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雨の詩 U

 ( テーマ詩投稿城 )
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心結★u2Tus9yylzc

前のが100いったんでU立てますw

雨に関する詩ならなんでもドウゾw

2006/07/20 23:30 No.0
ページ: 1 2


 
 
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0 ★AU=8PWzF/k5NaY


雫が視界に飛び込んできた。

それは肌に触れ、それを伝って地上に落ちる。

空を見上げる。

薄く広がる青空。優しく輝く太陽。

何故雨が降るのかと疑うくらい、綺麗な光景。

それでも雨は降る。暖かな色彩を宿した空から、規則的に。

静かに 切なく 哀愁の音を響かせて

ただ降り続ける。

また空を見上げて、想う。

──Brilliant rain.

密やかに沁みるその雫は 涙と共に土に還る。

2007/12/20 12:38 No.54

DIGITALian ★1ZiD0Fw.tKE

"滅びゆく純白"


四季の彩りを滲ませて
時計の歩みをかき消して

まだ 雨音が已まない


だれかが どこかで
哀しんでいる 雨音が

だれもが いつでも
押し殺してる 雨音が


僅かな晴れ間を霞ませて
触れ合う温度も流されて

もう 雨音は消えない


太陽を知らない
蒸発などしない

陽炎の夏 蝉の歌のように
コンクリートは汚れてしまった


願うのは だから
滅びゆく純白

両のかいなで抱きとめて
この街の すべての音を




雪の降り初める朝焼けの静寂は、廃墟にも似た響きで。
せっかくの季節なので、雨→雪ということで。

2007/12/20 14:12 No.55

真空 ★Fx6p9MThgAc

もっと激しく

私の顔を隠すくらい

私の叫びを消してしまうくらい

もっと激しく

悲しみも 苦しみも 絶望も

この雨と一緒に流れてしまえばいい

もう二度と晴れなくてもいい

太陽なんて醜い私を浮き彫りにするだけ

月なんて浅ましい私を照らすだけ

どうか誰も気づかないように

すべて流して

壊れてもいい

いっそこの冷たさで全て凍てついてしまえばいい

私の愚かな願いなど誰にも聞こえなければいい

2007/12/20 17:41 No.56

男? ★1dqaiyq3RHc


光る水溜り

映し出す君

それを見ている僕

永遠に

ここに居たい

と想った。。

2007/12/20 19:04 No.57

写楽 ★aa.iLhP593w

雨は好きだ

君が
楽しそうにするから

僕が好きなのは君

君が好きなものを好きになっても良いだろ?

2007/12/20 23:41 No.58

のりまき☆xt79m4ZSl0E ★1SPGPI0Am9s

みんな晴れが好きっていうよね

お日様綺麗だし
外で遊べるし
暖かいから

でも、あたしは雨も好き
雨はお日様とは違った輝きがあるから

それに

雨の日には可愛い傘をさせるし
大好きなながぐつをはけるし
お気に入りのかっぱを着れるから


2007/12/26 10:57 No.59

ひがみねこ@blackout ★SOFTBANK=Hxq05G94zP


《気にすんなー》

雨は冷たいなー
濡れると面倒臭いしー
何かしら乾かさなかんしー
詰まんないしー

雨は温かいなー
濡れたら柔らかいしー
何かしら淋しいしー
いつだって。

雨は悲しいなー
濡れると寒いしー
何だか落ち込むしー
ぐずぐずしちゃってさー

雨は嬉しいなー
濡れると苦いしー
何だか不安だけどー
けどー
何だってそうだから。

2009/12/12 22:44 No.60

狂月(マッドムーン)@witch☆DVrNZ0GrshQ ★uMz36FAXiuY

雨 雨

ふれふれ

流してしまおう
洗ってしまおう

過去も 僕も

だからまだ 止まないで?

2010/02/02 15:39 No.61

飴屋まこ ★AU=wEO4EH.3nV


僕が来ると言うんだ
みんなして言うんだ

今日ハ雨カ
気ガ滅入ル

こっちのセリフだよ

なのに君ときたらさ
1人ずれてるんだね

僕が来ても笑顔で
水溜まりで跳ねてる

きれいな青色の
雨合羽なんか着て

赤いランドセルには
ちょっと合わないけどね柄がおひさまなのは
ちょっと気になるけどね
なんだか君が
笑ってたらさ
それだけでほんの少し

頬が濡れた

2010/08/25 02:23 No.62

鈴蘭 ★nB.9gvtTSBo_tG

雨が激しくふる

木々が踊る、風が舞う

これは『嵐』と言うの

でも私は思う

あの木々に、風に

なれたらどんなにいいかって

あの激しい雨に

全て洗ってもらえるから

汚い部分

もうこんな自分が嫌なの

木々や風になれないのなら

雨よ、どうか

私のもとにふりそそいで

『きれいな私』に

なるために―

2010/08/25 10:12 No.63

桜空 流雨.@hiba0muku ★KrbE9zLzYMw_TT


僕は雨が好き
嫌な事も 自分の汚いものも
全て 洗い流してくれる

だけど

あの人は雨が嫌いなの
大好きな学校の校庭が
悪趣味な模様に
大好きな空は見えなくて…

でもね

僕、聞いたんだ


「窓から見る景色は嫌いじゃない」


じゃあ
今夜は僕が踊るのを見てて

2010/08/26 09:14 No.64

鈴蘭 ★nB.9gvtTSBo_tG

雨よ歌え

リズミカルに踊れ

歴史を刻め

私がここにいた事を証明するかのように


雨よ歌え

リズミカルに踊れ

歴史を刻め

本当の私が

消えてしまった事を証明するかのように−

2010/08/26 12:11 No.65

鈴木 海飛 ★sapidz4Sfa_tEA



「砂の雨」





また幾度、このもどかしさに くやしさに

打たれなければならぬのか


この薄暗い夜の、

砂の雨 打たれなければならないのか


私の感情を金属質にする 砂の雨

降り積もり、私を怒らせ 炎上させながら

私から奪ってゆく 私の街のすべての白を

あの薄暗い雨雲の白に奪われ 染まる


雨にうたれて 肩が落ちる

奪われて、食いしばる歯も 奪われて

冷えて固まった 私という青い金属

あの雨雲ような冷徹によく似ているだろう

違うのは私と雨雲という名前だけ



あの友でさえも、あの雨雲の薄暗い白に

一方的に奪われることしかできぬのか

これが運命だとするならば

これが、神が与えた乗り越えねばならぬ試練なのだとするならば

あまりに 一方的に 冷たいのではないか



最後に 街灯のあかりの下で 友に伝えさせてほしい

それはまだ、わたしが熱い金属であるうちに


雨に濡れて、冷えて 奪われてゆくことを 気にもしない そんな

いきものなど この世にいやしない

ついに僕はこの雨を 憎みだしたと

しかし、『僕』のまま うたれっぱなしだと

、思うのなら大間違いであると


この砂の雨に受けた白い傷だけは

もう二度と雨雲の白に奪われやしない





5年前 No.66

★xtmUc5T14J_6xX

     「あめ」



葉っぱめがけて あめポンポン

お花にキスして あめポンポン

ひろがる傘に  あめポンポン

わんこの鼻に  あめポンポン

ポンポンポンポンあめポンポン

とおい空から  あめポンポン

わたしをゆらしてあめポンポン

5年前 No.67

綾瀬 癒兎@ayase04 ★AABl18lQaV_Ol1


「止まない雨は無いから」

と、あの人は言いました。
そっと傘を差し出して。


雨は降り続く
あの人はもうここには居ない

雨はやむ事を知らずに
あの日貰った傘など役にはたたない程
冷たい滴を打ち付ける

――雨は いつか止むのでしょうか?――

ふと、足音に気付く


懐かしい声が聞こえる

見なれた傘。

5年前 No.68

@migraine ★SOFTBANK=tySPsOir2y

 +



雨だって一人で落ちて来ない。

「みんなぁ!一緒に!飛ぼうよ!」

僕ら一斉に屋上から飛び降りる。

虹が架かったよ。

明日は晴れるかなぁ。



 +



水溜まり目がけて小石を投げて、
明日の僕を消すんだ。
さようなら、明後日の君。

5年前 No.69

えりたむ ★4cIopSMxEp_77F

真っ黒い雨が東に降る
真っ黒い雨が北に降る
真っ黒い雨が西に降る
真っ黒い雨が南に降る

逃げ場はもう無いんですか?


___まだ死にたくない

そんなこと言ってももう遅い


汚れてくこの身体

「いい加減やめてくれないか?」

そう問いかけても答えてくれない大人がいる

あんたらこれから先どうするつもりだよ


身勝手な奴らのせいで
空から雨が降るのです



「この水って飲んでも死なないんですか?」

もう答えはわかってる

わかってるから




最期ぐらいは楽してぇな

5年前 No.70

ラエルスーン ★BJtyyqAtl1_a59

心を洗い流す雨

洪水のように

マシンガンのように降り注ぐ


立ちつくし ただ雨を浴びると

いろんなものが削げ落ちて

雨がやむころには

明日を臨める自分になれる


また がんばれる

きっと

次の雨までは





5年前 No.71

@migraine ★WILLCOM=XGq9VxwLPT

>>69



晴れてるのに雨がふっていて
ふってるのにあるいてた雲が
虹の分け目をしゅるしゅると

プリン体のお化けが
迷い道で、立って居て
のら猫の僕が就いて行くの。

ちゃぽん、て
脚、ぬれちゃった
から手、拭いて
てぃっしゅぺぇぱぁ
下さい裸んぼなの、
はずかしい。

助けて、



「でもね、君、



 ――虹が架かっとぉ、」

4年前 No.72

僻猫 @migraine ★iPhone=ioS36K14w6

あめのいろにうたれて僕のいろは
なにいろ「あめのいろに
あめのいろにうたれ「うたれて
僕のいろはなにいろ僕のいろはなに

いろ
僕のいろはなにいろ」
なにいろ「あめのいろに
なにいろのあめのいろにうたれて
僕のいろはなにいろ」
あめのいろ。

僕というものがあったという
いろ。僕というものがあったという
あめのいろ「なにいろのあめにうたれて
僕のいろはあめのいろ、

そういうものを考えるのが常だという
人間のようになりたかった。

2年前 No.73

雨降り☆AbEaVPaDAL0x ★SOFTBANK=EGRcmTx5Om


【ねがい】


雨の夜には太陽を願い
渇いた朝には雫を乞う
僕らは足りないもの探しの天才だ

 だだだ、と傘を打つ雨の下
 信号待ちの交差点は川になる
 赤いサンダルの内の踵まで濡らし。

雨の夜には雨音を疎み
渇いた朝には空を睨む
僕らは嫌いなもの探しの天才だ

 ざざざ、と水を跳ねるトラック
 飛沫と雨に包まれて何も見えなくなる
 私からも、世界からも。


ねがいはいくつ
 ねがいはいつも
  ねがいは ねがいは


気付けばとうに青く光る信号
ひとつだけ息を吐いて

やっぱり、歩き始める。

1年前 No.74

莉佳 @mulu921 ★Nh9TVir9nF_m9i



雨がやんだ

晴れの空の下に水たまり

そこにぽつぽつと

目から溢れる雨がふった

1年前 No.75

雨降り☆AbEaVPaDAL0x ★SOFTBANK=EGRcmTx5Om

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1年前 No.76

雨降り☆AbEaVPaDAL0x ★SOFTBANK=EGRcmTx5Om


【雨】


錆と機械油と泥のにおい
やわらかな臓物を晒すように
切り抜かれたアスファルト

脈打つような雨足

乱雑に敷かれた鉄板の仮歩道
滑らないように足首を強張らせながら
深く抉られた土に見入る

また雨が強くなる
傘を世界を叩く、叩く

半ば埋もれて水浸しなシャベルの
てらてらと光る切っ先
その一点に

ただ
欲しい、と

その切っ先が欲しい、と願った。

1年前 No.77

雨降り☆AbEaVPaDAL0x ★SOFTBANK=EGRcmTx5Om

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1年前 No.78

雨降り☆AbEaVPaDAL0x ★SOFTBANK=EGRcmTx5Om


【雨粒】


あまつぶが
かおをうった。

バスを待つ十五分
肩を竦めて震えながら
ぼんやり、と
目の奥で言葉を繰って居る時

あまつぶが
かおをうった。

鋭く、みじかく
そっと、冷たく
閉じた私を
ノックする様に

あまつぶが
かおを、

叩いた。

1年前 No.79

雨降り☆AbEaVPaDAL0x ★SOFTBANK=EGRcmTx5Om

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1年前 No.80

雨降り☆AbEaVPaDAL0x ★SOFTBANK=EGRcmTx5Om

【中途半端】


ぼつ、ぼつと
雨粒が

アスファルトの砂埃を弾き
手に提げたコンビニ袋を鳴らし

薄手のカーディガンを浸透し
サンダルの先の親指を叩き

なのに
角砂糖のようには
私を溶かさない。


ぼつ、ぼつと
雨粒に

叶いもしない
望みを、呟く。

1年前 No.81

莉佳 @mulu921 ★Nh9TVir9nF_m9i

傘にぽつぽつ雨があたり

その音に合わせて自分もどこか壊れてく

でも空が晴れると

何事もなかったかのように

私はまた空を見上げる

1年前 No.82

雨降り☆AbEaVPaDAL0x ★SOFTBANK=EGRcmTx5Om


【営み】


壁ひとつを隔て
真夜中に、雨は降る。

朝顔の蔓を潤し
老いた烏を眠らせ

壁ひとつの彼方
真夜中に、雨は営む。

1年前 No.83

莉佳 @mulu920 ★LSBHBchGE7_Qs2

溶けそうな度に重ねていく

その度により深くなっていく

最初が分からなくなっていく

ぐちゃぐちゃで

どこが目かなんて分からないけど

雨の中

笑いならがまた重ねていく

1年前 No.84

雨降り☆AbEaVPaDAL0x ★SOFTBANK=EGRcmTx5Om


【Noli me tangere】


土砂降りの下に在って
海は、変わらず海の儘だ。

傘の下に在って
私は私だ、と吐き捨てた。

雨は海面を叩き続け
やがて乳白色の空と入り交じる
その靭やかな曖昧さが
今日は許せなくて

霞み立つ彼方を
ひたすら、睨んで居た。

1年前 No.85

雨降り☆AbEaVPaDAL0x ★SOFTBANK=EGRcmTx5Om


【雨に】


雨が本降りな夜には
道路に面した壁に耳を当てて
眠るように、眼を閉じる。

立ち塞がる有象無象を薙ぎ払い
歩みを進める熱量は、私には無い。
羨むでは無く、ただ見送る。

雨音が
続く
鼓動も
熱を失い
雫に紛れて
ひたすら
雨音に
溶け


眼を開けば
未だ動きを止めない、この肉。
ひとつだけ吐く溜息は
生温く、重い。

1年前 No.86

雨降り☆AbEaVPaDAL0x ★SOFTBANK=EGRcmTx5Om


【ざぁざぁ。】


夕暮れ過ぎから
雨粒はその大きさと勢いを増して、
料理や音楽の合間にさえ
地面を叩く音が響いて来る。

ざぁざぁ、
ざぁざぁざぁ。

何故だろうね
ほんの少し心が浮き立つよ、

いちばん安物の
透明なビニール傘を選んで
何処かへ
訳も無く出掛けたい。

ざぁざぁ、
ざぁざぁざぁ。

夜の帳はとっくに落ちて
声も姿も雨音にみんな紛れてしまうから
もう憂いは要らない
傘を殴り付ける雨粒の響きばかりに
身体を解こう。

ざぁざぁ、
ざぁざぁざぁ。

ざぁざぁ、
ざぁざぁざぁ。

1年前 No.87

莉佳 @mulu920 ★LSBHBchGE7_Qs2

静かな教室
先生がチョークで黒板に字を書く
リズムに乗るように手を躍らせながら

その音に反抗するように

雨の音が重なって
教室が音で包まれる


ああ 今日は賑やかだな

1年前 No.88

雨降り☆AbEaVPaDAL0x ★SOFTBANK=EGRcmTx5Om


【Rain】


防波堤の裏に立ち
寄せては砕ける漣の、
その飛沫が昇る先を思う。

微かな塩が
ひとつ吐く息の微熱と交じり、
天の気流に送られた先で
雨となれば良い、

雨と降れば良い。

1年前 No.89

@migraine ★iPhone=ioS36K14w6

強みに埋もれていたのか
照らし合わせた事もない
其れでも力を抜かせてはいた、
打ち付け合う様にしながら傘と
傘の合間の雨より強く、
行き当たる風を掴み損ねたまま。

1年前 No.90

雨降り☆AbEaVPaDAL0x ★SOFTBANK=EGRcmTx5Om


【喝采】


一掬いの雨が
アスファルトに臥した
蝉の羽を濡らす

じ、じじじ、じ

一掬いの雨は
力尽きた蝉を潤し
ほんの僅か、震わせる

じ、じじ

ひとつの生命を
讃える拍手のように
雨は強さを増し

やがて喝采に包まれ
蝉は眠る

静かに、眠る。

1年前 No.91

雨降り☆AbEaVPaDAL0x ★SOFTBANK=EGRcmTx5Om


【時雨】


ずざぁ、と雨
夜の中を満たし

ごう、と風
夜の中を疾り

ぽつぽつと点く街灯
まるく雨を映し

雨宿りの軒から落ちる
幾重の滝

時雨、

時雨。

1年前 No.92

雨降り☆AbEaVPaDAL0x ★SOFTBANK=EGRcmTx5Om


【俄雨】


夏の終わりに
走り抜ける俄雨

ほんの一呼吸で
ブラウスから滴る雫
飛沫に洗われてゆく歩道

掻き上げた前髪の向こう側
重い雷雲の狭間には青空
突風にはためく袖口

ほんの一呼吸の後
狂騒の刻は過ぎ、

呆気なく
青空。

1年前 No.93

雨降り☆AbEaVPaDAL0x ★SOFTBANK=s7vvki1cQh

【雨、十月】


永く緩い欠伸の様に
ゆるゆると雨

重い瞼が閉じてゆく様に
しっとりと雨

夏の名残りの熱
ほんの微かな火照りを冷まし
世界を眠らせ始める

紡がれる子守り唄の響き
やわらかに、

雨。

1年前 No.94

雨降り☆AbEaVPaDAL0x ★SOFTBANK=s7vvki1cQh

【田】


稲が緑の幼い葉だった頃
水田に雨はぴしゃぴしゃと降った。

稲が黄金色の穂を垂らした頃
水田に雨はさわさわと降った。

稲を刈り終えてがらんどうな今日
泥田に雨はだぢだぢと降る。

1年前 No.95

雨降り☆AbEaVPaDAL0x ★SOFTBANK=s7vvki1cQh

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1年前 No.96

雨降り☆AbEaVPaDAL0x ★SOFTBANK=s7vvki1cQh

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1年前 No.97

雨降り☆AbEaVPaDAL0x ★SOFTBANK=s7vvki1cQh

【花】


傘を忘れて
前髪に伝う雨の滴は
とうめいな蕾

ぱ、と指で弾けば
一息に咲き誇り
一息に散る

傘を忘れて
見上げた鼠色の空から
とうめいな花吹雪

花の色に染まる体へ
花の熱が滲みてゆく

傘を忘れて
今日、


11ヶ月前 No.98

@migraine ★iPhone=ioS36K14w6

そんなにも悪いことをしたわけではないとおもう朝
ぼくはただなにか助けになるならとおもっただけなのに
妻にしかられました、評価が下がるでしょうって
その評価をあげたくてしたことでさえないのに
とはいえ評価があがってしまうのを嫌がるならまだしもと
それくらいに思うくらいなだけのことなのに
僕を一晩これだけ悩ませて何とも思わず逆切れしたまんま
僕にとっちゃあ君こそ悪だよ、そんな悪い君が好きだなんて
口が裂けても言わないなぁ。

11ヶ月前 No.99

雨降り☆AbEaVPaDAL0x ★SOFTBANK=s7vvki1cQh

【早春】


冷たい雨が
なのに温かな季節を引き寄せ

色の無い雨が
なのに木々を若葉を染める

鋭さを持たぬ雨が
なのに硬く凝った土を穿ち

まろやかな雨が
やがて生まれ来る総てを濡らす

きりきり、と
おおきな不思議の歯車が
世界を春へと裏返してゆく
その狂騒を

うっすらと白い霧雨の此方
傘の下から、覗き見る。


10ヶ月前 No.100

雨降り☆AbEaVPaDAL0x ★SOFTBANK=s7vvki1cQh

【春】


明け方迄に
雨は止むだろうか

水溜まりを踏む煩わしさと
薄明かりに垂れる銀の糸

明け方迄に
雨は止むだろうか

傘越しに何時も濡れる左の肩
柔らかに溶けた土を割る彼岸花

明け方を待って
今日は少し遠くへ歩こう

雨が止めば良い
雨が降れば良い

春の中を。


10ヶ月前 No.101

雨降り☆AbEaVPaDAL0x ★SOFTBANK=s7vvki1cQh

【あめ】


雨は
雨だ

憂鬱も豊穣も
かなしみも安らぎも
雨の内には無い

雨は
ただ、雨だ


8ヶ月前 No.102

雨降り☆AbEaVPaDAL0x ★SOFTBANK=s7vvki1cQh

【梅雨】


煉瓦色の歩道は
水溜まりに沈んで
その色を深め

煉瓦色の水溜まりは
大粒の雨に波立ち
その紋様を揺らし続ける

花柄の傘の下
梅雨が塗り替える世界に
只、見惚れて

花柄の傘の下
しっとりと濡れてゆく躯を
只、味わう。


7ヶ月前 No.103
ページ: 1 2

 
 
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