ「思考0」ならばそのような心配はいらない

 スイスイ綺麗な水があれば生きていけて

 適当に餌をもらって幸せなのでしょう


 それも 息が詰ったようになるから

 私が わたしである為に水槽の枠から

 出てしまう


23日前 No.32

文(あや) ★4uG1tuu7b3_XZQ

 「キリギリスの夢」

 キリギリスは夢を見ていたのです。そこは青畳の薄暗い7畳間程の部屋でした。時々御香の
仄かな香りが漂っています。キリギリスの体は綺麗な緑でした。その部屋の畳も浅緑ですから
横たわっていたのに気づいた家人は、しばらくたってからでした。

 「知っていますよ蟻とキリギリスのお話は、あなたは何も一番奥の部屋に来て、横になることは
ないでしょう。私への見せつけ?」と家人はそのままにして、クリスマスイブの日まで放置しました。
陽の差さない冷たい部屋で、2ヶ月くらい経っても、その鮮やかな薄緑色のまま横たわっていました。

 冬の星がちりばめられた12月24日に僕は夢から覚めました。自己の存在というものがなんと
たわいなくもちっぽけかと言うことを。そして、2ヶ月間僕は夢を見続けていたのです。


   * *

 目の見えない虫は、玉の表面を這っているとき、自分が通ってきた道筋が曲がっていることに
 気づかない。わたしがそれを発見できたのは幸運だった。(アインシュタイン)


   ちょっと雰囲気をかえて^^









20日前 No.33

文(あや) ★4uG1tuu7b3_XZQ

 晴れ間は待つ待たないに関わらず 私の心を射止めてしまう 閉じた瞼からも感じられる

 「うつくしい詩」の言葉が羽音を揺るがし けたたましく野鳥が飛び交いました

 あなたの光のように澄み切った真理が わたしを清めるように瞬き

 2度と帰らない 告げたのは木漏れ日からの囁きでした


 * *

 今夜は、詩のようにしてみたくなりました。明日はきっと晴れるから、どんなカラーの1日で
 ありましょうか。

             おやすみなさい

20日前 No.34

文(あや) ★4uG1tuu7b3_XZQ

 秋の空色がやさしい、海面にはキラキラと光が反射してリズムをとっている。
私は、車中からじっと眺めつつ「なんて美しい!」走り去る瞬間を捉えました。
台風後の昨日とは打って変わり、波もなく穏やかです。

 海は、空を映し風により波を起こしたり、在りのままの姿を見せてくれます。
心に要れた大切な形象が消えうせないうちに。記憶が脳のどこかに留まっている
感覚を文字化にしましょう。


 * *

 何かを考え深く思いつめてしまい わたしに耐えられない程のことだって

 波音のように消してしまう 海はとてつもなく偉大で神秘的

 だからどんなに綺麗でも 怖くて好きになれない




  海が大好きな人 ごめんなさい



14日前 No.35

文(あや) ★4uG1tuu7b3_XZQ

 読みたい本を新聞の紹介で見つけました。記者の一冊と題して、「その姿の消し方」 堀江敏幸著です。

 フランスを舞台に、留学生の主人公が、古物市で一枚の古い絵葉書を入手したことから物語が展開する。
絵はがきの艶のないモノクロ写真には、廃屋のような矩形の家。通信欄には、ぴったり十行に収まる抽象的な
言葉の塊−ー詩が書かれていた。差出人は「アンドレ・L」、あて名は女性。消印は、主人公が手にしたとき
から半世紀以上さかのぼる一九三八年、、、。主人公が「詩人」の存在を尋ねる「旅」が始まる。中略

 骨董市とかでは、古い手紙の束とかありますが、文中にあるような「詩」の絵葉書に非常に興味があります。
差出人の心中とか、時代背景にも惹かれますが「精神的な詩の詞」です。

 まだ、読まないうちに感動してしまい、想像するだけでとても愉しめそう。
翻訳文学の中では、連鎖的に知らないたくさんの詩人さんを目にしますが、知っている詩人は僅かで溜息がでます。
名前を知るだけで、読むには至らないのが残念。

14日前 No.36

文(あや) ★4uG1tuu7b3_XZQ

 ライトグレーの空からのプレゼント、同色のパーカーを身に着け、ポケットに手を入れたまま
歩き続ける。見えない風とともに、風は音を運び心地よすぎます。
どこかで聴いたような消化のよい詩(うた)だけが脳裏をかすめ余韻となって。

 白い小さな花が揺すられるのは風の悪戯 まだ咲かない点々の小さな白い蕾もゆれている

 わたしは存在をわすれる ここは白い小花の世界なのです 息をかけてはなりません

 あなたたちの世界にとっては 風の戦ぎが ことばになっているから


 そっと顔をよせてから放れました。私は自由に行動できるけれど、君たちは地中にしっかりと
根を張り続け、来年にはまた白い花の群れとなります。

 「そんなことはしっている とかく何かを遺そうとして 書かざるを得ないのですね

  花になりたい なりたくない どっちなの」

  * *

 10月になって涼しくなりました。秋はこころが落ち着くような雰囲気になり
 静寂の世界に誘われます。少しだけ押し黙ったまま過ぎて行きます。


10日前 No.37

文(あや) ★4uG1tuu7b3_XZQ

欅の葉が散り始めました。アスファルトの傍らに重なり軽やかさに吹き消されそうです。
欅の葉っぱはとても地味で、誰も見向きもしない。うつくしい紅葉の方に心や視覚を奪われ
て、賞賛の言葉を浴びせられます。

 私の1週間もなんだかとりとめも無く、纏まらず、数時間かけて読み耽った「美学辞典」に
深く感動したのに、ヨーガに行き終わってから読んだものを思い出そうとしたが、全くでて
きません。人って身体を動かすと記憶したものが消えるのでしょうか。
生命は動、リズムですから、動いたほうがスッキリ、不満や、突き詰めるようなものまで
なくなります。

 風が吹き木の葉がちる、自然の振る舞いが極当たり前に足元をさらう。秋は、様々に考えを
深くしてしまう強さをもっている。葉を落した木々は寒々しく、彼らの沈黙は哲学的と言える。

3日前 No.38

文(あや) ★4uG1tuu7b3_XZQ

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2日前 No.39
ページ: 1

 
 
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