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すッとんきょう暴レンダッ!!

 ( テーマ詩投稿城 )
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鈴木 海飛 @tropicalr ★Android=H1sfX6frQF

「すッとんきょう暴レンダッ!!」

開催日 2月21日 17時45分(日没後くらい。)

大会テーマは「うたを使って皮肉ること」です。

反骨心を含んだ歌、エピグラムや風刺詩、もしくは寓話という雰囲気で
諸君のstyleのうた(詞や詩)を披露してくれてオールオッケー!!

簡単に言えば君のうたいたいうたで不満や抵抗をdrop it(やっちまえっ!!)



怒りを 情熱の友として、力強い握手をかわし
戦争に、社会に、生き方に、隣の詩人に
うたってきたぜ、わが言魂!!

今宵、うたって似せるは薔薇の花。
そのうたにトゲをはやし、花で微笑みを読み手に咲かせやしょう!

今宵、うたって似せるは、泥たらけのたらの芽か
その根と拳に握った泥団子をうたわずにはいられない。

今宵、うたって似せるは金平糖
とげとげの飴細工
見ても食うても 子どもたちの笑い声



心よりご参加お待ちしております!!

ルール確認として
メモ読んでくださいねー。

1年前 No.0
メモ2016/02/25 20:35 : 鈴木 海飛 @tropicalr★Android-H1sfX6frQF

開催期間は2月いっぱい。3月1日で終わりです。


自由参加型とテーマ型の2つありますよ。


自由参加型は自分の書きたい詩をルールに乗っ取って好きに書いてください。

テーマ型の場合はお題に乗っ取って、詩作してみてください。


お題は作品投稿の時に、同時にのせてもいいですし、お題だけ書き込んでいただいても結構です。


ただいまの募集テーマ。


【Paradox Japan】(ハァモニベル様より)


【失ったものはなに?】(ねことばす様より)


【ブロック】(るるりら様より)


【ゼロの華】(考案者ハァモニベル様 パクリ魔鈴木 海飛 )


【類型論】(澤あづさ様より)


【お金】【無情なる獣道】 (鈴木 海飛)


【ぼくときみのファルス】(or【ぼくたちのファルス】)(ハァモニィベル様より)


【ルビー】【オパール】【採掘場】【地下街】

(泪様より)


【むかむかむか】ハァモニィベル様より。


…続きを読む(12行)

ページ: 1

 
 

鈴木 海飛 @tropicalr ★Android=H1sfX6frQF

すッとんきょう暴レンダッ!!によせて

「言葉の風車」 サンバ海猫


ジャック・モイヤーという人がいる。
自然環境や海洋学の功労者であり、
クマノミ(ファインティング・ニモの魚ね>゜))彡) は性転換することを発見したのもこの男だ


彼の功績は詳しくは三宅島に残されている。
彼は三宅島を愛し、戦後、そこで生活し、子供達に自然の教室を開いて、自然の素晴らしさを伝えた。溢れる自然の三宅島は日本のガラパゴスだと語った。


彼の言葉にこんな言葉がある。
「私は自然を子供達に語るとき、ありのままでは話しません。自然は恐ろしい面をもっていますが、自然の良さの方が沢山あるからです。

三宅島は火山活動、地震、台風など、自然の恐ろしさもつまっている分、素晴らしさも沢山沢山あるのです。


自然は楽しくて、豊かで、そして、ちょっとだけ怖い。そういう風に教えています。」

彼のことをWikipediaで調べても、彼の良さはでてこない。たぶん、彼の罪と罰ばっかり読むことになるだろう。彼の犠牲になった女達にはあわれではあるが。

もし、三宅島にいったら、ジャックについて
見てきてほしい。そして、自然のダイナミックさを味わってほしい。

サンバ海猫は風速40mのなか、地元の人に絶対行くなと言われたにもかかわらず、原付バイクで雄山の頂上めがけて、ぶっ飛ばしていったら、小石がショットガンの弾のように飛んできて、あわてて、原付のカギも無くすほどあわてて、山頂付近の小屋に逃げ込んだが、小屋の壁がショットガンの弾など防げるはずもなく、だんだんと壁に穴があき、暴風は部屋にうずまき、空いた穴から差す光、まるで審判をまつ犯罪者が小屋のすみっこで小さくなって震えていた。



詩法や詩論を語るとき、なにやら、詩にたいする論理めいたものが君のなかで、暴風のように渦巻くことはなかっただろうか。

まるでペラペラと自動操作ロボットのように言葉が生まれてきたことはないだろうか。

詩を書いているときでさえも。

音楽でも映画でも、本のことでもいい。好きなことを話すときに、何故、あんなに饒舌になるのだろう。言葉の散弾銃のようだ。

その言葉のオートマチックな性能は未熟な人間でさえも、啓蒙させ学者となる。つまり、一人前の言葉使いにさせる。とても便利で、とても不自由なように、思われる。

何故なら、新聞でもネットでも言葉の喧騒を見るときにどこにでも、そのオートマチックな便利な性能を使えば使うほど、機械じみてくれば来るほど、お互いの意見の伝達率は低くなってゆく、とても効率が悪い方法を背筋を伸ばして、鼻息をたててやることに、覆面の被った得たいの知れない正義や向上心が後押しをし、肯定するきらいがこの世にある。
それを常識というのも冗談ではないから、まこと、この世は生きにくい。


言葉にはナイフがある。
どの言葉にどんなナイフがあるかは、本人しかしらないし、どんな切れ味だったのかは切られた相手しかわからない。
そして、言葉をオートマチックにすることで切ることに対しては異常な能率の良さを発揮する。

それが言葉の恐ろしさのひとつだと、私は思っている。

しかし、言葉は恐ろしいだけではない。
この世に、花に似せることが出来るのは、言葉のうたが一番よく似せることができるだろう。

それは詩であったり、詞であるとおもう。

花にはない。香りと味で言葉の束を受け取った人はきっと君の言葉を、花をくれたひととおんなじように喜ぶだろう。

1年前 No.1

鈴木 海飛 @tropicalr ★Android=H1sfX6frQF





このイベントを風刺してくれた風刺詩の例題詩。

はぁもにべる様よりの寄稿。


 『 風 車 』



寂しい路の傍に 忘れられた
風車(かざぐるま)売りの 荷台が一つ
ポツンと、あった。
風の強い日、色ろ付の沢山の風車が、
虚しく激しく、そこで廻っている。

 *

サティロスの心を朝の陽は照らしていた
苦しみの赤く長い舌
その朝日の中を孤独な「悪魔」が歩いて行く
食い破った良心の牙が曖昧な痛みに疼きながら
内側を黒く奔る痛み

 *

真実を言うと憎しみを受ける
そんな、
噂が流れていた。

 *

風にいたっては、気まぐれで、
思う時思うように吹いてはくれない

 *
ひとりでに声を出して笑ってしまった。
自分の無名に ではない。猫の名に。
「――猫吉親方」
思わず、ぷっ。
……長靴を履いている。

 *
一番上の息子がもらったのは風車小屋だった。
二番目の息子がもらったのは驢馬だった。
末の息子は猫一匹。
 「にいさんたちは、りっぱにくらしていけるのに、ぼくだけは
 「この猫を食べてしまえば、手袋を作ってもうなんにもない
 「お腹がへって、死ぬだけだ。零だ。」彼は、嘆いた。
 *
すると、猫は、(そう、猫吉親方は、)言ったノダ。
 「旦那様。そんなに落ち込むこともありませんよ。
 「ただ、どこでも駆け抜けられるよう長靴を一足ください。そしたら、
 「この私がきっと旦那様を、幸せにしてあげます」

 *
猫は長靴をはいた途端、
 「誰しもはじめは、お手本に拠って習練を積むのですが、一個の創作家たるものが、いつまでもお手本の匂いから脱する事が出来ぬというのは、まことに腑甲斐ない話であります。」などと、言い始めた。「はっきり言うと、君は未だに誰かの調子を真似しています。そこに目標を置いているようです。〈芸術的〉という、あやふやな装飾の観念を捨てたらよい。」 などと、本棚から抜いた太宰治『芸術ぎらい』を開き、目を細くしてブツブツ呟いたりした。
 *
そして、シャワーを浴びている浴室の外に立って、
 《芸術的雰囲気などといういい加減なものに目を細めているから、ろくなものが出来ない》
と、目を細めて言うのだ。

 *
 沢山の人が乗っても沈まないのは『阿呆船』♪
 望みの阿呆が必ず見つかる。そうさそこは『阿呆船』♪

 ♪ものはためしに、阿呆をその名で呼んでみな♪
 ♪自分じゃないと言うだろう 皆♪

 ♪阿呆はどうして阿呆なの?
 ♪決まってらぁ、阿呆は 皆、真実(ホント)のことを嫌うんだ♪

猫は長靴をぬいで、自分でも風呂に入るのだが、そんなとき、
きまって上機嫌に『阿呆船』という、じつに奇妙な鼻歌をうたうので困る。

 *

ある曇った風の強い日、
猫と伴に歩いていた
寂しい路の上で、

 風車( かざぐるま )で 遊ぶ双子の少年を見た
 一人の少年が風車で霧を拵える。すると、
 もう一人の少年が霧の中に小さな虹を作って飛ばした
 「ケンちゃん?」 とつぜん猫がきいた。
 少年たちは、しかし、黙ったまま。ただ虹を飛ばしつづける。

 *
路を行く。猫と、(そう、猫吉親方と)
そこに、少女が立っていた…。
金色の髪、金色の長靴をはき、真赤な舌を吐く少女が
じっと立ったまま
よく見みれば、めまぐるしい速度で、
風車仕掛の金色の眼玉をグルグル回転させている。

 *

寂しい路の端に、ポツンと置かれた
風車売りの荷台が一つあった。
そこに風車を売る男が一人
 ボツリと言った。無頼な声で
 「ドンキホーテにたった一つ出来ないことがあるんだ。
 「それは、憎むということさ」

1年前 No.2

鈴木 海飛 @tropicalr ★Android=H1sfX6frQF

例題詩2

何に対して、風刺をしたのか。
探してみてくださいね。

ふふふ。答えが気になったら、作者にきいてみましょう。


ねことばす 様より



人と、人の出会いは、偶然なのだろうか?
それとも、あらかじめ決まっていたことなのだろうか?
だとするなら、なにによって?
神様?まさか。
地球が誕生したことは、生命が誕生したことは、人間が誕生したことは、すべて偶然なのだろうか?
あらかじめ決まっていたのだろうか?

詩は、何故に存在するのか?
初めからそういう詩が存在できる用件が揃っているからだろうか?
それとも、詩に無理矢理現実を当て嵌めているのだろうか?

どちらでもいい。
所詮、人は、信じたいモノを信じる生き物なのだから。


私達が出会ったのは、偶然なのか、神の采配なのか?
──────────────────

僕たちは、キズつけあって、キスして、コイをする。
その間にも、エントロピーが、増えていくんだ。

──────

僕 たちは、キ ズつけ あっ て、キスして、コイを する。
その 間にも、エント ロピーが、増え てい くんだ。

──────

僕 たち は、キ ズ つけ あ っ て、キスし て、コイ を す る。
その 間に も、エ ント ロピーが 、増え てい く んだ。

──────

 ち は、キ 僕 つけ あ トっ て、ス
し て、コイ を゛ す る 。
そのた 間スに も、エ ン ロピーが 、
増キえ てい く んだ。

──────

 は、 間僕 つけ あ トヒ て、゜
ちっ、ス ズキ を する ー
し て コ イ 。
そのた に も、エ ン ロが 、
増キえ てい く んだ。

──────

 は、 エも僕 つけ あ ト間 て、゜っ そ
ス た を ロる ー
しズ ちて、コす 。
 のキ キ も、イ ン だが
、増 ヒ え てい く ん。

──────

 は、 も僕 つ あ ト間
 て そ
て、゜っ ス

 た ズ エ ー
 を
しズ だ キ、コす る 。

 ロ エ も、イ ン ち か

、増 ヒ え てい くんけ ゛

──────

 ト、 ロが も僕 あ
 て そ をる
て、 っ ス ズ

ち た ゜ キ けつ

しス だ キ、コす 間
 は
 エ も、で ー ピん

、増 ヒ え い く

──────
私達は出逢ってしまった。
それは、偶然なのか、必然なのか、
それとも、作為なのか、

信じたいモノを信じたらいい。


1年前 No.3

鈴木 海飛 @tropicalr ★Android=H1sfX6frQF

開催日は今日から来週の日曜日まで!!

1年前 No.4

鈴木 海飛 @tropicalr ★Android=H1sfX6frQF



+つけたし


自分の風刺したい。お題も是非、お寄せください。

今度の土日で、皆様がお寄せになったお題による風刺大会をやります。

1年前 No.5

鈴木 海飛 @tropicalr ★Android=H1sfX6frQF

最後にエピグラムの紹介。

wikiより。

Admiror, O paries, te non cecidisse ruinis
qui tot scriptorum taedia sustineas.

大意「驚いた。壁よ、おまえはよくぞ壊れなかった/こんなに多くの詩人たちのうっとうしい詩に持ちこたえて」。

それでは、時間までに

ワクワクドキドキしながら少々お待ちください!!

1年前 No.6

ねことバス @nekoneko10 ★Android=bTRFkWhWb4

【ゴルファーのブログ】


風を読む。
理想通りの素晴らしい風だ。

三番ホール、パースリー。
何度も狙っていたホールインワンを今日は狙える確信がわいて起こる。

慎重に大地と睨みあい、ティーを刺す。
その上に、丸まったボールを乗せて身構える。

眼を閉じ、精神集中、イメージトレーニング。
決まった、刮目、瞬間、ドライバーは唸りをあげてボールを変形させる。

ギャーーーーー!!

と風を斬り、ボールはホールにストレートに向かう。

ナイスショット!

誰かがそう言った気がした。

ボスッ!!

ボールがグリーンと激突した音だ。
ホールに直接は入らなかった。
だが、ここから。

ギャッ、ギャッ、ギャッ

ボールはグリーン上でバウンドしてホールに向かう。

ガッ、ゴン

「…ホールイーワン」ボールがそう言ったきり、沈黙した気がした。


おっと、これでは、ただのゴルフ自慢日記ではないか。
しかし書き直す時間がない。

そこで、賢明たる読者諸兄にお願いがある。
「ボール」を嫌いな人の名前に変えて読み直して頂きたい。
そう、例えば、「田中」とか「鈴木」とかに。


1年前 No.7

ハァモニィベル @eyesonly☆AVJdYWehU3w8 ★AyEkM0rDMA_KHM


 (ねことバスさんのお題)

  【失ったのはなに?】


 ごくありふれた出勤の風景であった。
「あなた、忘れ物ない?」
「ああ、全部もったよ。上着を頼む」
「はい、右の袖から通してね」
「ずいぶん太った気がするよ。おっと、もう行かないと」
「ええ。いってらっしゃい」
「今日は帰れないと思うから夕飯を済ませて寝てしまっていいよ」
「ええ。それより、乗り遅れないように注意してね。そそっかしいから」
「ああ、心配ない。大丈夫だ」
「あっ、ちょっと待って。ダイナマイトが曲がってるわ。ちゃんと巻かないと」
「ありがとう。愛してるよ。じゃ、行ってくる」




*(/Bell Poemize 作品NO.3 in「十行会話詩」)



1年前 No.8

鈴木 海飛 @tropicalr ★Android=H1sfX6frQF

一行詩や短いのもオッケー!!


【プロ詩】



#1
「確かに彼らはプロの詩人です、ですがプロ詩板のプロなのです。」



#2「カイトッ!!どうして、君はプロ詩のことを悪くいうんだ。
君はプロ詩廃絶論争の時に、プロ詩継続に票を入れたじゃないか!?
もう10年待って、プロの出現を待ってもいいと言ってくれたじゃないか。
あの言葉は嘘なのか!?」


「それが、プロ詩のやり方だと思いまして。」





1年前 No.9

ねことバス @nekoneko10 ★Android=bTRFkWhWb4

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1年前 No.10

澤あづさ☆odYS5WitSpQ ★AsFHwFtSUb_cPe

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1年前 No.11

鈴木 海飛 @tropicalr ★Android=H1sfX6frQF


「海猫の冒険」


空は何でこんなに広いのだろう。
おいらにとっちゃ、ここは砂漠だ。
トンビにいじめられて
食べ物のために、命をかけなきゃならないなんて


海猫はここじゃないどこかに飛んで行きたくなって
明かりの見える街の方へ飛んで行きました。

街はどうやら賑やかで、海猫の胸は高鳴り、にゃーにゃー、鼻歌を唄いました。


そこへ、涙を流す独りの少女を見つけました。
やぁ、あれは人間だな。人間の女の子だ。
どうして、泣いているのだろう。

ねぇ、どうして泣いているの?と、海猫。

悲しいから詩を書いているの。少女はこたえました。

悲しいと人間は詩を書くの?

詩人は悲しいとき詩を書くの。

へんなの。おいらは悲しいときはそんなことしないよ。海猫は首をかしげました。

それが詩人なの。少女はまた泣き始めました。

詩人ってへんなの。どうして悲しいからって詩を書くんだろう。


次の朝、街で怒っている人間がいたので海猫は話しかけました。

ねぇ、どうしてそんなにおこっているの?と海猫。

俺の詩を馬鹿にしたやつがいたんだ。
どうにもこうにも、腹が立つ。
あぁ、腹正しい。お前もあいつらの仲間だろう。詩人は海猫を睨み付けていいました。

違うよ。泣いていた詩人は知ってるけど、僕は仲間じゃないよ。海猫は怖くなって逃げようとすると、

嘘をつけ。お前は空を飛べるから逃げようって魂胆だな。知っているんだぞ。と怒った詩人は海猫を追いかけてきたので、詩人の届かぬ空へ逃げだしました。


あぁ、びっくりした。それにしても、詩人ってへんなの。


次の街のお昼頃、海猫がご飯をたべていると、おおきくて、すっとんきょうな声で独りで笑いながらうたっているひとがいました。

あんな変な人間は詩人だな。きっとそうだ。
あんなのに追いかけられるのは嫌だから近寄らないようにしよう。

海猫は何も言わずに立ち去りました。


街が夕日に照らされて、まるで赤い舌がたくさん空に向かって伸びてゆく建物をみて、海猫はこの世にトンビより怖いものを見たことがなかったので、少し離れた森のなかに身を隠しました。

森のなかには、暗い影がぶつぶつと何か話している声が聞こえます。

「わたしが、悪いの...。わたしが、悪かったの。...」

影に向かって、海猫は言いました。
ねぇ、君も詩人なの?

影はとまどってから、言いました。
いいえ、わたしは詩人じゃないわ。
詩は時々書くけど。

海猫は大きく首をかしげました。
詩を書いているのに詩人じゃないの?

影はすこし、安堵の声でいいました。
そう、詩を書くけど詩人じゃないわ。
今も書いてたけど、私の詩を見るの?

うん、読みたい。と言った時、変なを感じがしましたが、それが何かは海猫には分かりませんでした。

海猫は影が書いた詩を読んだあといいました。
どうして詩人でもないのに、君の詩は自分のことを悪く書くの?

それを聞いた影は突然、重たい風と共に森の奥の暗い闇に消えて行きました。

詩人でもないのに詩を書いて、自分のことを責めるなんて、本当に詩人ってへんなの。
どっかいなくなっちゃたし。


海猫は森を抜け、また夜の街に戻ろうとすると、
突然、翼に燃えさかる丸太で叩かれた痛みに襲われました。

地面に衝突し、翼を見ると矢が刺さっていました。

近寄ってきた男が、ニヤニヤしながらいいました。
やっと捕まえたぞ。今日の酒のつまみにぴったりだな。

海猫はもうだめだ。と思い、ぐったりしました。

それから男はしばらく近寄ろうとしません。

海猫は変だなと思い、男に話しかけました。
ねぇ、僕を食べないの?

もう、食べてるよ。と男ごく当たり前に変なことを言うので、海猫はこいつも詩人だなと思いました。

男はふふふ。と微笑んでいいました。
そうだよ。詩人だけどゼロの詩人ってやつだな。
お前さん、何やらお腹を壊しそうな詩ばっかり食べたから俺もお腹を壊してしまったのさ。
もうすこし、希望の詩とか、楽しい詩を食べてくれりゃよかったのに。
終わっちまった過去の詩をどうにかしようとしてる、どうもいけねぇ。塩辛いし、酸っぱいし、苦い。

海猫は自分のことを不味いと言われて悲しくなって、最後の力をふりしぼって男に怒りました。

おいらはお前なんかに不味いといわれるために生きてきたんじゃないぞ!!
おいらを空に帰せっ!
おいらを、あの海に戻しておくれよ!!

海猫は言いながら泣いていました。
おいおい泣いて、泣いて
心はもう泣かなくていいと思い始めたのに、、顔が泣きやもうとしないので、そのまま泣き続け、深い闇へと眠り落ちて行きました。








目を覚ますと、いつもの海にいました。
波の音はおだやかで、朝陽が、空と海を、目に見えるものすべてが丸みをおびてみえていました。

海猫は夢だったのかと力が抜けました。
かもめが様子の変な海猫に声をかけました。

おい、ずいぶん、人間のように長く眠ってるから、死んだのかと思ったよ。

海猫はあの男の微笑みを思いだしていいました。

人間になってもいいけど、詩人にはなりたくない夢を見たんだ

友達は首をかしげ、海猫の顔をのぞきこみ、
お前は人間の詩人みたいなことをいうんだな
、といいました。



















1年前 No.12

ハァモニィベル @eyesonly☆AVJdYWehU3w8 ★AyEkM0rDMA_KHM


(るるりらさんのお題)


 【ブロック】



走ってきた。耳を澄ます。真っ暗で見えない。身軽な感じがする。
人影は二つだ。ほんの僅かに、薄っすらと見えたのはそれだけ。
すでに、標的は仕留められ、瞳は宙を見据えたまま事切れていた。
首に刺さった毒針のほかには、何の手掛かりも無い…。


大物の暗殺であった。SPとヤクザ、二つの黒い狼の群れが競ってホシを狩っていた。
「くそっ!どうやって凶器を持ち込んだんだ」罵声を上げた男どもが廊下を疾駆する。
その前を痩せた中年の夫人と、まだ幼く片足が義足の男児が歩いていた。そこへ、
黒い波が殺到し、男児は背中を押され廊下に顔からつんのめり、庇おうとした夫人は、
突き飛ばされて壁に思い切り叩きつけられた。


「危険だから避難して!」誰かが忌々しそうに叫んだ。そして狼の群れは無情に去った。
夫人はゆっくりと、転んで泣いている男の子を抱き起こすとその口唇にほんの幽かな笑みが見えた。


「フッ。なるほどな。まさか、殺し屋が子連れの女豹とは誰も思うまい。凶器の吹き矢は、子供の義足
に仕込んでいたわけか。上手く化けたものだ。」 後ろからゆっくりと現れた男が言った。「俺の名を
聞いたことがあるだろう。通称 ブロックと呼ばれる、殺し屋を見つけ出して始末する殺し屋が、俺さ」





+

  *(BellのStory Sonnet series /十四行詩)

1年前 No.13

鈴木 海飛 @tropicalr ★Android=H1sfX6frQF

お題をだします。
【ゼロの華】


もう、お題の詩投稿はみんなでは土日やろうよとかどーでもいいんだな。最高だよ。ルール違反のゴロツキ達めぇッ!!覚えておけよ。ゼロの詩人達。ゼロの華を見事に咲かせやがって!!お前ら俺のクソrapがどーしても聞きたいらしいな。悔しい!!きぃーーー!!やられたぁ!!あっはっは!!見事なり!!

とゆーことで、自由参加型詩も題名風刺詩もオールオッケー!!

1年前 No.14

ハァモニィベル @eyesonly☆AVJdYWehU3w8 ★AyEkM0rDMA_KHM




『 第一章 第一節 』


適切な強度で/複雑な精度で/カオスの縁を指はなぞっていく。
意味を生み出すフェルミオン。抜け出せない。世界に閉じ込められたまま。

   *
予言する、科学の構造の果てに、石鹸の泡のように
分裂した宇宙。きみの脱け殻。

   *
突如飛躍する、いや、突然崩壊する。真だとしても、偽だとしても。
数学の言葉で書けてしまいながら、証明できない愛の囁き。

   *
悲しみの古代史= City of Destruction。痕跡の乾いた、水没の跡形もない街。
そこでは、詩さえも嘆かない。ぼくたちの眼の前で。






1年前 No.15

ハァモニィベル @eyesonly☆AVJdYWehU3w8 ★AyEkM0rDMA_KHM



 (パラドックス(paradox)とは、正しそうに見える前提と、妥当に見える推論から、
  受け入れがたい結論が得られる事を指す言葉である。[Wiki])


  【Paradox Japan】


いいたいのは、イイたいのは、イイタイノハ
神社のマークじゃん、ナチスじゃないジャン♪

――というRapな出だしはやめておこうじゃないか。
――そうですね。賛成します。
――イイタイコトがあるのかね?
――ハイル(否はい)、ワタクシは、ケンポー改正をここに提案いたします。



それがJapanese paradoxなのかね?
いいえ、違います。
医学における循環器疾患の疫学研究で、10年ほど前に話題になった、冠動脈石灰化所見と心筋梗塞・危険因子をめぐる国際的な比較研究において指摘された⇒ 40代男性で、米国人では5割弱にもおよぶ冠動脈石灰化が日本人では1割強のみにすぎないというその一方で、心筋梗塞の危険因子である(高血圧、喫煙率、コレステロール値)は日本人の方がすべて高かったというパラドックス=日本人がその当時すでに、(血圧、喫煙率、コレステロール値)で米国人に圧勝しているにもかかわらず、相変わらず、心筋梗塞になる率では負けているという現象のことをイイタイのではありません。


ほほう。では、ケンポーの何処を改正したいというのだね、きみは?
ワタクシは、ケンポーのずばり「基本原理」の改正を望むわけであります。
ニホン国ケンポーの原理でありますところの
  (斉一性の原理)
この改正をここにワタクシは提案するものデアリマス。


(斉一性の原理)というのは、――特定の集団が、その内部において異論や反論を許容せず、特定の方向に進んで行く原理現象をさして言います。
そして、(斉一性の原理)のある所、必ず「自薦の用心棒」あり、と言われておる所でアリマス。
 自薦の用心棒というのは、社会の内側に既に形成されている秩序規範を、暗黙の圧力で擁護しようとする存在のことであり、この「自薦の用心棒」は、異論や反対の持つ発言者に対して感情的なネガティブ・キャンペーン等を行うことで、異論・反論者の影響力を弱めようとする輩です。(「自薦の用心棒」の活躍を抑止する有効な方策は、その反論の動機と根拠を客観的かつ明確に表明させること、この姿勢を周囲が貫くことですが、その為にも(斉一性の原理)が強力に支配していているのは困りモノです)。


しかし、ケンポーの原理は確か、三つあった筈だ。中学で習うじゃないか。
そうです。三大原理の内のふたつ目は、〈同調主義〉です。
これは、日本人のくせに、ハンバーガーのように、第一原理を、上下に挟んでいるのです。
 上からは「同調圧力」。これは、地域共同体や職場などの特定集団内で、少数意見を有する者に対して暗黙のうちに多数意見に合わせることを強制する周囲の圧力のことを言います。
 下からは「同調現象」がこれを支えます。同調現象というのは、(これらは全て社会心理学の用語ですが)メンバーの意見がある一定方向のみに傾斜するような事象を指していいます。(ファッションや流行にはつきものの現象です)


同調現象が起きているとどうなるかというと、そこでは、異論は歓迎されないムードになります。そこでは、盲目に「みんな」の意見に従うことのみが歓迎されるようになって、「異論に対しては、論理で反論するのではなく、個人攻撃・人身攻撃で反論され、沈黙を強制される」(Wiki)。すわなち、同調圧力が加わるんですね。


なるほど、その辺はWkiペディアの「同調現象」の項にちゃんと書いてあるようだね。
そうです。以下要約しますと、


強制されてない場合でも、同調現象においては、
周囲を見回した時に、自分だけしか異論を持っていない、孤立した状況だと思うと、自分の異見表明を控える(自己検閲)。

すると、そこには、「全会一致の幻想」が現れて、同調現象のもたらした結果の採決は、関係者「全員」が賛成あるいは反対していると錯覚されることになる。

多少、異見を述べるものが居ても、「自薦の用心棒」がそこには登場する。
「自薦の用心棒」が、「異論が現れないように、外部から情報を遮断する。あるいは、異論を述べそうな人物の影響力を削ぐ」存在であることは既に述べた通り。

又、自分が一旦、同調を受け入れ屈したら、今度は自分が他者に対する同調源・用心棒となる(循環ダイナミクス)。

このように、同調現象というのは、波及的に集団の結束を維持しようと働くわけです。



では、君の強調したいパラドックスというのは、一体・・・?
はい。「アビリーンのパラドックス」という不幸なパラドックスのことです。
ある集団が、集団として意思や行動を決める際に、メンバーが本当に持っている(実際の)嗜好とは異なる決定をしてしまうという現象のパラドックスです。これもWikiから引用しましょう。

●――――――――――――〔引用開始〕
 集団内のコミュニケーションが機能しない状況下〔で〕、個々の構成員が〔勝手に〕「自分の嗜好は集団のそれとは異なっている」と思い込み、集団的な決定に対して異を唱えない〔阿呆な自己検閲の〕ために集団は誤った結論を導きだしてしまう。
 アビリーンのパラドックスは「事なかれ主義」(avoiding "rocking the boat")、集団思考の一例としてしばしば言及される。
――――――――――――●〔引用終了〕

 一例を挙げますと、日本人が正月に食べる(とされる)「お節料理」がありますね。
統計を取ってみたら、現代においてこれは、作る側も一番作りたくない料理NO.1であり、家族も食べたくない料理NO.1であったと、何かの新聞記事で昔読んだ記憶があります。しかし、お節料理は依然として作らなくてはならず、食べなくてはならない料理として(内心じつは皆困惑しながら、アビリーンのパラドックスに嵌って)残存しているわけです。(※と風刺祭り的毒舌をかましておきましょう。同調現象で。)




フフフ。それで、イイタイコトは尽きたのかね?
いえいえ、最後に一つだけ更に言わせて下さい。これで終わりです。
ハーバード・ビジネス・スクール教授のクレイトン・クリステンセンが指摘した、〈イノベーションのディレンマ 〉
について、一言して終わりたいと思います。


これは、経営学理論でして、
「巨大企業が新興企業の前に力を失う理由を説明した」ものです。
これも、客観性を担保するために引用しましょう。

――――――――――――●〔引用終了〕
大企業にとって、新興〔企業〕の事業や技術は、小さく魅力なく映るだけでなく、
既存の事業をカニバリズムによって破壊する可能性がある。
また、優れた特色を持つ既存の商品を持つがゆえに、
その特色を改良することのみに目を奪われ、顧客の別の需要に目が届かない。
そのため、大企業は、新興市場への参入が遅れる傾向にあり、
既存の商品より劣るが新たな特色を持つ商品を売り出し始めた新興企業に、
大きく後れを取ってしまうのである。
――――――――――――●〔引用終了〕(:Wiki)




何となく、君の言わんとすることはわかったよ。で、ケンポー改正を提言するわけだね?
はい。同時に、現行の刑法にある【抗空気罪】の廃止も提案します。
ああ、あれも随分古い条文だからね。

●――――――――――――〔引用開始〕
日本人は、省略表現、指示代名詞、略語、ニックネームなどの一種の暗号を頻繁に用いることで、互いに共通のデコード情報を共有していること、共通の理解があることを確認しあっており、目先の親密さ維持だけを重視するあまり、親密さの表現のスタイルが乱れるだけでもそれに感情的に反応して、「抗空気罪」を適用して断罪するのだ、そこに問題がある、とする。というのは、一対一の場合ならば、「暗号」が復元できないでも、「"例の件"って何だっけ?」と気軽に聞き返せるのに、3人以上の場では空気を乱したとして顰蹙を買い「抗空気罪」が適用されるため尋ねることもできず、情報の伝達が滞り、聞き手には疎外感が残り、話し手には"分からないやつがいる不快感"が生まれてしまう、とする。
――――――――――――●〔引用終了〕(:Wiki 【場の空気】より)



         *

(司会)「紳士淑女の皆様、ご静聴ありがとうございました。
      それでは、次に発表して下さる方は、おられますか?
      あっ、はい、貴方。ではよろしくお願いします。」

 「では、続いて発表させていただきます。
  私のテーマは、【投票の逆理】ーコンドルセのパラドックス―についてです・・・・









                  〔Bell 2016.2.22〕

1年前 No.16

Woodstock @migraine ★iPhone=ioS36K14w6

金平糖

彼はマクドナルドみたいだ。
日本的なものが好きな方々には
なかなか好まれはしないのだろう
そういうスタイルとやらを突き通そう
としている様にみえる。僕なら素直に
恰好好いと思えるなぁ。もちろん決して
僕だって日本的なものは好きにも思えるし
だからってそんなにピエロが嫌いにも思え無いのだ。
彼をピエロとは思わ無いが、彼の目指している
のであろう場所はセサミストリートに思える。
僕にはマクドナルドとセサミストリートは
同じ様にしか思え無いのだ。だから
クッキーモンスターをドナルドの代わりに
起用すると好いんじゃないだろうか。
つまり僕が此の風刺詩?で伝えたいのは
彼をドナルドだと思わ無い事は確かだが、
それでもスタイルとやらをキャラみたいに
変更し得るものだと考え得るかぎりで、
彼はクッキーモンスターになるべきではないかと
そうしたら僕もエルモとして応援するのになぁと
僕はそう考えるのであります。

1年前 No.17

るるりら @tokoro10☆lvBAXJMdEOfl ★VNKHgCHA6l_mgE

ねことバス さんの提出お題より


「失ったのはなに?」



白旗を立てたのは
はじめてじゃあなかった
すべてを 無かったことにしたことは
はじめて じゃあ無い

終らせるつもりで立てたフラッグ
あの日 あの場所で憎い辛い人の傍に立てた
悔恨の白い旗

いま あの場所に行ったところで
あの人はいない
あの景色も きっとない
それでも 旗だけが
朽ちもせず
私自身にすら忘れられても
たなびいていた

私は、あの旗を回収して来よう
わたしだけが知っている旗
失っていたものは私の分身
白旗を振る同時に 捨てられたのは私の一部

今の私には 旗を集めることができる
家来を持たぬ 王のように
孤独な記憶の大地に赴き
成熟するほど若くなる女王のように
旗を丁重に わたくしのこの胸にいだき

すべての白旗を翼として
悠々と
明日の空を飛ぶ



******
>>14 土日とはかいてあったけど、みんながするなら私も黄色の信号を渡りますです。イエイ

1年前 No.18

るるりら @tokoro10☆lvBAXJMdEOfl ★VNKHgCHA6l_mgE

ハァモニィベルさんの御題で

【Paradox Japan】(パラドックス・ジャパン)

かつて 大本営のあった場所は晴天なり
銀のフォークの並ぶ部屋から見下ろせば
ゆっくりと雲が流れるたび
ナイルの川ほどではないにしろ ゆたかな水が輝いて
四方形の掘が 清浄に保たれている

同席の彼女は 九十歳をまじかにしている
膝に自分の骨を粉にしたものを材料にしたものを埋め込んだという
手術の後で医者に杖をつくことを勧められた
スフィクスのような医者に
人生の朝には四本足で
昼は二本足
夜では三本足と 答えてあげたかったのだけれど
杖を使おうとすると 杖をつくリズムが解らない
杖を頼りにしなればいけないものには 簡単だが
普通の足だと杖をつくタイミングが解らない


ちいさな袋の中には
いろんな亡くなり方をした家族の写真
核をしらずに広島入りして亡くなった方も 兵隊の姿のまま
彼女の足取りは 二本足だが
からだごとなくした人々と 同じ足取り

1年前 No.19

鈴木 海飛 @tropicalr ★Android=H1sfX6frQF

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1年前 No.20

@uui ★Android=rcBq9eCwBW

「失ったのはなに?」ねことバスさん提出お題

あたし、珈琲の種植えてた。
「珈琲の種?」
うん。珈琲の種。すっごく苦いの。
「ふぅん、苦いと大変だろ?」
うん。大変。あのね、やりたくないのに、意地悪もしたの。
「それは、よくないな」
うん。あのね、ちゃんと、謝った。
「許してくれたか?」
ううん。応えてくれないの。でも、あたし、珈琲の種、植え続けるの。
「ふぅん。偉いな」
えへへ。嬉しい。ありがとう。
「子ゾウや子キリンは喜んでたか?」
うん。珈琲の種で、守ってあげたの。
「そうか」
うん。
「でもな、篤、珈琲の種は、嘘の名前だから犬には言ってはいけないよ」
うん。本当は、葉っぱって言うって、ライオンが教えてくれた。
「キングか」
うん。あたし、この国嫌い。
「篤、滅多なこと言うなよ。犬に見つかったら」
……でも、父さんや母さんがあたしに居ないのも、この国に居たからだもん。あたし、この国嫌い。
「篤」
あたし、お腹いっぱい、ご飯が食べたい。葉っぱ植えなくても良いくらい、お金持ちになりたい。あのね、日本って国には、あたしみたいな子供いないって、子虎が言ってた。あたし、日本に行きたい。ひもじい思いは、もういやだ。
「……





1年前 No.21

@uui ★Android=rcBq9eCwBW

「ブロック」るるりらさんお題

「わんわわわわん!」
「うるっさいわねぇ、もう、眠れやしない!あなた、ルビーのお世話ちゃんとしてよ」
「俺は、仕事で疲れてるんだ。大体お前が飼いたいって言うから態々……」
「あんなに手が掛かるなんて知らなかったのよ」
「わわわわん!」
「バンッ」ドアを締める音
「明日、保健所に連れて行きましょう」
「……仕方ないな」

ブロック

「う、ん」
「ここは……」

ブロック

「ざわっ」
「人間がっ!目を覚ましたぞ!」「情状酌量の余地なしっ!殺せ!」「殺せっ 「殺せっ」」

犬が二本足で、立ち、裁判をしている。
裁判長は、あのルビーだった。

「カンカンカン 」
「皆のもの、静粛に!」

「我々は、人間のように理性を失った獣ではない!死刑制度は、既に撤廃されておる!」
「ざわ」

「無期懲役を言い渡す!」



1年前 No.22

鈴木 海飛 @tropicalr ★Android=H1sfX6frQF

いやいや、世の中みだれまくってますね。昔からでしょうが、Yahoo!ニュースをみただけでいくつかかけそうですな。


ただいまの募集風刺詩のテーマは


【Paradox Japan】(ハァモニベル様より)

【失ったものはなに?】(ねことばす様より)

【ブロック】(るるりら様より)

【ゼロの華】(考案者ハァモニベル様 パクリ魔鈴木 海飛 )

【類型論】(澤あづさ様より)

【お金】【無情なる獣道】 (鈴木 海飛)



テーマとは関係のない自由風刺も同時進行で開催しておりますので、 皆様、奮ってご参加の方おねがいしゃます!!m(__)m





1年前 No.23

ハァモニィベル @eyesonly☆AVJdYWehU3w8 ★AyEkM0rDMA_KHM

メモ欄に記載されております凡例によれば、「お題だけ書込」むのもOKとありましたので、
上記のテーマに、さらに次のタイトルを加えて下さい。

    【ぼくときみのファルス】(or【ぼくたちのファルス】)


これからお休みになる方も、そしてお目覚めの方も、よろしくお願いいたします(午前と午後が逆だろ―爆問田中風ツッコミ)

1年前 No.24

ハァモニィベル @eyesonly☆AVJdYWehU3w8 ★AyEkM0rDMA_KHM

(鈴木海飛さんのお題)




『ゼロの華』


いくつかの過去が一つの未来で出会う日がある

 僕たちの現在

それぞれの「今」。

 何処にある? 一体。 どこに。
  いまは? (いまさら)


 (  引き返せない

 新しく始められる

      失いたくない  )

     今。今。今。今。今。・・・

    「今」は、
    何処に?ある


   *
「今」を殺し続ける者が、
「今」に殺され続ける者だったとき、――犯行は明かされる。

「探偵よ。安心してもいい
「次に、俺が片をつけるのも、やはり他ならぬこの、俺なのだから」

あまりにも過去な「いま」ばかりに縛られた俺に、
「与えられた猶予」が、 ――今であるなら


「犯人よ。君の悲しみの今を許すよ
「君の中のぼくを、
「ぼくの中の君を、ぼくの今の悲しみが許すよ
「ぼくもまた、大切なものの為、汚れ、枯れてゆくだろう…」


「人々は、地表の哀れな枯れ草としか、見はしない。
「根が、土中の根が、いまも…、これからも…、美しく生きていても」















〔 ハァモニィベル作 『ゼロの華』 ――2016.2.24〕

(memo: この題でさらにもう一本書くかもしれません。未定ですが。)


1年前 No.25

鈴木 海飛 @tropicalr ★Android=H1sfX6frQF




「失ったものはなに?」



失ったものは荒野に枯れた愛の花

ほこりにかすむ平野の先、

歯を食いしばったまま

しおれてる


失ったものは 我が玉座

王冠より鎖の方が軽いと笑う

本当に全てを捨て去るため

生きていくために性転換


失ったものは、何?

海を渡り走る足、と 少々の魔法



失った変わりに得たものは

思い出せずにいるばかり

失ったものも得たものも

どうやら、傘といっしょに置き忘れ


今晩、濡れて寂しがる

朝には忘れる夢にでる




見つけたものは、男の紙芝居。

終わりと始まりが白紙の紙芝居


















1年前 No.26

ハァモニィベル @eyesonly☆AVJdYWehU3w8 ★AyEkM0rDMA_KHM

(澤あづさ さんのお題:【類型論】)



◇ 詩集 『類型論』

  ー もくじ ー

T 『 』とか『 』とか『 』

   冷ややかな始まり
   盲目言語群
   渦状反応連鎖
   黙考する樹液
   単性深化自治区
   即興のフォルム

U サピアウォーフの虹

   手錠の色合
   失くした色鉛筆
   2月の異相報告書

V ディスクールの庭園

   語られなかった狂気
   意識化の時代
   筆圧神経症の街路で
   空白の悟り

W 超越の他者

   絶対の次元
   跳ねるフッサール
   超越の樹
   他者に潜む解

X =各対応類型除雪=

   Type1孤立
   Type2膠着
   Type3屈折
   Type4欠落{音韻/統語/語彙}


あとがき/解説:

  表象は手掛りであって解ではない  ハァモニィベル







〔 Bell's 前衛処理作品 ―2016.2.25 〕

1年前 No.27

るるりら @tokoro10☆lvBAXJMdEOfl ★VNKHgCHA6l_mgE

【ゼロの華】(鈴木 海飛さんの御題 )


からたちの木は 棘だらけ
それでも夏には まるく緑陰つくります
嶮しい棘が獣に怖れを与えることを止めません
冬には 雪に伏せらながら
からたちは夢を見ます
なにもかもを無に帰すという目標です

明日は根となり
木の葉となり
鳥を呼びながらも棘で怖れさせ
空の清浄さを ひたすら集めて丸めて
なにもかもを無に帰すのです

からたちの花が咲くのは四月
ゼロになった空に 白い花が咲くのです

1年前 No.28

るるりら @tokoro10☆lvBAXJMdEOfl ★VNKHgCHA6l_mgE

×冬には 雪に伏せらながら
〇冬には 雪に伏せられながら

脱字です。すみません。

1年前 No.29

鈴木 海飛 @tropicalr ★Android=H1sfX6frQF



「きみとぼくのファルス」


我々にとっての悲劇をみて
山高帽子にコツンと、
コイントスする観客
彼らにとっちゃ喜劇なのか
それゆえに我がファルスというものは
着地の知らない翼なのか
果たして、
これは俺の望んだファルスなのだろうか

~~~~~~~~~~~~~


かつて、本多という名を使う
詩人に愛を捧げた。
結末はさよならの異口同音
愛してるという言葉でふたりは沈黙を守る

それから、私はしばらく雨の犬になり、ゴミをあさっていきていた。

そのうち、あの人がいる海を渡ろうと舟に乗るも、
舟は沈没して、
私は海の底に住む船や旅人を襲う怪物となった。
恐れられて、嫌われて、
船からは色んな言葉のゴミが海の底に捨てられてくる。

私自身、海の膜からは、ここに溢れる見知らぬ言葉の息苦しさからは逃げられないのだ。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~

トゲを刺してやろうと雲丹達の喧嘩

つんつん、つんつんと

相手を刺そうとしますが、

なかなか、とげだらけの体ではトゲが邪魔して

相手にとげはささりません



>゜)))彡 >゜)))彡 >゜)))彡


スイスイと雲丹のまわりを泳ぐ

>゜)))彡>゜)))彡


異口同音の孤高な魚群

)))彡

なにしろ雲丹はとげだらけなので

相手に刺すとげとは

違うとげも刺さったりします

~~~~~~~~~~~~~~~~~



インターネットラヴァーズ

どんな恋人達にも見えない制約がある

ネット環境における恋人達というのは

どうやら更に住みにくい。

言葉は必要最低限に絞らねばならない

そうでなければ、君の恋人は

君の言葉すべてを拾い上げ、

自身に言われたものだと思う

やすらかなる言葉も、他愛のない毒をもつ言葉も

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


さて、あとはなんで、

君をそういう風に

させたのか

よくわからなくなってきたから

いつもどおり、教えてくれないかね。

ピエロはそういって、肩をすくめた。




~~~~~~~~~~~~~~~~~


















1年前 No.30

ハァモニィベル @eyesonly☆AVJdYWehU3w8 ★AyEkM0rDMA_KHM

お題と、詩
http://mb2.jp/_poem/303.html-539,545,547

 ※ここと連動しているコメント会場の方に作品が出たので、こちら本来の作品会場へ(リンクで)戻します。

1年前 No.31

ハァモニィベル @eyesonly☆AVJdYWehU3w8 ★AyEkM0rDMA_KHM

 次のお題に挑戦される方はどうぞ。

            ( 追加のお題:『むかむかむか』 )

1年前 No.32
ページ: 1

 
 
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