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沈没

 ( 詩投稿城2世(大人風味) )
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知香子 ★PyS0qrX5PgI



水槽の中
もがく 
僕の上

白い睡蓮が
咲いている



太陽とそれは 静かに重なり
さらに白い光りは
澄んだ
僕らの世界に
潤いと光りを──純白の光を

そして僕らはその花の
陰影を見る

──水中に揺れている

僕は
触れたかっただけ

それだけだったのに 
僕は

僕には
ただ触れることすら
できなかったのだ



絶望にとらわれて──白い光りの世界を

澄んだ青は
滲み
しだいに
広がり

濃く
濃く
濃く暗く

僕は影につぶされていく
僕は闇に同化していく


──僕は 水中を 沈んでいる



深い水槽の中
もがく
僕のずっと上に

白い睡蓮が咲いている


2010/01/30 12:17 No.0
メモ2010/12/17 19:30 : 智香子 @wasabi★3mGd0KXQs5_4BS

>>1の名前と今の名前、少し違うけども同一人物です

まんま変換間違えたのですが、こっちのが変換されやすいので、これでいきます



拍手ありがとうございます(´;ω;`)

12月17日

ページ: 1 2


 
 
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智香子@wasabi ★c7149tPTZp_Tr8

あ まく

そしてし たたか に
色づく 声は 金木犀
言の葉、とうに
きれ ぎれ
だった


いつから、
メロディ
悲しみをもち
 やがて、地を這う
 「まだ、足りない」
なみだ 伝った痕
そっと、
なぞって、うたう
言の葉
糸の よに
編み込、め ば



沈む
底で遊んで、おいで
ふれて
響く琴の音で
眠りの、すきま で
あくまで、も

まだ意識、わたしの ものです
数え上げているのはたぬき



ついに
記憶の 淵
深い 穴に
落ちそう
だけれ ど


うたう メロディ、
届く、
ように



Bさん

返詩、なので、いつも、なるべくBさん仕様だぜて思って書くのですがなかなか
そりゃ、無理ですよね
なんだか、読むのも書くのもはずかしい感じです
こういうふうに書くとなんか眠くなる方向に持って行ってしまうのかもしれないです
面白みのない返詩ではあるけど、じっくりゆっくり、言葉、選んで書いたので、受け取ってくださいな
ありがとうございました

6年前 No.80

智香子@wasabi ★c7149tPTZp_Tr8



夜が更けて夜が
明けました
眠りの熱、心、夢
吸い取られて 足の先
じんじん、冷えています


月は居心地の 悪そうに、ひとこえ、
甲高く笑って、蒼白な顔
薄幸
消失
ぱちりと
写真
撮ったら
消えた
消えてしまった

太陽が
怖ろしい


小指にはめていたリング
するりと落ちた のだけど
ひらひら羽ばたくように して
あの小さな雲に
隠れて もう見えない

6年前 No.81

智香子@wasabi ★Android=dxhhrROz5D



はちみづけレモン
のガラス瓶に手を浸して
窓から
見えるあの街灯に
光を灯す いつものことです
あきずにそれながめる子

あたしも つけて
つけてとせがむ
ゆうぐれ時の
いつものことです


はちみつまみれの
すっぱい指と
街灯からもらった熱が
てのひらを赤くしている
わたしのとなりで
男がなめます
こびりついて
なめきれないねと
ほほえむ
その顔に えいえん
という言葉
浮かんで
ぞっとする


とじこめられること
への
きょうふ
ぴちゃ、ぴちゃ
ガラス瓶の中からの声
だしてだしても
わたしの声です


(しゅう、かん)

6年前 No.82

智香子@wasabi ★Android=dxhhrROz5D

からっぽなので
陽ざしの光
驚く、ほどしみこむのです

女の子
あたたかくて
わらえばいいのか
夢のなか
なくこともできず
少し、怒ったかお
しかめ、つらして
あと
あとひとつぶ
溢れてしまう
でしょう

光は
あいでない
あいでない
けれどもよく似た
匂いがします


そのなかで

感じ入って
うごけない

6年前 No.83

智香子@wasabi ★Android=dxhhrROz5D

 まどろみのなか まぶたの
 裏  描かれていくふうけい、が


 ためいき、うねり
 風とな
 葉を、ならして うたに
 かえましょう


 小川 白の花でうめつくされて
 ゆうら りほろり ながれゆき、ます

 ほしは ほどろに そらまどう
 よると あさが あいまじる

 うた口 ずさむ 乙女はひとり
 小川の花を 両手で掬い
 喉を鳴らす花 の 乙女

 悲しみよ癒え
 夜よ更けよ

6年前 No.84

智香子@wasabi ★Android=dxhhrROz5D

ことばが湖の底に引き摺り込まれて
暗い光が辺りを侵食
し始めたので静寂の中世界の終わり
人は目を真っ赤に充血させて
ことばを 呪う

 呪うその先にあるものを


眼球から細かい粒子が体内に入り込みわたしになる
凍てつく粒子が溶解していくのでわたしは別のものになる そんなものばかり 膨らんでいくようだ


湖の底たくさんの人が
目を怒らし断罪 諦念のおももちで 息を吐き 悲哀を飲む 小さな、小さな声洩らす
すべての声は泡に泡になったけれどけれども泡は飛び交い感情となる それよりも前から感情は泡でした感情が泡でした 声の中閉じ籠められていました
嘲笑 絶望 憤怒 それら バツンバツンバツン、と 弾けて弾けてまたバツンバツンバツン、バツンバツンバツン、と
わたしのものでない 急速に膨れ上がる積み重なる|||呪いの声 弾ける前に 湖の||底から外へ 外へ|



積み重なった
水圧に耐えきれない


声、感情
飛び、散る飛び、散ってほうぼうで狂ったように貶し合って嘲笑って悶絶しながら語らい、合う
それは湖の中
秘かに密かに


夜が 明けるのだ 早く 早く
ぼろぼろになった身体は
わたしとなった粒子たちをわたしは
どこに還せば良いのです



  本当は知っているのだろうか

6年前 No.85

智香子@wasabi ★Android=dxhhrROz5D

「醒めないままで」




記憶ときおく、現在とかこ、現ともうそう、が混ざるなか、
ナゲキバトはたまご落とすのだそうです 、おばさんの言葉、
腐ったご飯、ぬばぁと糸ひき、ぜつぼうのありか、探す日は、微えみとなみだ、ごちゃまぜの、夢を見ている、おばさんの、言葉離れず、カラスに、豆鉄砲、当たり、すると、ナゲキバトはやはり、たまご落とすのだそうです

あたま、ひしめく、かこ、破いた絵本、さっき、破いた、本と重ねる
流れる、記憶ときおく、どろ、どろ濁った、なみだ、ゆらぎ、落ちる
落ちる


声がして
 引きずられる
  空か 海か
  いちばん星の飛び交う
   ばかばかしい見物が
     膜開ける

 腐乱した たまご鳥 落とし
 おい たまご おれが
 食っちゃるなんて 天獅うなって ひとつ微笑む

 けれどア熊がさだめ打つ
 鳥は逃げ逃げ 鳥は逃げ逃げ
 たまごは放られ 天獅が駆けて
 ア熊 ほう ほう あいづちを打ち
 げら げら 笑って
 ほうほうおはようさようなら
 あいすみませんね天獅さん
 そう言って はなたれた銃弾が
 お前を呪うお前を呪うお前を呪うと目を怒らして
 たまごに飛び かかる


 これはくさいぜおい 天獅
 天獅は うなる
 うなって 微笑むア熊を 睨む
 ア熊はにちゃ にちゃ鳥を ほふって

 腐乱したたまご
 割れて叫び声をあげるけど
 声は波か風に飲まれて誰にも聞こえない
 たとえばぼくにしか


 せかいのすきまで濃い光 落ちる星を
 両手で包み 込んでは むさぼる
 足が 浸かった
 ここは
 ぼくの海だろう

 「わたしのよ」
 甲高い声の、
あなたは、


まだ
 めざめない
  ゆめの 底で
  波か 風の
  音がして
  醒めない眠り
  深く 静かな日々を 歩いて

  すこしの
  やわらかさと
  あたたかさを
  左手の 小指
  膜の内に閉じ
  込めて
  そうして このまま




6年前 No.86

削除済み@wasabi ★Android=dxhhrROz5D

【 この投稿は”ポンデリング”削除されました (?) 】 削除者: あうら☆マスター ( 2011/11/21 08:26 )  削除理由: 投稿ミス/本人からの削除依頼

6年前 No.87

ballad ★zB8okug9Jx_aab

 こんばんわ。

 まず始めに、作者さんが読者に聞きたいこととしてあげておられた点についてお答えします。厨ニ臭いですが、別に、厨ニ臭いことは悪いことではありません。私の好きな吉本隆明は永遠の厨ニ病みたいな作品を書いていますので、厨ニ臭いであるかないよりかも、作品としての完成度を問題にされた方が良いと思います。ただここでいう完成度も様々な文脈において違うので、簡単な基準で言えば、私の様に海外小説や古典、文学の名作などを好む読み手からすれば最悪だと思います。しかしながら、JPOPや携帯小説などの影響が強い比較的若い世代などに対しては読まれる作品ではないかと思います。
 スペースは邪魔ではありませんが、効果的に使用されてるかどうかにおいては、疑問です。読解不可能なテクストというのは存在し得ないので、何かしらの理由や理論、概念を強引に使えばいくらでも解釈可能です。具体的に読むことを困難にさせる場所は私の場合見当たりません。むしろ、このテクストを難解だという読み手は普段一体どういうものを読んでいるのか皮肉ではなく素直に興味や参考の対象として聞きたいぐらいです。
 さて、作品全体における感想ですが、改正版ということですので、改正前と改正後の作品を比較しながら読んでいきたいと思います。改正前は、童話を意識されたと言われていますが、作者の自意識が強く出すぎていて読んでいて没入できません。そもそも、この作品において、物語は物語られていないのであって、作者の感覚や感傷が、短いフレーズでばらばらと配置されている。そして、それを意図的に行っているのもわかるのですが、言い換えれば、作者の手垢だらけのベタベタの感情や感傷の足跡を読み手が追う、というような感じですね。テクスト全体が、まさに、放たれた銃弾、や、卵が割れた、ように言葉が散らされていますが、それらすべてが作者の手垢だらけであって、綺麗よりも、べたべた、という印象です。
 物語を物語ろうとする際に、その物語がいつのまにか物語り自体が勝手に物語るような広がりのあるものにしなければ読み手は退屈してしまうのではないかと思います。私も自意識が肥大化して、前面に出るタイプの書き手ですが、読者をかく乱すること、物語自体に幅を与えること―物語が勝手に物語ってくれる場所を空間を作る―を意識して作っています。そのためには、いくつかの技術があります。単語でのニュアンス、使うモチーフやキャラクターの身振りに複数の解釈が可能な状態を描くなどですね。
 改正後では、逆に作者の自意識よりも、改正後とあって、作者が意図したことをより強く書こうとしているとは思いますが、私は改正前の方がよいですね。改正後の作品には、改正前における良かった部分がすべてなくなっていてよろしくないと思いますよ。改正前の作品は、作者は感傷や感情を描くことに没入しすぎるあまり、読み手を没入させませんが、テクストにおけるリズムと構成が作品内で描かれているイメージとうまく重なり合っていると思うので。
 重なっている部分をいくつか上げてみましょう。

 卵が割れる、銃弾、と言う言葉と、改正前の作品における、連や行の区切り、単語の配置、または、擬音語の効果など、回転木馬を中心として「めざめよ」と言う言葉が回っているかのように、など、テクストの中でこれが上手に機能しあっていると思います。恐らく作者は、中心となる単語からイメージを膨らませてこの作品を作ったのだと思います。改正後は読者に作品の意図を伝える、と言う面では改正前よりもクリアに仕上がっていますが、その分、遊びがないですね。改正前では、作品における上述した遊びが実はとても重要で、自分の感傷や感覚すらも遊んでいるかのように転がしていく私、というのが全体として立ち上がっている。それはまるで、遊んでいるかのように、飛び飛びに、足跡を残し、そして、それを読者に追わせる、というね。こういう部分が改正後作品では一切なくなっていると思います。改正前の作品のよさを伸ばされた方が恐らく面白い作品が出来ると思いますよ。

6年前 No.88

★Android=h7nosxylqb

今晩は、
初めに、感想しか出来ないことをお詫びさせて下さい。感じたままに感想を失礼致します。

ご質問への答えですが、厨二病、そのような感じは受けませんでした。繊細さに驚いたぐらいで。気にされなくとも大丈夫ではないでしょうか、
気になったのは、そこではなく、連のつながりの不安定さだったので、気にされるのなら、むしろそんな全体的な形の整え方のように感じます。

連ごとに見ると素晴らしいのに、それをつなげられるとばらつきがでたり、不安定に見えたり、おいていかれてしまったように感じます。

顕著なのは、二連と、三連のつながりが上手くいっていないように見える点。作者さんの努力のあとが見えるような気がしました。

色々考えましたが、一番の原因は、作者さんのなかでイメージの区切りが上手くいっておらず、すべてがぼかされてつながっているからなのではないかと、そう感じています。

ふわふわとした境目が曖昧な雰囲気は、不可思議な印象を作品に与えているように思いますが、語られる内容の空気感は、ねっとりとした印象を持っていてどっちつかずな雰囲気で、どう読んでよいのか迷ってしまいます。
不安定なのか安定しているのか、ねっとりとしているのか、軽やかなのか

分からなくて、逆に後ろ髪をひかれる、
でも、わからない、

そんなもどかしい作品に感じます。

改変前と、改変後では、深めようとした部分が違うのかな、と感じました。

醒めないままで

そのようなタイトルに結びつけて、改変後の作品も悪くないと、そう感じます。

見当違いの指摘に感じられたら、この感想は、見られなかったことにされて下さい。

失礼致しました。

6年前 No.89

6262 ★jnzKIHztDF_JeT

 智香子さんごきげんよう、 >>86 にご質問通りにコメントします。

>1ちゅうにくさいか
 個人的には、むしろ古風だと思います。「天獅」「ア熊」の当て字のことなら、これは一般的な中二病からは生まれない発想なんじゃないかと。

>2やたらと使ってあるスペースは読むのにじゃま(うざい)か
 個人的には、むしろ読みやすいです。終盤の「わたしのよ」〜「ゆめの 底で」の左向き矢印様の詩形が特に、いかにも「間違った方向へ導かれる」みたいな印象で、一人で勝手に納得しました。

>3意味不明、理解不能知るかこのやろう!な詩か、そうでないか。
 前の版もそうではなかったし、今回はさらにそうではありません。前の版に比べ「ぼく」と「たまご」の関係がすっきり明瞭になったため、よりわかりやすくなったと思います。

>理解不能!なてんは、具体的にどこか。
>指摘された部分はもっと詳しく、書いた方が良いか。
 序盤に出てくる「おばさんの、言葉離れず、」と、終盤に出てくる「『わたしのよ』/甲高い声の、/あなたは、」に、関連があるともないとも読めて不鮮明です。
 この「おばさん」と「あなた」が同一人物であると思って読むと、イメージが非常に狭い領域に限定されてしまうので、「あなた」のイメージを自由にしたいのなら「おばさん」は削ったほうがいいように思われました。
 また最終連、「左手の 小指/膜の内に閉じ/込めて」のイメージが少し掴みにくいです。前の版と読み比べれば、意味がよくわかるんですが。
 ご参考までに個人的には、この「膜の内」を「幕の内」と読み、眠りと弁当(=食事=たまご)に関連すると見なして拝読しました。

>4その他、なんでも、感じたことなどありましたら、お願いします
 前の版に比べ詩文は洗練され、いわば上品になったと感じましたが、そのため勢いも削がれてしまった印象で、改「正」とは言いがたい部分もあると思いました。
 前の版では「ぼく」の心が閉じていること、乖離していることなどを強く感じましたが、今回は前述のたまごの件や「あなた」という他称のために、「ぼく」が何かに裁かれている印象をより強く受けます。このため語り手の主張のようなものは、前の版より強くなったと思います。
 しかし血や心臓の具体的なイメージがなくなったために肉体の感覚が薄れ、語り手そのものの印象はぼやけたように感じます。何より語り手の「キャラ」が薄れたと思います、つまり前の版にあった筆致の味が、なくなってしまったのが惜しいです。
 こうした心の闇を抉り出すような詩は、特に若い人には非常によくあるタイプなので、智香子さんならではの個性で派手に修飾してほしい! とわたしは思います。

6年前 No.90

花キリン ★vnw9xuIEPc_siw

1については、違和感は感じませんでした。
 >白い睡蓮が
  咲いている

ここが効果的に全ての連を浮き上がらせている
そのような作品であると思います。

2については、私の力量の問題なのですが
 苦手です。意図するものが読み取れないのです。
 申し訳ありません。

3については、1にも書きましたが違和感なく
 読めましたので、作者さんが心配なさっている
 点があるとすれば解消されているのではと
 思います。

4については、つくづく感じたことは白という
 イメージは一字でも作品を広く読ませるなと
 いうことです。

 素晴らしい作品を感謝して拝読致しました。
有難うございます。

6年前 No.91

智香子@wasabi ★c7149tPTZp_rXg

ばらっどさん
どうも批評をありがとうございました!
きっとばらっどさんがコメントを書きなれているというのもあるのだろうけれど、自分の詩にこれだけの分量の付くとお空を飛びたい気持ちになるのはわたしもエムッ気豊富だからでしょうかね!てことはどうでもよくって
ご指摘はいただいたことをまとめにまとめさせていただくと、完成度をあげなさいということと、スペースの効果は特にということ、改正前のがまだましということですよね。
ご指摘いただいてまた読むと、あかんところが浮き彫り状態で何で気付かないのあたし、と嘆く前に驚いています。客観性は皆無だし(主観だけで書こうと思っていたからというのもあるけれどそれはやっぱり良くないかしら)書く時も読む時も、自己主張が激しすぎるのでこれほどぷんぷん臭うわけですね。手垢にまみれた言葉という表現の的確さ!

>>改正後の作品には、改正前における良かった部分がすべてなくなっていてよろしくない

>>作品における上述した遊びが実はとても重要


やっちまった感!
ばらっどさんが言う「遊び」の部分は、魂削る思いで嫌だ嫌だあて叫びながら消去したところだったので、ほらやっぱり有って正解だったじゃん!ていう思いと、くそぉなんで消したんだよォばかかよォていう思いに現在苛まれています
回転木馬らへんは読み返した時あまりの恥ずかしさにビビった箇所でもあったのですがあいつ良い味だしていたのですね。言葉選びのセンスのなさに涙がでます。
ばらっどさんからこの詩の批評がいただけて、嬉しい限りでした。ほんとうにありがとうございました!



6年前 No.92

智香子@wasabi ★c7149tPTZp_rXg

泪さん

こんにちは、批評コメントありがとうございます!

>>気になったのは、そこではなく、連のつながりの不安定さだったので、気にされるのなら、むしろそんな全体的な形の整え方のように感じます。


連の繋がり、接続の悪さには我ながら本当にせつないと思います。もうどうしようもないくらいのちぐはぐ感、ご指摘いたけて、やっぱりそうか!と認識できました、ありがとうございます!そう言えば、時間が空いて書きなおすといつもこんなふうにちぐはぐしているような気が。新たな課題が見えてきました。もはや課題だらけで身動きが取れない!笑

>>二連と、三連のつながりが上手くいっていないように見える点


この連の接続は、というかこの詩にとって、連と連との接続が一番、大切になるんでないかなあと思えてきました。すとん、というイメージか、だんだん引き摺られるように、というイメージとが一緒くたになってしまって、切れ変えがどうにもうまくいかないのでしょう。連の接続の大切さを思い知りました。
この詩は、いろんな部分でどっちつかず、なとこが多い(というか詩自体がどっちつかず)ので、もっとはっきりと、ねたねたならばねたねた、かろやかならばかろやかにするべきだと思いました。混同するならばもっとクオリティをあげてから、もっとしっかりと!みたいな

タイトルと結び付けて考えていただけたようで大変嬉しいです!
ありがとうございました。

6年前 No.93

智香子@wasabi ★c7149tPTZp_rXg

むにむにさん
こんばんは、丁寧にお答えしていただいて、ありがとうございます!

>>>2やたらと使ってあるスペースは読むのにじゃま(うざい)か

 個人的には、むしろ読みやすいです。終盤の「わたしのよ」〜「ゆめの 底で」の左向き矢印様の詩形が特に、いかにも「間違った方向へ導かれる」みたいな印象で、一人で勝手に納得しました。

良かったスペースまうんてん!
一二連と、他の連を、どうしても区別したくて、改正前はスラッシュ(/)だとかカッコだとか使ったのですが、なんかガチャガチャしてるし、ガツガツしててどうなんだろうなあと思って、今回はそれを使わないでいこうと思った時、
最初の一二連だけ「、」、あとはスペース、としたのですが(夢の中なのだから透明な空気感も欲しかって)、それが逆に×だったらどうしよう!と思っていたのですが、もう安心です。ありがとうございます!

>>>3意味不明、理解不能知るかこのやろう!な詩か、そうでないか。

 前の版もそうではなかったし、今回はさらにそうではありません。前の版に比べ「ぼく」と「たまご」の関係がすっきり明瞭になったため、よりわかりやすくなったと思います。

分かりやすさを求めて、かろうじて有るかないかのおもしろみは完全に無くなってしまったようでそこが悲しいところなのですが、さじ加減の難しさは、今更身をもって理解できました。

>>序盤に出てくる「おばさんの、言葉離れず、」と、終盤に出てくる「『わたしのよ』/甲高い声の、/あなたは、」に、関連があるともないとも読めて不鮮明です。


ご指摘ありがとうございます。あなた=おばさん のつもりなのですが、実の母としてとらえられはしないかとも思っていました。が、詩の中にそんな解釈に繋がる言葉の欠片も用意されていないので無謀ですよね。自分勝手すぎて嫌になる!そして、カギカッコまでして浮かせた言葉が必要以上に浮きすぎていて青ざめます。

>>また最終連、「左手の 小指/膜の内に閉じ/込めて」のイメージが少し掴みにくいです。前の版と読み比べれば、意味がよくわかるんですが。

 ご参考までに個人的には、この「膜の内」を「幕の内」と読み、眠りと弁当(=食事=たまご)に関連すると見なして拝読しました。


ここもわたしのあほさが身にしみわたるところで、ご指摘していただいてほんとうにありがとうございます。
じじじじ実は三連目
>>膜開ける

(幕開ける)
というのと繋がったら良いなぁと思ったのですが見事に見事に見事に失敗しました。失敗とかそういうこと以前にひとりよがりで走りすぎてて恥ずかしくて穴を掘る勢いです。一行のひとことじゃあまりに弱すぎますよね。天獅とア熊の見物(劇)の幕開け、劇は小指の膜の中、左手の小指は子供、願望の暗喩、として(弱い、弱すぎる!)最後の連は眠りは醒めないでいておくんなし!みたいな
(あああ作者語りは痛いですよねorz)

>>血や心臓の具体的なイメージがなくなったために肉体の感覚が薄れ、語り手そのものの印象はぼやけたように感じます。何より語り手の「キャラ」が薄れたと思います、つまり前の版にあった筆致の味が、なくなってしまったのが惜しいです。


ううううう。ばらっどさんへの返信でもコメントしたのですが血や心臓の具体的なイメージ部分を削るところもまたせつなくてせつなかったのですが、表現を妥協しなければよかったと後悔ばかり。

ぶっちゃけわたしはむにむにさんのコメントを(というかむにむにさんを)ストーキングするほど好きなので感想および批評をいただけてほんとうに感謝しております!ありがとうございました!

6年前 No.94

智香子@wasabi ★c7149tPTZp_rXg

花キリンさん
感想をどうもありがとうございます。
花キリンさんの感性が垣間見えて嬉しかったです。ところでわたしは花キリンさんの名前がとっても好きです。全く関係ないのですがorz
>>0 の詩を書いた時は、「白」に凝って(?)いました。というか、白を多用した文章を書いて、白って、引き締まる漢字だねえて話をしていた時期だったので、やたら使っていますが、花キリンさんは、白 という一字でイメージが広がった、とおっしゃっていただいたので、最近はあまり使わない単語だったけれどまた挑戦しようかな!とか、思いました!
すてきな感想をありがとうございました<m(__)m>!

6年前 No.95

やさしいあくま ★zOjaRQI6oC_hRs

こんにちは。請負の窓口から来ました。
批評書かせていただきます。

 何をどうすれば良くなるか、なんて具体的な事は言えないけど、後一歩というか、惜しい作品だなと思いました。
 第一連、しっかり作品の土台作りかなされています。おばさんと言葉、「微えみとなみだ、ごちゃまぜの、夢を見ている」ナゲキ鳩とたまごなど、十分読める内容です。おばさんの言葉による鳩の失い方、鳩は希望を象徴するものですから、その鳩が抱く、または落とすたまごには、新しい希望、これから生まれるはずの希望を奪われることを象徴しており、それは実際ア熊が鳥ごと喰っている。ア熊と天狗は別々の人物のようですが、中心人物にとっては同じく負の人物のようだ。
 3連、いいと思う。7連、「腐乱したたまご 割れて叫び声をあげるけど 声は波か風に飲まれて誰にも聞こえない
 たとえばぼくにしか」の「たとえばぼくにしか」は閉鎖的な事実を伝えるのに効果的。
 智香子さんが伺っていた中二臭さについては、5、6連、話者が変わるところに出てるかなぁとは思いますが、設定の中二臭さではないので、技術でカバーできれば、中二臭さなんて全然感じさせない仕上がりになると思う。
 スペースについては、邪魔ではないものの、語感で作られたリズムではなく、個人的には意図的に区切られたブレスのように感じました。(特に前半1、2連)
 理解不能な点は特にありませんでした。あ「私のよ」は誰かわからなかったかな。でも気になるアクセントとして置かれているように思います。それまで出てきたほかの誰とも直結しませんでした。
 終わり2連はきれいでした。1読目より読み込んだほうが面白い作品。今後ともよろしく。
 評価C

6年前 No.96

智香子 ★Android=dxhhrROz5D

やさしいあくまさん
コメント、ありがとうございます。
遅くなってしまいました。申し訳ありませんでした

6年前 No.97

智香子 ★Android=dxhhrROz5D

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6年前 No.98

智香子 ★Android=dxhhrROz5D





そふら

なみだおちたら
こころころがせ

湖の、
底にたどり着いたけれど
目を開けられないので
なにもみえないで
からだにまとった
ひふはがすように
するりと一歩

二歩

散歩


ほろほろ
なみだで
なんにも見えない

6年前 No.99

智香子@wasabi ★Android=dxhhrROz5D

dansing time.




遠ざかって、
ちかづいて、
降るインスピレーションに翻弄されて


ふらふら空泳 甘びな淡い絶望とか言う
光、飲み下したら、

躍ろうか
手をとって
微笑むあなたの
手をとって


遥か! と、は、どうしても、遠いんだろうけど
1mm 先の真実と
頭に浮かんで耳から流れたあの、あの、
コバルトブルーの風景は
あんなものとかよりずっと近くだ


ふらふら空泳 見つからないのは探したりないから
おい、おい、そんなところで
浮かんだまんまで、宙ぶらりんで落ちる気か、手、
手をとって、

この手をとって
月の瞳の中に 奥に
なにがみえると、あなたはおもう


あの、降って流れたインスピレーションは
もう二度と、忘れることはできないよ
もう一度おもいだすこともできなくて

でも、みせたくて、あなたにも、みせたくて、
今夜も 空泳


今夜も空泳 仕方ないから、

躍ろうか 手をとって
あなたの震える手を、手を、手を、


6年前 No.100

智香子@wasabi ★Android=dxhhrROz5D


時計のおとに身を委ねたおかげで、まだ
まわりおえない長針のなかで、にたりと
笑うことでしか、
孤独を表現することができない、ところで
わたしが紙の上に生みだすあなたという代名詞は
いつもあなただけを指すわけではない


海風、わりあいゆるい風、ふいて
今日も、ちいさなメロディ、運んでいます
貝殻をふく男が
遠い遠い目をして
それを追う




月に座る乙女の相手は
海底で眠るあの王子
こだまの静かな呟きは
雨の日の濃霧のよう

もう何年も会わない友人をおもいだして
ちょっと平生は保てない



遠い遠い目をして
今ココでないところへ
空想、飛ばして、忘れよう



たららった、たららった、

大人になんか、なれないよ

あの日から
離れていく年月が
水槽から溢れる水のように


透明な色
涼しい香りが
ひらめくだけ




あなた
あなた
わたしはあなたにおもいを馳せると
空想、飛ばさずにはいられないのです




6年前 No.101

智香子@wasabi ★Android=dxhhrROz5D


十の昔に吐き出された言ノ葉は
十の昔に腐って枯レ葉

それでも遊ぶいたいけな子


嗤われているよ
ゃはらはらと
なみだを拭え
甘えるならば
目を隠しなさい


とうの昔
夢を見れず泣いたこと
夢を見て泣いた記憶が
何故か思い出されて
さて、今、わたし
堪えてもう昔
泣かなかったこと思い出して
嗤ってやった
今は今ですもの
とうも昔のお話です




この時
何が書きたかったんだろう笑

6年前 No.102

智香子@wasabi ★Android=dxhhrROz5D


あさ、起きてひりひり、喉焼けて
火が高く燃え上がる
陽炎の
向こうでわらった鸚鵡が三羽
一羽は「かあ」と
啼いて飛び去る
もう一羽は
「ディスケ・ガウデーレ!」
そしてことりと目を瞑る
もう一羽は
何も言わない




何も言わない鸚鵡が夜になったら「ほぉ、ほぉ」言って
目をぎらぎら輝かせるので
あいつは梟
こころの闇が見えるのだそうだ



それにしても今宵は
寒くてかなわないね


6年前 No.103

智香子 @wasabi ★Android=dxhhrROz5D

線香の煙りが形づくっている
溶けだした祈りの声
立ち尽くし戸惑う記憶が流れて
今を見失いそうです

雲がわかれている
その隙からあふれだす音を聴いて
猫が鳴く
彼の景色は
風に運ばれているらしい


桜、雨が降った
香った、散った、
溶けだした、
遠い、
猫の声、耳に残った音を、
また探して、寸前、届かない、
祈りの声、
香った、散った、
秒針の一秒、とまったまま、
遠ざからない、近づかない、
届かない、ただ、
溶けるだけらしい
桜、雨が降った景色


今を見失いそうです
香った、散った、
雲を見失いそうです
香った、散った、
声を見失いそうです
香った、散った、
目に見えないものが、
風に、流されてしまいそうです
とまって、壊れた、また、届かない

6年前 No.104

智香子 @wasabi ★Android=dxhhrROz5D

やるせない空気

夕立。のち自転車滑らせて反転、暗転、断、天
そうだった。やるせない空気だったので。曇痛。右端に、のこったまま
だって。あまりにも先鋭的なきみだったから
すこし眼が潤んで、そのまま
そのまま。きみ、流れてしまえたら、良かったのになぁ。
時はとまったまま
針はぼくの右脳をブッ刺したまま
変わらず、変われず、動けずに
ッチッチって舌打ち
ぼくがとめてるのかな、こんなに痛いのに

せかいがどうだなんてぜんぜんぼく
わかんないよ、わかんないよ
そっちはどうだい、あたたかいかい

こっちは今日は雨がふったよ
あがったときの匂いは、なみだに似ていてとてもやるせなかった



5年前 No.105

智香子 @wasabi ★Android=dxhhrROz5D

遠い8月は僕が一番きれいだと
残酷だとおもう月が
白く浮かぶのでもうたってらんないよ
9月になって、尾をひく胃酸が弱すぎて
粥でもって生き長らえる
いっそ胃酸なんてぜんぶ君がしぼりとってくれればよかったのにねえ
そんなことをするほど、君はやさしくないから
明日も、あさっても、隣で僕を無視し続けるんだ
ああ、そういえば僕が先に、君をころしたんだっけ
何度も、何度も、ころしたんだっけ
ついにやっと、
さよならできそうなんだ

だから、
いままでで一番
8月にもっていかれそうで、たってらんない




5年前 No.106

智香子 @wasabi ★Android=dxhhrROz5D




Lie.


やさしいもの
それがかなしいだけさ
水にはうつらないものをコップに流し入れて
僕にするだけさ

やさしいもの
それがほしいだけさ
みずたまりに浮かべたら
よるをまってての届かないところに
飛んでいってしまっただけさ


どれくらいもう
さよならのスペル探したんだらららら
陽射しの隙間の揺れている金魚を探して
どれくらいもう歩きまわったんだららら
やっとそこにたどり着いたとき
新しいかぜにのって
ゆくゆくようって歌つくれるかな


時計仕掛けの
ゆがんだ空は
音楽が途切れた瞬間
氷が割れるように
そら降ってきた


あいわずあらいぶ。わたしはわらっていた。


すかいおぶめもりー ゆーしゃいんざぐっばい。ぐっばい。ぐっばい。
ゆあぶれすめいくみー、めいくみー、あ、あ、あ、

すたーいずぶるー。

月も、あおい。

涙は青いって
ざっつでい
僕が決めたから。


あ、あ、あ、

いえすたでい、いえすたでい
ぷりーずぷりーずふぉげっとざっつまいわーど
ぐっばい。ぐっばい。ぐっばい。そーぐっばい。
ばっどあいきゃんとふぉげってぃんそー、ずっとね


ぐっばい。ぐっばい。さよならのスペルがわからないだけだよ



5年前 No.107

智香子 @wasabi ★Android=dxhhrROz5D

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5年前 No.108

智香子 @wasabi ★Android=dxhhrROz5D

夜、頬くれないの、遊女のように、
あかい花弁が、月の陰、
さんざ散って落ちたりて

夕日は、どこさ、僕の黄昏、童の泣きべそ
ひとーつ、ふたうつ、みっつ、ねえ……もういいかい、もう、いいかい
西へ探しに、駆けてゆくのだ、
母の、まなは、ほんのり曇る


我が妹よ、金木犀の香りさせ君はかの夜たれをか待つべく
滑り落ちた涙を、遊女の舌に這わせる瞳は、さも虚ろげや

更けよ、影さし、月ばかりでは、心許なし、
さならば夜よ更け、陽も待ちぬ

けれど、この晩、黄昏の童の迷い、夕日いずこへ
みんな、泣きべそ
どうにもさきへは更けられず
長ヾし時、秋の夕暮れ


満月への道、歩いております、そんな気分
公園の、ぶらんここぐ音、きい、きい、と
胸に、響く、ピアノのメロディ
なんども、なんども、その節が
君のくちずさんだ一小節が
わたしに笑みを、はこびます
ふと草かげに、あかい花、
ほんのり香る、金木犀
橙と、溶けて、途端に、喉かきむしる
こぼれた声に、滲む、雨の気配と、重なって
とめどなく。遠き日のこと。記憶の外から、
耳、目、口、鼻……それは世界を繋いでいます
記憶の外から、ほとばしる、情緒にゆだされ、
ぎり、ぎり、けれど、こころ、たもとう
あ、
あかい花、またひとひら散り落ちた
黄金の、月の、
光の重さにたえられず
たえられず

5年前 No.109

智香子 @wasabi ★Android=dxhhrROz5D



逆立ちをした狼は テトラポットをふらふらと
潮風は夕焼け色のガーベラを腐らせる
波の音は僕の方に少し近づいて
薄い蜃気楼のような
影を揺らす


白いカーテンが 赤く燃えた
宇宙の色を空想している

君のじゃまをして
床に散らばる音符たち


窓を閉めて
放り出した
君はもう僕の名前を呼ばない
つもりだ
深海のような
その部屋で



腐ったガーベラを乾かし
酷い西陽が目を刺す
狼は ころりと宇宙に まっさかさまさ
白い
カーテンも閉めた
、君は
カーテンも
強く閉めた


青白い空もささやかな波音も放り出した
浅い呼吸と細い声も、君は
、いつだって
何かを唄っていたのに


酷く歪んだ
微笑みは
白い部屋で
呼吸さえすれば
白い部屋で、君は
唄えよ
酷く歪んだ微笑みは
僕の名前を呼ばなくて構わないのだから
いつも赤い唇は
唄えよ

君は放り投げた
橙のガーベラは
腐っても
また、美しいのだ

陽はおちてゆく
白い部屋にこぼれだした
陽はここに、陽はここに、
流れ込んでゆく
君、唄えよ、
そっと、動く、橙の唇
狼は、食べられ、た、のよ、
酷く歪んだ微笑みは、
一瞬均衡に戻されて、端整に、
まるで、何事もなかったように


白い部屋で
放り出した、君は
僕の名前を呼ばないで

ああ、すべて、有明の月が魅せる、夢であらば、
僕の名前を呼べない君は、僕のなかにはいないのだ、


床に散らばる音符を拾って、
流れ出した風と時間にのせてみよう、
お前ら、もう、唄えよ、唄って良いのだよ、
悲しみの涙に似合いの、とびきりの笑顔を浮かべてやるから
なあ、やさしいメロディを唄っておくれ

5年前 No.110

智香子 ★Android=dxhhrROz5D



くまなし、光の花散るらむ
おぼろげ、月の
匂いかぐわしく
姫の黒髪、両の手からはこぼらるる
こぼるる夜の、深き漆黒
そ、と淡しを隠すのみ

仰ぎ見てしがな、君の姿は
されどもな振り向きそと願ふ、
朧月、例の心のくるしきは
もうひとたびして我絶えられず

泪、落とすまい、
たとい鈍き心の軋むがあれど
笑おう、笑おう、
暗いお空に飛ばせば光る

5年前 No.111

智香子 ★Android=dxhhrROz5D




このどうでいどうでい
吐き出せるだけの異臭が襲えば
もっとずっとらくになれるのではないか

胸の奥につっかえたどうでいどうでい
あまい匂いでつつみこまれてしまって
冷たいこんごうぶつで流してしまいたいけれど
バルーンのようにくらくらと
なにものにも触れられない喉の奥のどうでい

どうでいどうでいせりあがったどうでいは
うええ、うええ、くちもと通り越してどうでいは
脳のすみに浸食してった
どうでいどうでいそこではびこる





5年前 No.112

智香子 @wasabi ★Android=dxhhrROz5D

ふらふら、夜の街、ひとりはいかい
てのひらに浮かぶ、ちりのよう、
なにが? (ほしが)
なにが? (恋が)
(風が)
(匂いが)

唾液を
たらりと左くちからたれた唾液を
夜桜のようえんの
ほしいままにし
こよいは別せかいに旅立つ手はずをしましょう


紙幣の軽さ
硬貨のみわくてきなおと
季節外れの風鈴の
うすら寒い響きが

みみにこだまする
薄い空のくもをあいぬって
ふかいうちゅうに達する前に
ふかい森に迷うこんでしまうような
季節外れの風鈴の響き

ねえまって
わたしも迷いこみたい

言葉にする前に
沈みこんでしまう
帰路はいつも
どこかでわたしをころす

5年前 No.113

智香子 @wasabi ★Android=dxhhrROz5D


どこか、どーこか超然とした、その声音をぶっこわしてぇ!
そしたら鍋にぶちこんで、二羽の兎キャンディをとろかして
二枚目の羊飼いを呼んで笛を吹かせろ
そこに特に意味はない
この修飾に意味はない


ネズミには猫
男には女
嘘つきには善人

>? <? =?


とおくへ
とおくへ
とばした疑問
いまは気球にのせておきます
本当は、オーロラにのせたかったのです
神秘のなかに眠らせたかったのです


どこも、どこにでも興は冷めて
今日はすこし気持ち悪い

5年前 No.114

智香子 @wasabi ★Android=dxhhrROz5D

おはようございます、こんにちは、ああ、お腹がすきました、最近は、存在感が薄くなって、ああ、透けてきた、に近いけど、そうではなくて、わたしは匂いになったのかな、なんて
たとえば、公園のベンチで座ると、おしりと背中、椅子と接着した部分、褪せたペンキと木の匂い+朝の昇りたての太陽と、わずかな湿気を孕んだ空気の匂いに
電車の中では、酒気帯びた若者の口臭と、乗り物特有の生温い機械の匂い
家に帰ると、
/
と、ここまで書いてなんかもう無理になった!
ほんとは、今のわたしこんな感じですっていう軽いのりでBさんのスレにそっとおこうと思ったんです。がなんか鬱々スイッチが入ってしまったっぽい。そうじゃない。もっと、そうじゃないものをかこうとおもったのだけど。そううまくはいかんなー。


5年前 No.115

智香子 @wasabi ★fyXK7KfW0f_0AY


洗濯機がぶつぶつうるさいよ
泡立って後悔 止まってはいはい
こたつに入って、チーズを食べよう
みかんは
もっと幸せなとき

言葉を知って、感覚を失う
呆けた頭で いつも笑おう
今もこうして、過去になっていく
どうして、今をあいせないのだろう

4年前 No.116

智香子 @wasabi ★U5v0PcwiUW_JRm


死ね!死ね!死ね!っておもいながらのSuki、Suki、Sukiyoの
Daisukiyo
とはよく言うもん ね
「夜空見上げて星見てにっこり(*^_^*)」
black hole に dust shootね


辟易するのは須らく
くそみたいな自己に対して
画面の文字も
書き連ねている無機質の文字に
織り交ぜられた感情と
じょじょに遠ざ駆る駆る本音
一歩ずつ、一歩ずつ
赤子の匍匐前進ほどの速度で
壊していきましょう ね


それでもわずかにもてあますすきは、
(小瓶に詰め込めたら きれいなのだけど)

4年前 No.117

智香子 @wasabi ★U5v0PcwiUW_JRm




自由に描き出そうとする人を わたしは笑う
東の空からのぼるいのちを
夜風がはこぶ音楽を
路上であそぶこねこたちを
木々の陰でねむるいえでしょうじょを
わらう わらう
なみだをながしながらわらう
じだんだふんで
( わたしも、
  わたしも、 )
また声をおしつぶして
そうだ、ごますりでつぶしながら
そうだ、なにごともなかった

月の光はこぼれない
夜風はギターの弦を鳴らさず
鉛筆と白い紙が無造作に置かれた机
なにごとも なかった
陰うつに時計の針がまわって
( きょうを
  誰よりも
  描きたい だけ
  なのに     )

なにごともなかった
なにごとも なかった
時計は電池のおもいのままに
「別に」「何でも」「無いん」「だろ?」「何にも」「描きたく」「ないん」「だろ?」


4年前 No.118

智香子 @wasabi ★fyXK7KfW0f_0AY

けだるい
日曜日の日差しとカラスの鳴き声
たどって目を落とされても 性懲りもなく
陽にかざして、薄透明にすかしてみては
きみのもとへ 投げ飛ばしましょう

ぬるい
午前をまわった入浴中
パチンと二回、瞬きをして
バスルームの電気が切れた
切れた こと、切れた

もう今日は、今日は、これでいいのかな
今日は、今日は、もう寝ようかな
午後の、2時をすぎた程度で
ベッドルームに 直行、はれはれ僥倖、棚からぼた餅
さよなら、おやすみ、また夜に

4年前 No.119

智香子 @wasabi ★iPhone=XnDdX6Xx2z

沈没



ゆるい みずに まみれて
目をひらいたら くらくら目舞う
さかいめ が みつからないのは
おだやかで 残酷だ


ことば は 泡に
おともなく からだから
あふれ
のぼり
とけるようにみえなくなる
涙に変わったのかもしれない


3年前 No.120

智香子 @wasabi ★iPhone=XnDdX6Xx2z

「17歳」


熱を閉じ込めていたのだ

ぼんやりと、眠気に白目をむきながら
太陽に身を焦がし、生温い空気、晩秋の虚無、喉奥を刺す冷たい風をのみこみ、また睡魔にころりと転がされつつ、

紡いだ、透明の糸に
細い筆で、震えながら
色付けるように

熱を、閉じ込めていたのだ
狭い、暗い部屋の片隅で
夜が明けるのを名残惜しみながら
一時の朝焼けを追いかけるように
すがるように

熱を持て余して
身を焦がさぬように
息 詰まって
沈没してゆく想いをあぶくに
水中から放って

3年前 No.121

智香子 @wasabi ★iPhone=NqV864i1wJ

わきあがる、ゆきばのない、
沸騰前の
ちいさな泡を
掬って、掬って、ことばにしては、
それを盾に、矛にして、
熱も、心も、夢も、眠りも
冷めないように、醒めないように


両腕で、枕と人形、抱きしめて、
ちいさく、ちいさく、うずくまり
いま、すぐ別世界にとばされれ、ば
迷惑かけずに生きられるかな、
そしたら、ずっと、寝ていられるかな
失ぼうされずに、生きられる、かな
せつなの不安に襲われないかな、金切り声も聞こえないかな、


水のなかで わたし
呼吸できたなら

みなもの光 あこがれて、
音ある世界でいきたい、と、
わたし 思っていたのでしょうか




でも、
水面上で、あなたは
呼吸をしていた
たしかに 呼吸をしていた





1年前 No.122

智香子 @wasabi ★iPhone=NqV864i1wJ




あ、え、あ、と、
胸にはたくさん、たまっていった
とろとろとした、かんじょうを、
悲しい、楽しい、苦しい、嬉しい、そんなことばに、おさめたくなくて、

積み木重ねるようにして、
ひとつ、ふたつ、みつ、よっつ、

得体の知れなかったかんじょうを
かき集めるよに

あ、え、あ、と、
吃音になる、とろとろ集め
物語始めた かんじょうが
わたし を 私 に
かたちづくって
ようやく、私は わたしを知った



それをことばに たとえて
詩と 呼ぼう






1年前 No.123

智香子 @wasabi ★iPhone=NqV864i1wJ




夏のにおいを先取りしたときの、焦燥にかられ、半袖のシャツを脱ぎたくなるような、いいえ、
こめかみから頬を伝う汗ひとつぶ、ふたつぶをぬぐって、ひんやりとしたシーツの上に寝転がりたくなるような


過ぎていく季節、時の、無声の、こころを感じ、感じ取って、ことばにすることを、やめないで、やめないでください、



すでにわたしは生きている、生きていたのだ
考えることをやめて、人の中に交わったときの、わたしはいったい誰だったのだろうか
くるくると、寝息、ため息、呼吸と、おしゃべり

わたしは、誰だったのだろうか
ねむりのせかいに

1年前 No.124

智香子 @wasabi ★iPhone=NqV864i1wJ

夏のにおいを先取りしたときの、焦燥にかられ、半袖のシャツを脱ぎたくなるような、いいえ、
こめかみから頬を伝う汗ひとつぶ、ふたつぶをぬぐって、ひんやりとしたシーツの上に寝転がりたくなるような


過ぎていく季節、時の、無声の、こころを感じ、感じ取って、ことばにすることを、やめないで、やめないでください、



すでにわたしは生きている、生きていたのだ
考えることをやめて、人の中に交わったときの、わたしはいったい誰だったのだろうか
くるくると、寝息、ため息、呼吸と、おしゃべり

わたしは、誰だったのだろうか

ねむりのせかいの揺籠に、ゆら、ゆら、ぐら、ぐら、あやす、奇妙なお母さん
投げ出されては、首を絞められ、振りほどいては、砦に逃げて
毎夜毎晩、わたしのせかい



無声の時垂れ流し、酸いも甘いもわからずに
わたしは、誰だったのか、
わたしは、誰だったのか、
わたしは、誰だったのか、


それでも、わたしは、生きて、生きていた
生きていたのだろう

1年前 No.125

智香子 @wasabi ★iPhone=NqV864i1wJ

たちのぼる、深い、緑がからだをまといます
あなた、かろやかに歩いていきます、
ほおを、せなかを、すべる、すべる、
焦燥に駆られてそら、あおぎみるそら、きえたいのちの、声がする


羽織りの赤いシャツ脱いで、白いシャツ一枚になりました、南西からの風吹くと、思わず悪寒に身震いしました、まぶた閉じたら、シャンデリラのゆらめく光、密閉された甘い空気と隙間から入る雑踏の香り……店の明るいネオンと、暗いコンクリートの路地裏の影……談笑、くらり、赤ワイン、囁き、茂る、深緑、濃い、濃くて、ぴり、ぴり、


鐘が鳴った!


ひゅ、う、ひゅ、う、熱い息
涙の味と思いきや、汗、汗でした
しみるよ、しみるよ


ねえ、ねえ、と、のぞきこむあなたは
何も知らず、ただわたしの顔をのぞきこむ、わたしを見て、笑う、あなたに、わたしは胸をなでおろすのです
夏バテかもね
お昼はいらないわ


胸の燻り、たばこの煙で濁します、むじゅん、むじゅんの味がひろがる
熱気が、身体から溢れます
わたしの中身が、そら、かえれば、わたしの、わたしを愛するきもちを、そら、かえしては、突然の豪雨となって、うみに、流して、人の頭、からだに降らして、しおからい、ほおの、せなかの汗を流して、

1年前 No.126

智香子 @wasabi ★AaaAvOcTgg_M0e



西日にあたためられた、空気をすうと、
水なかにいるようで、気が遠くなる

やさしいメロディを 錆びた心で奏でると、
過去がのわたしとあなたが、今の私を襲って
また気が遠くなる ここち

こどもの足音が近づいて
からだが醒める
ひとつ、空気をすって
ふたつ。過去をおいだして、
にっこりとわらうのだ!

1年前 No.127

智香子 @wasabi ★iPhone=2tsKJGk3vg

目に映ることを 脳裏に書き留められない
とまったシャーペン、浮遊する文字
想い、想い、おさえられず、
とんで、とんで、
もう ここは 空気のないとこ


青い 白い ガラス玉
光る 冷たい 砂つぶと
ゆれない ゆれないぼく ひとり

ーー囁き合う、無数の声、声、声

邪魔するな…邪魔するな…喚き立てるな…

ーースー、ハー、、カチャ、カチャ、ジロ、ドク、ドク、ガチャン

ーーガ チャ ン

割れたガラス玉、飛び散った砂つぶ。
せっかく、きれいだったのに。ーー





1年前 No.128

智香子 @wasabi ★iPhone=2tsKJGk3vg

語らぬ、きみは
しんのぞの、あたたかい音 ひびかせています

毎日、やさしすぎてしまうきみは
「クチナシの香りは
つよすぎるから……」と
ふんわり うつむき まるで
わたしには視えない いろんなもの
目移りしながら きょろ きょろ と



沢山、沢山の 色と、香りと、想いとの
そのやるせなさ の向こう岸に
いっしょに ぴょん、と
泳いで そして
あたらしい 藍の
そら仰いで




ーー

発達障がいをもつ子、もたない子たちの支援をしています。
やさしすぎる子、困り顔の笑顔をする子、みんなにっこりとしてほしいなぁと思いました

1年前 No.129
ページ: 1 2

 
 
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