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元オカルト娘のモンスターライフ

 ( 中級者 小説投稿城 )
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似非紳士☆/.lpbIA2P7M ★Zk8Gr37Vb2_OcG

お初にお目にかかります。
似非紳士です。

この度、自身の処女作を書き直そうと思いこちらで投稿しました。


始めに。

※注意※
 この作品には重度のものではありませんが、ショッキングな描写、残虐と思える描写が含まれます。
 弱肉強食の異世界を舞台にしたファンタジーです。
 主人公は魔族の側です。

 それでも良ければ、ご一読あれ。


《あらすじ》

何の因果か元来の寿命より遥かに早く死んでしまったオカルト大好き娘「三矢奏」は死神と名乗る少女にある提案を受ける。
その提案とは「魔物(アラクネー)としての異世界転生」というもの。
オカルト好きで好奇心旺盛な彼女にとってそれを拒否する理由などは一切ない。

彼女にはどのような世界が、どのような境遇が、どのような運命が待っているのか。

テンションの振り切れたオカルト系女子が紡ぐ異世界ファンタジーをとくとご覧あれ。





最後に、お読みいただき、楽しんでいただけたならば感想を頂けると励みになります。

それでは、ご傾注くださいませ。

3年前 No.0
関連リンク: 世界第二に超大国日本! 
ページ: 1

 
 

似非紳士☆/.lpbIA2P7M ★Zk8Gr37Vb2_OcG

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3年前 No.1

似非紳士 @baccano☆/.lpbIA2P7M ★GlHrknnK35_nHx

目を覚ますと、体は何やらドロドロとした液体の中にいた。
目の前には薄い膜のようなものが見える。
いや、その見え方自体もすでに前世のものとは違っていた。
目が8つも有るのだからそれも当然だろう。
1つ不思議な点を挙げるなら、どうして呼吸できているのかだけがわからない。
いや、そもそも呼吸してるのかな?
そんなどうでもいいことを疑問に思っていると、あの子の声がした。

(今、お姉さんは卵の中なのです、上半身は人間でいうと3、4歳くらいの大きさで、下半身は蜘蛛の状態になっているはずです。)

一瞬驚いたが、まぁ今や自分も人外なわけだしと思い姿を見てみる。
一糸まとわぬ玉のような肌が見えた。
まぁ、そうだわな、まだ赤子だし…。
孵化したらすぐに服を作ろう…。

(そろそろ孵化する時間なのです、おそらく手でも簡単に破けるはずですよ?)

え?嘘…。破いていいの?
うわぁ、なんとなく憧れてたのよね、こういう薄い膜みたいなのをびりびりって破るみたいなの。
障子とかさ、あれ見てると破きたくなるって言うか…。

0で行くわよ。5、4、3…あぁ、我慢できねぇ!! 0だ!! ヒャッハー!!

手を突き出すとピリッという音がして、卵の殻に腕が突き刺さる。
やばい、これ楽しい!!
私はその後、本能の赴くままに卵の殻を弄んだ。

じっくりたっぷりとその遊びを堪能した私は、非常にすがすがしい顔で、この世界グランデレードに生まれ出でた。
そして、驚愕に言葉を失った。
目の前には南国風の葉っぱに盛り付けられた見るからにおいしそうな料理が用意してあった。
さらに周囲には、昆虫の姿をした魔物たちが私に対して頭を下げている。
これはどう云ふことなのでせう。

アリの下半身に人間の上半身と言う姿の魔物や、蝶のような羽を持つ魔物、外骨格がまるで甲冑のように見える女騎士の様な魔物は恐らくカブトムシやクワガタの類なのだろう。
それらが、みんなして私にむかって膝を折り頭を垂れていた。

ど、どういう事なの?
そんな考えを声に出さなかった私をほめてほしい。

「第一王女殿下がお生まれになられましたぞ!!」

私の目の前にいた老淑女(まぁしかし彼女の下半身は立派なアリだったが)がそういうと、周囲の魔族たちは一斉に歓声を上げた。

「「「「「王女殿下万歳!!」」」」」

お、王女殿下ぁああ!?
状況からして、それは私の事みたいだ。

「びえぇぇぇええっ!!」

私の絶叫は、産声のようなものに変わって、周囲に響いた。

「女王陛下、見ての通り元気な御子に御座いまする」

その声と同時に、後ろから抱き上げられた。
柔らかい何かが私の胸元に当たり、目の前には息をするのも忘れて見入ってしまうほど美しい女性の貌があった。

「貴女の名は、アンジェリカ、アンジェリカ=アラクネーよ。生まれてきてくれて有難う」

優しく微笑む女性、どうやらマイマミーの様子。
同性である上に、実のママなのにドギマギとしてしまう。
そして、王女と呼ばれていた私のママと言う事は…。

「悪夢の森の魔王エリザベート=アラクネーの名の下に、このアンジェリカ=アラクネーを正当なる魔王位継承者と認める!!」

驚愕の事実、ママは魔王さまでしたぁ!!
でも、魔王って…。
勇者とかに倒されたりしないよね?
其れだけが非常に心配だったりします。

「さっきの卵の殻の破り方と言い、王女殿下にはきっと武芸の才能が有られますぞ!!」

「騎士団長!! 剣戟の訓練などやらせる心算ではあるまいのぅ?」

「何か問題があるのか? 宰相殿?」

「大有りじゃわい!! もしも姫様の麗しいお体に傷がついたらどうするつもりじゃ!!」

「びえぇえええぇぇえ!!」

「あぁ、申し訳ない姫様!! ほれ、いないいない〜婆!!」

余りにもうるさいのでどうにかしようとしたのだが、泣くことしかできないようだ。
しかし、そんな私に向かって慌てたように宰相と呼ばれた老淑女があやそうとしている。
何故だか、その顔がひどく面白く感じて私は笑いをこらえられなかった。
キャッキャと笑う私を見て、その場のだれもがホッコリとした顔をしている。

何はともあれ、これが私の転生1日目に起きた出来事であった。

8ヶ月前 No.2
ページ: 1

 
 
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